ライヴの記録です。私が観たものを中心にしているため、矢野さんの全ライヴの記録という訳ではありません。
また、 がついている公演は、私は行っておらず、皆さんからセットリストなどを送っていただいた物です。
1981年4月21日〜7月1日 29回
私の観た最初のライブです(@大阪厚生年金会館大ホール)
湯村輝彦氏デザインの書き割りが並ぶ舞台、『ただいま』の頃のコンサートだけにステージも音もそういう感じでした。確か、オフコースの『YES NO』を歌われたという記憶があります。すごくいい演奏だった。
1981年11月〜
大体、年に一回のペースで、渋谷のジァンジァンという小劇場で公演をされていました。私が最初に行ったのは1985年の9月17日です。小さなスペースだけに、矢野さんがすごく近く、親密な雰囲気の中での演奏でした。
前半はソロのピアノ弾き語り。後半にシークレットゲスト登場というのがパターン。私が観たゲストは、山下達郎&坂本龍一、サエキけんぞう、大村憲司、渡辺香津美、大貫妙子、佐野元春。小劇場とは思えない豪華ラインナップ! 是非復活してもらいたい。
1984年
このコンサートから舞台美術の立花ハジメ氏とのコンビが始まりました。立花氏にとっても初めての舞台芸術ということで、ダンサーのシルエットが影絵のように写される場面や、ラストの映画のクレジットのような終わりかた等、凝った演出がされていたと記憶しています。どうしても彼らの音が欲しかったからと、ベースとコーラスをテープで参加させるというのも凄いですね。
1985年
1月に有楽町朝日ホールで公演。その後、12月11日に日本青年館で再演。私が観たのは12月の方。『BROOCH』からの曲ばかりかと思いきや、ポップなオリジナル曲も演って、お特な公演でした。通信販売されたシングルセットのパッケージからくりぬかれた黒い厚紙(分かってもらえるかな)が、装飾に再利用されてましたね。
1987年
この時期の矢野さんの活動を締めくくるにふさわしい豪華ツアーでした。超強力バックバンドと息もぴったりの演奏に加え、ギターを弾き、タンバリンを叩き、踊る、矢野さんの大活躍。コンサートパンフレットの充実も凄い。
1991年2月5日
昭和女子大学人見記念講堂で「第7回東京ミュージックジョイ」の一公演として、ギターとパーカッションとのトリオ演奏を聴かせてくれました。Nana氏との「いもむしごろごろ」が、特に印象に残っています。
旭さん、ありがとうございました。
1991年
いきなり、「これでいいのだー」と歌いはじめるオープニング。ドラムのタイトな音がかっこよかった。特に『ちいさい秋みつけた』の演奏がめちゃくちゃ良かった印象があります。
1993年10月〜11月 11回
メンバー各自のテクニックの確かさと見事なコンビネーションに裏打ちされた、静かな中に緊張感溢れる演奏。木を多用した立花ハジメ氏の舞台美術。どれをとっても、驚異的な完成度です。『すばらしい日々』は涙なくしては聴けない名演でした。
1994年10月〜11月 14回
前年とはうって変わって、ロック寄りの演奏。立花ハジメ氏のスクリーン上映が効果的でした。
1995年, 96年(追加公演)
宮沢氏がゲストで来たときも良かったけど、やはり、NHKホールでのアンコール公演が良かったですね。靴を脱いでのリラックスした演奏はかつてのジャンジャンを思い出させました。土日の早い時間で託児サービス付きというのもグッド
1996年11月〜12月 14回
96年から毎年恒例になったさとがえるコンサートの第一回。今年はベースとドラムスと一緒のいわゆるトリオ編成でした。が、音の方は、ステージ上に5、6人はいるのではと思わせる凄い演奏でした(矢野さん曰く、150人編成のオーケストラ)。矢野さんはピアノの他にハモンドオルガン(with レズリースピーカー2台)も演奏され、頭にはヘッドセット型マイク。これで、ピアノとハモンドの中間に仁王立ちになって歌う姿は、カッコ良かったですね。
1997年12月 14回
1996年に引き続き、同じメンバーでのさとがえる。ステージも、シンセが一台増えた以外は去年と全く同じ。しかし、メンバー個々のテクニックも、三人のまとまりも、昨年をはるかに上回るものになっていました。特に、クアトロでのギグは、歴史に残るものでしょう。
1998年11月〜12月 14回
三年目のさとがえるには、パーカッションのCarolさんが新参加。ハモンド・オルガンがローズ・エレクトリックピアノに代わり、同期ものを使うなど、昨年までとはやや違いを出しています。結果として、昨年までの「怒濤のノリの良さ」から「まとまりのある引き締まった演奏」という感じに変わったように思います。
1999年11月〜12月 12回
四年目の今回は、昨年のCarolさんに代わり、Wayneさんが新参加。ギターが加わったことで、演奏曲のバラエティがぐっと広がり、楽しいステージになりました。
2000年11月〜12月 11回
五年目の今回は、弾き語りパートとトリオ演奏パートの二部構成を採用。構成だけでなく、演奏される曲のアレンジなどにも新しい挑戦が数多く見られた、意欲的な公演になったと感じました。
2001年11月〜12月 12回
矢野さんのヴィブラフォン演奏や、「SUPER FOLK SONG」のバンド・アレンジなど、6年目になっても、まだまだ新しい事にチャレンジするさとがえるトリオ。来年発売のアルバムからの新曲演奏も多く、矢野さんの前向きな姿勢が強く印象に残る公演でした。
2002年11月〜12月 11回
ギタリスト佐橋佳幸氏の参加により、過去のさとがえるサウンドとは一線を画す、力強く、かつ楽しい演奏になりました。昔懐かしの曲の演奏もあり、NHKホールではゲストも登場し、幅広い層にアピールする公演だったと思います。
2004年12月 7回
2004年は、「さとがえる2004 ピアノ・ソロ ヴァージョン」 4公演 & くるりが参加する「さとがえる2004 スペシャル <withくるり> 」 3公演のツアーになりました。<withくるり> には、レイ・ハラカミさんも登場。
2020年12月 1回
新型コロナウィルス感染拡大のため開催を危ぶまれましたが、NHKホールのみ、ただし、有料生配信有りという形での公演となりました。今回も、バックバンドは、小原礼さん、佐橋佳幸さん、林立夫さん。ライヴ前にレコーディングも行っていたようです。
静岡での演奏曲は、
CHILDREN IN THE SUMMER、夏が終わる、夏なんです、My Love、いい子だね、雷が鳴る前に、ME AND MY SEA OTTER、へびの泣く夜、さあ冒険だ、釣りに行こう、(インストゥルメンタル)、ラーメンたべたい、Green Tea Farm、ROSE GARDEN、ごはんができたよ、SUPER FOLK SONG、ひとつだけ
だったそうです。
Andrewさん、ありがとうございました。
出前コンサートとは別タイトルで、小ホールでの弾き語りコンサートを開催されました。内容・雰囲気自体は、出前と同様のものだったようです。
第一生命ホールでの公演には、井上陽水氏、細野晴臣氏がゲスト出演されました。
2007年夏は、さとがえるトリオでの公演と、yanokamiとしての公演もあるという忙しさの中、ソロ・リサイタルも二公演。
2007年12月には、やまなしワインコンサートと、Hitachi Starlight Illuminationということで、リサイタル二公演を実施。
2008年3月19日
フォーシーズンズホテル椿山荘東京 Ball Roomにて、ディナーショーを開催されました。
演奏曲は、
星の王子さま、突然の贈りもの、丘を越えて、春風(くるり)、GIRLFRIENDS FOREVER、SHENANDOAH、しまった(新曲)、DAVID、ニットキャップマン、朧月夜〜花、OVER(O.P.King)、Home Sweet Home、GREENFIELDS
アンコール:春咲小紅〜ひとつだけ
うえのさん、おむらさん、ありがとうございます。
公演前に、デビューアルバム「JAPANESE GIRL」の全曲弾き語りが予告されるという、初の展開がありました。
この日の録音は、吉野金次氏のミックスにより、iTunesで配信され、さらに、2014年にはCD化されました。
2008年の夏は、このほかにブルーノート東京、RISING SUN ROCK FESTIVAL、yanokamiでのライヴ、さらに森山良子さんのライブへのゲスト出演と盛りだくさんでした。
大阪、西梅田に新たに開場したサンケイホールブリーゼで、日替わりゲストを招いた公演を三日間行いました。
2009年夏は、ブルーノートや東京Jazzへの出演の他に、ソロ公演も精力的に行われました。
新弾き語りアルバム「音楽堂」の録音を終えられ、さとがえる、リサイタル、出前と、精力的な2009年冬の公演になりました。
2010年冬は、さとがえる、リサイタル、yanokamiの三パターンの来日公演でした。
2011年冬は、上原ひろみさんとのさとがえるを挟んで三公演でした。
2012年は、5月に単発で。夏にはトリオ公演などを挟んで二回。そして、冬のさとがえる後に一回、開催されました。
2013年は、夏にはトリオ公演などを挟んで四回。冬に、恒例、鎌倉で一回、開催されました。
2015年夏、弾き語り公演も二箇所で行われました。当初、三条の方は「リサイタル」と冠されていたはずでしたが、後のオフィシャルサイトの表記は「ピアノ弾き語りLIVE」になっていました。「リサイタル」という用語の使用基準が、いよいよ曖昧になってきたような気がします…
2015年冬、弾き語り公演は三箇所で行われました。
2019年の冬も、さとがえるの他に、ソロ・コンサートやイベントに多数出演されました。その内、矢野顕子リサイタルと銘打たれたのは2本。
久しぶりの地方での弾き語り公演も復活したかに思えたのですが、ぎふ清流文化プラザで予定されていた公演は岐阜県に緊急事態宣言が発令されたため、中止になってしまいました。結果、浜離宮朝日ホール 一箇所のみの開催となりました。
2022年は、春一回(やのとあがつまツアーと同時期)、夏二回。 冬二回。「リサイタル」とタイトルが付かない八ヶ岳高原音楽堂公演も二回(下記)。
八ヶ岳高原音楽堂で、2011年(ソロ公演)、2017年(石川さゆりさんとの共演)、2019年(ソロ公演)に続き、弾き語り公演が開催されました。
2023年は、8月末から9月にかけて3回(「リサイタル」とタイトルが付かない八ヶ岳高原音楽堂公演も2回(下記))。
そして、冬は例年より早く 11月に2回開催。
2024年4月18日(木)〜21日(日)、有楽町・I’M A SHOW(アイマショウ)で開催された「TOKYO春爛漫」の、4月19日(金)に出演されました(弾き語り)。因みに、4月18日は曽我部恵一さん、20日は君島大空さん、21日は原田郁子さんが出演。
2024年は、9月に1回(「リサイタル」とタイトルが付かない八ヶ岳高原音楽堂公演が2回 (下記))
そして、11月に3回開催。
2000年3月
この年の4月で閉店が決定した渋谷ジァンジァンでの最終公演 4days。前半二日間は槇原敬之氏、最終日は奥田民生氏がゲスト。最終日にだけ行くことができましたが、感慨深いものがありました。
2002年7月
赤坂ACTシアターにて、二年目のヤノ・ラボ開催。「ヤノ・ラボ」=「矢野顕子と音楽研究所(Yano Akiko & Music Laboratory)」というネーミングは、糸井重里氏によるものです。
2003年のお馴染みのグループによる来日公演は、「さとがえる」としてではなく、夏にBlue Note Tokyoで行われました。
2003年に続き、お馴染みのグループによる来日公演がBlue Note Tokyoで行われました。
既に夏の風物詩に定着したトリオでの公演が、恒例のBlue Note Tokyoと、神戸のチキンジョージで開催されました。
改装なったブルーノート東京での初公演。レイ・ハラカミ氏とのユニット、yanokamiのデビューが話題の今年も、このトリオは欠かせません。
2008年は、トリオでなく、秋に出る新アルバムに参加しているギタリスト、Marc Ribot氏との共演。新アルバムからの曲もたっぷり披露されました。
2009年は、いつものさとがえるトリオでなく、新たなトリオ。昔から矢野さんのサポートを行ってきたWill Lee氏とChris Parker氏。
2010年も、前年と同じトリオでのブルーノート東京公演が行われました。
すっかり、このメンバーが「矢野顕子トリオ」として定着した三年目の公演です。
「矢野顕子トリオ」四年目の公演は、東京だけでなく名古屋と大阪でも開催されました。
「ブルーノート・トリオ」での演奏もすでに五年目。今年は、三人とも新譜をリリースした直後の開催となりました。
これで12年連続の夏のブルーノート祭。現在のトリオでの演奏が、その半分を占める6年目となりました。
かなり以前の曲から翌月発売の最新アルバムからの曲まで、選曲・構成とも、非常に好印象のステージでした。Chirisは本格的に日本語を勉強し始めたそうです。
サプライズに溢れた熱い公演。このトリオ史上、最もバラエティに富んだ選曲だったかも。マンネリという言葉とはまったく無縁のトリオだと実感するステージです。
例年のお盆の時期の開催から、やや遅れての開催となりました。ブルーノートが用意する特別メニューも、キノコや渋皮栗など秋の食材。
トリオ結成10周年。それを記念した、ライヴCDの録音&発売も実施されました。
11年目に突入のトリオ。昨年とほぼ同じ日程での名・阪・東。
コロナ禍に苦しむライヴ業界のためにと、上原ひろみさんが企画したシリーズ公演「SAVE LIVE MUSIC」。2020年8月以降、2度のシリーズでは、ソロ、弦楽四重奏との共演、タップダンサー 熊谷和徳さんとの共演など、様々なチャレンジが展開されてきました。そして、その第三弾に、矢野さんとの共演がラインナップ。緊急事態宣言が発令・延長されている中、4日間・8公演が敢行されました。
2021年8月25日に発売された新アルバム「音楽はおくりもの」のリリースを記念したライヴが、レコーディング・メンバーとともにブルーノート東京で開催されました。
バンドでのライヴの直後、ソロでの公演も開催されました。
コロナ禍の2020年、21年と開催不可だったトリオ公演が、2022年、ついに復活。過去最高かもしれない、超充実のセット・リストとライヴ・パフォーマンスでした。
新型コロナウイルス感染症の位置づけが、「5類感染症」になった2023年。当然のトリオ公演開催。因みに、ブルーノート東京のスペシャルメニューは、「ラーメン」では無く「ちらし寿司」に。
超低速&迷走台風10号が接近する中、無事、2024年も開催されました。
1997年5月 3回
シングル「クリームシチュー」発売記念ライブ。急に開催が決定したせいか、パンフやグッズの販売も無く、セットも特に工夫の無い小じんまりとした雰囲気のコンサートでした。共演のCarol Steeleさんのパーカッションは矢野さんの演奏を上手く引き立てていたし、コーラスの声も良かった。初日が中野サンプラザで、後の二日間がアートスフィアでの公演でしたが、この内容なら小さい会場=アートスフィアの方がしっくりきていたと思います。矢野さんの喉の調子も近年では最高だったのではないでしょうか。
1997年7月 4回
まだ5曲入りのミニアルバムしか発表していない「新人バンド」THE HAMMONDSの初来日公演。初日の大阪公演は台風上陸のため順延となり、7/27にはホールコンサートと野外イベント出演の二本立てとなったようです。「矢野顕子」のソロ・コンサートとは全く違う、80年代前半を思い出させる、ノリノリの超カッコイイロックライブでした。
New YorkのJoe's Pubにて、ゲスト・ミュージシャンを招いてのコンサートが月例で実施されました。また、7月1日の公演は、インターネットでのライヴ中継も行われました。時差のため、平日午前中の中継となり、見ることができず残念。米国在住の方から、「Message from You」に届けられたレポートを転載しておきます。
New YorkのJoe's Pubでの月例コンサートが二年連続で実施されました。残念ながら、観ることはかなわず、レポートも届かなかったので、詳細無しです。
Londonは、SohoにあるThe PizzaExpress Jazz Clubにて、5日間7公演の弾き語り公演が行われました。うち、2日間、3公演を観に行くことができました。
恒例となっている、New YorkのJoe's Pubでのコンサート。2004年は頻繁に開催されました。セットリスト等を掲載しておきます。
2007年8月25日
2007年8月8日にデビューアルバムをリリースした新人バンド、yanokami。アップルストア銀座でのインストア・イベントを皮切りに、フェスティバルにも参加。そして、単独公演を恵比寿リキッドルームで行いました。
2008年8月26日(名古屋クラブクアトロ)、27日(心斎橋クラブクアトロ)
yanokamiの単独ライヴが、名古屋と大阪で開催されました。
大阪での演奏曲は、
1 Big Love、2 David - English version -、3 終りの季節、4 Too Good To Be True、5 You Showed Me、6 La La Means I Love You、7 Night Train Home、8 いい子だね(矢野さんソロ/新曲)、9 変わるし(矢野さんソロ/新曲)、10 ハラカミ氏ソロ、11 Montauk、12 Full Bloom、13 ばらの花、14 Sayonara、アンコール 恋は桃色
鯉吉さん、ありがとうございます。
新弾き語りアルバム「音楽堂」の発売に合わせ、全国11カ所、12回公演のツアーを敢行。会場によっては、岡林信康氏、奥田民生氏、細美武士氏のゲスト出演も有り。
森山良子さんと結成した「やもり」。アルバム発売後にライブツアーを行いました。
2010年12月15日(WWW)
渋谷に新しくできたライヴハウス WWWで、yanokamiのライヴが開催されました。前半は七尾旅人さんのソロライヴで、後半がyanokamiの二部構成。演奏曲は
1. Big Love、2. 終りの季節、3. Sayonara、4. 恋は桃色、5. Full Bloom、6. 曇り空(荒井由実)、7. バンブー・ミュージック(David Sylvian & 坂本龍一)、9. Night Train Home、アンコール. ばらの花
新たなレパートリー二曲(荒井由実、シルヴィアン&坂本龍一の曲)の披露があり、お二人のコンビ芸にも磨きがかかり、良いライヴでした。
2011年9月9日
上原ひろみさんとのライヴレコーディングを、人見記念講堂で行いました。詳しくは、2011年11月23日に発売となるアルバム「Get Together ~ LIVE IN TOKYO~」をお聞きいただくとして、以下、簡単な当日の様子を。
開演前の影アナは、お二人が自ら録音したもの。ライヴ・レコーディングということで、携帯やアラーム付き腕時計の音が演奏中に鳴るのを、絶対に止めたいという思いから。そして、お二人登場。白い衣装の矢野さんと黒の上原さん。矢野さんはヘッドセットマイクを装着。ピアノはYAMAHAの最高機種「CFX」。
さすがにお二人ともテンションの高い、素晴らしい演奏が続く。過去の共演で披露した曲もあれば、本邦初演の曲もある(詳しくはアルバムで!)。7曲+アンコール1曲の計8曲。通常のコンサートより短いかなと思っていたら、ここから、納得がいかなかった曲のやり直し。十分に凄いと思って聴いていた曲も、二回目はさらにグレードアップ。お二人とも、もの凄いエネルギーだ。すっかり調子が出てきたのか、上原さんは感極まったように「レコーディングは楽しいですね」、「ピアノは楽しいですね」発言を連発。結局、4曲を再演し、さらにおまけのアンコールが一曲。たっぷりと堪能させていただいた。出来上がりのアルバムで、どのように聞こえるのか今から楽しみだ。
今後、矢野さんの新アルバムは、どんどんライヴ・レコーディングでやっていただきたいと思わせる充実の時間だった。
森山良子さんと結成した「やもり」。二年ぶりのライヴツアーが行われました。
アルバム「矢野顕子、忌野清志郎を歌う」リリース後、全国ツアーが開催されました。会場によっては、MATOKKU、岡林信康氏、奥田民生氏、細美武士氏、清水ミチコ氏のゲスト出演も有り。
アルバム「飛ばしていくよ」リリース後、ツアーが開催されました。
2015年5月2日・3日
前年に発売されたアルバム「飛ばしていくよ」の、ピアノ弾き語り盤のレコーディング・ライヴが二日間にわたって開催されました。なお、この時点では、いつ、どのような形態でライヴ盤が発売されるかは未定とのことでしたが、2015年、配信リリースされました。
大都市で無いところで、矢野さんの音楽をまだ聴いたことが無い方々に聴いてもらいたいという思いで、弾き語りツアーが開催されました。
2014年に、ニューヨークのジャパン・ソサエティで共演した三味線プレイヤー 上妻宏光氏と、日本でも共演することになりました。
音楽ファンとしての矢野さんが、家に遊びに来た友達にお勧めのレコードを聴かせるような感覚で音楽を紹介するというイベントが、下北沢の本屋B&Bで開催されました(矢野さんの演奏無しのトークイベント)。ハーブティーとおやつ付き。矢野さんが、ご自身の2億枚のコレクションの中から厳選して持ち込んだCDと流した曲は、以下の通り。
「JAPANESE GIRL」でのデビューから40周年を記念したイベントの第一弾。東京グローブ座を舞台に、日替わりゲストを招いての5回連続公演が行われました。
プロの音楽家であると同時に音楽愛好家でもある矢野さんが、家に遊びに来た友達にお勧めのレコードを聴かせるような感覚で音楽を紹介するというイベントの第二回目が、代官山の蔦屋書店で開催されました。前回の、狭いけどアットホームな本屋さんとはうってかわって、代官山のシャレオツなラウンジというかサロンというか。ゆったりしたソファー席でドリンク(アルコール飲料も有り)片手に。今回流した曲は、以下の通り。
プロの音楽家であると同時に音楽愛好家でもある矢野さんが、家に遊びに来た友達にお勧めのレコードを聴かせるような感覚で音楽を紹介するというイベントの第三回目が開催されました。今回は、書店ではなく、渋谷のカフェ。今回流した曲は、「矢野山脈」を軸に、以下の通り。
2016年9月15日
上原ひろみさんとのライヴレコーディングを、オーチャードホールで行いました。2011年のGet Togetherに続き、二度目。以下、簡単な当日の様子を。
今回も開演前の影アナは、お二人が自ら録音したもの。ライヴ・レコーディングということで、携帯やアラーム付き腕時計の音が演奏中に鳴らないよう注意するのだが、ほぼ、漫才状態。そして、お二人登場。矢野さんはヘッドセットマイクを装着。上原さんのピアノはYAMAHAの最高機種「CFX」(この夏のツアーにも連れ回していたそうです)。矢野さんのピアノはスタインウェイ。
演奏は、さすがのクオリティ。詳細は来年リリースされるアルバムをお楽しみ、というところだが、ひろみさんが生まれた年に発表されたアルバムからの曲、童歌、昭和歌謡の名曲、AZUMA HITOMIさんが機械でやったことをひろみさんが人力で再現したあの曲、上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトの曲に歌詞を乗せた物、ひろみさん作詞・作曲の新曲、東京 / NYをつないだカバー曲、そして、本気で食べたいラーメンの8曲。さらに、お二人の協議の結果、4曲をやり直し。二人とも、本当に楽しそうだ。
掲示されていた終演予定時刻 20:30を一時間超えて、レコーディング・ライヴ終了。今後も、続けてもらいたい企画だと切望。
ビーンズさん、ピアノに関するご指摘、ありがとうございました。
これが第一回目となる、日本の伝統文化と音楽を融合させた季節型フェスティバル「KYOTO NIPPON FESTIVAL」の一環として、三味線奏者 上妻宏光氏を迎えた「ふたりでジャンボリー」が開催されました。
三味線奏者 上妻宏光氏との共演が、宮崎で開催されました。同時期に行われていた40周年記念企画『二人でジャンボリー』とは、別枠という扱いのようです。
上原ひろみさんとライヴ・レコーディングを行った「ラーメンな女たち -LIVE IN TOKYO-」の発売に合わせ、6都市を回るツアーが開催されました。
東京のビジネス街の中枢「大手町」で舞台芸術の粋を届けるというコンセプトの、日本経済新聞社主催「大手町座シリーズ」の第22回に、TIN PANをゲストに招いて出演されました。
音楽ファンとしての矢野さんが、家に遊びに来た友達にお勧めのレコードを聴かせるような感覚で音楽を紹介するというイベントの第四弾が、六本木・ARK HiLLS CAFEで開催されました。今回紹介された曲は、以下の通り。
2019年11月22日にグランド・オープンした渋谷PARCO。その8階に、ほぼ日刊イトイ新聞が「ほぼ日曜日」と名付けたスペースをオープン。そこで初めて開かれる展覧会として、矢野さんと糸井重里さんのコンビで作られた曲をイメージした作品を展示する「アッコちゃんとイトイ。」が開催されました。その初日の11月22日に、ミニ・ライヴ「矢野顕子ミニライブ(イトイもいます)」を開催。私は行くことは出来ませんでしたが、演奏曲を教えていただきました。
もりのりさん、ありがとうございました。
三味線プレイヤーの上妻宏光氏と結成したやのとあがつま。2020年に予定していたツアーがコロナ禍で中止となりましたが、2021年、仕切り直して開催されました。ただし、当初予定されていた秋田公演(由利本荘市文化交流館カダーレ)と大阪公演(住友生命いずみホール)は、キャンセルになり、2会場のみの開催となりました。
三味線プレイヤーの上妻宏光氏と結成したやのとあがつま。2020年に予定していたツアーは全て中止。2021年は、予定の4公演中、2公演がキャンセル。そして2022年、改めて4公演のツアーが開催されました。
三味線プレイヤーの上妻宏光氏と結成したやのとあがつま。2年ぶりのツアーが開催されました。
2023年に行われた映像を駆使した公演の、Version 2。新曲も加え、しっかりヴァージョン・アップされたパフォーマンスでした。
2024年9月24日・25日
2011年のGet Together、2016年のラーメンな女たちに続き、三度目となる上原ひろみさんとのレコーディング・ライヴが、東京オペラシティ コンサートホールで開催されました。以下、簡単な当日の様子を記載します。収録曲等は、2024年12月6日に発売されるライヴ盤をお楽しみに!
まず、一日目。今回も開演前の影アナは、お二人が自ら録音したもの。ライヴ・レコーディングということで、携帯の電源オフを強調。上原さんのピアノはYAMAHA、矢野さんのピアノはSteinway。
矢野さんのオリジナル曲、過去の共演で披露するもレコーディングされていなかった曲、矢野さんと上原さんの宇宙繋がりの曲、この共演では恒例となっているBill Withersの作品。上原さん作詞・作曲の新曲、さらには、朝ドラ meets Stevie Wonder、などなど。もちろん、過去2作に違うアレンジで収録された「ラーメンたべたい」の新アレンジもアンコールで披露。さらに、お二人の協議の結果、2曲をやり直し。で、結果、2時間越えの大熱演。さて、明日はどうなるか?
二日目。昨日と同様、お二人が自ら録音した影アナが流れた後、ライヴ、スタート。
セットリストは、昨日と同じ。冒頭のMCでは、矢野さんから「これが、最後です」発言が飛び出したが、果たして…。今回の曲の中で一番ゴキゲンなナンバー(朝ドラ meets Stevie Wonder)の演奏前には、昨日の反省を踏まえ、手拍子禁止の注意があった。これは、当然だ。
レコーディング・ライヴ恒例のやり直しは、今回も2曲。結果、ほぼ2時間の公演に。このやり直しの時、顔は笑っているのだが、上原ひろみさんに鬼軍曹の面影を観るのは、私だけだろうか……。お二人とも、作品作りとなると妥協はしない。やり直しの内 1曲は、昨日もやり直し曲だったので、都合、4テイク収録したことになる。他の曲も、最低でも2テイク収録。果たして、どのテイクが収録されるのか。いずれにしても、既に傑作が確定したアルバムなので、12月の発売が楽しみだ。
アイルランドのトラッド・ミュージック界の重鎮バンド、「The Chieftains」とは、何度も共演されています。上に記載した以外にも、日本や米国で、何度も彼らのステージに参加しているようですが、私が行ったのは1997年が最初です。
矢野さんは、中盤で二曲を披露。一曲目はThe Chieftainsとともに1年半前にレコーディングしたけどまだ名前が決まっていないと言う曲(即興で"Akiko's Song"と命名)。これは二部構成になっていて、「ふなまち唄」とアイルランド民謡が組み合わさっています。二曲目は「Last Rose of Summer」。さらにエンディングでは一人ずつのソロ・パートがあって、ここで矢野さんは「津軽ツアー 」を披露!
ようやく、1999年、この時披露された曲がCD化されました。
さらに、1999年の彼らの来日公演にも、出前やジァンジァンの合間を縫って、一日ゲスト出演されました(私は見に行けず)。
2001年には、The Chieftainsの日本ツアーのうち、東京・大阪・名古屋の公演に出演。大阪公演を見に行くことができました。ソロで「丘を越えて」と「スナオになりたい。」。The Chieftainsと一緒に「Sake In The Jar」、アイルランドの古い歌(The Mountains of Pomeroy)を演奏。ラストにも登場し、各人がソロを回すところで「津軽ツアー 」を披露されました。
2012年、The Chieftainsは結成50周年。その記念ツアーのオリンパスホール八王子での公演にゲスト出演されました。共演曲は、「The Mountains of Pomeroy」と「Sake In The Jar」。久しぶりの共演ですが、息もぴったりの熱演でした。ラストにも登場し、各人がソロを回すところで「モスラ」を披露されました。
2017年、The Chieftainsは結成55周年。日本とアイルランドの外交関係樹立60周年にも当たります。その記念ツアーの長野市芸術館メインホールでの公演(12月2日)と、横須賀芸術劇場での公演(12月3日)にゲスト出演されました。長野では、「Woman of Ireland(映画「Barry Lyndon」にも使われたアイルランドのトラディショナル・ソングに日本語歌詞)」、「Sake In The Jar」、「The Mountains of Pomeroy」の、三曲を共演。ラストにも登場し、各人がソロを回すところで「津軽ツアー 」を披露されました。
横須賀芸術劇場でも、演奏曲は同じ。ただし、「Sake In The Jar」の演奏には、和太鼓奏者 林英哲氏も参加しました。
なお、もう少し詳しいコンサートの様子は、IN/OUTに記載しています。
2000年3月3日
日本武道館で開催された、忌野清志郎さんのデビュー30周年記念コンサートに、出演されました。私は見に行けなかったのですが、あまりにもすごい面子が揃ったようなので、ここに記録しておきます。
矢野さんは、「海辺のワインディングロード」を弾き語りで披露。アンコールでは出演者全員で「雨上がりの夜空に」を演られたそうです。
そのほか、主な出演者は以下の方々。
泉谷しげる、井上陽水、上原裕、梅津和時、及川光博、沖祐市、奥田民生、小倉博和、片山広明、KYON、小林雅之、斉藤和義、坂崎幸之助、THE HIGH-LOWS、JOHNNIE FINGERS、スカパラホーンズ、Char、 寺岡呼人、仲井戸“CH ABO”麗市、 BAHO、藤井一彦、藤井謙二、藤井裕、三宅伸治、村上”ポンタ”秀一、 ゆず、吉田建、ロリータ18号、ワタナベイビー
2000年7月 9回
矢野さんが、かつてジァンジァンで共演した大貫妙子さん、鈴木慶一さん、宮沢和史さん、奥田民生さんに声をかけて実現した、まさに夢の共演。実力と個性を兼ね揃えた、「金のために音楽やってんじゃないよ」という考え方を持ったミュージシャンが結集し、音楽の楽しさを見せつけてくれました。
2000年12月16日、17日
1998年11月に急逝されたギタリスト、大村憲司氏のトリュビュート・コンサート。青山劇場にて開催。高野寛 / 遊佐未森 / 渡辺香津美 / 大貫妙子 / 近藤房之助 / 徳武弘文/ 高橋幸宏 / 矢野顕子 / Char / 柳ジョージ / 高水健司 / 中村哲 / バカボン鈴木 / 村上“ポンタ”秀一/ 小原礼 / 沼澤尚 /浜口茂外也らの各氏に加え、憲司氏の息子さん、大村真司さんもギタリストとして参加。
矢野さんは、高橋幸宏氏、小原礼氏をバックに、敢えてギター抜きのアレンジで「また会おね」。ソロの弾き語りで、大村夫人のリクエストという「BAKABON」を演奏。この他、高橋幸宏氏、大貫妙子氏、Char氏、さらに大村真司さんをフィーチャーした憲司さんのナンバーの演奏でもバックを務めていました。
憲司氏の不在を際だたせた「また会おね」。改めてライヴで聴けるとは思ってもいなかった高橋幸宏氏のヴォーカルに矢野さんのコーラス付きの「Radio Junk」などなど、聴きどころ満載のコンサートでした。
2002年3月〜4月 10回
2000年に行われた、大貫妙子さん、鈴木慶一さん、宮沢和史さん、奥田民生さんとのジョイント・コンサートが再び。一線で活躍するミュージシャン達が、単なる合同公演ではなく、また、スーパー・バンドとしてでもなく、有機的に絡まり合いつつ展開するコンサート。まさに唯一無二の試みです。二回目のツアーとあって、前回以上にまとまったチームワークを見せてくれました。
2002年7月27日(土) & 8月17日(土)
忌野清志郎さんとのユニットで、野外のイベントに二本出演されました。
FUJIROCK FESTIVAL '02の演奏曲は、1. 夜の散歩をしないかね 2. Money Song 3. ごめんなさい Oh Yeah 4. ブーアの森へ 5. けんかでデート 6. イヤシノウタ 7.彼女の笑顔 8. また会おね 9. 海辺のワインディングロード 10. 多摩蘭坂 11. ひとつだけ
RISING SUN ROCK FESTIVALの演奏曲は、1. 夜の散歩をしないかね 2. 春咲小紅 3. 彼女の笑顔 4. けんかでデート 5. 海辺のワインディングロード 6. 多摩蘭坂 7. ひとつだけ
2002年8月10日(土)
富士スピードウェイ特設ステージで開催されたジャズ・フェスティバルに出演されました。
演奏曲は、1. CHILDREN IN THE SUMMER、2. 赤いクーペ、3. てぃんさぐぬ花、4. ニットキャップマン、5. 在広東少年、6. Dreaming Girl
池田さん、ありがとうございました。
2003年6月1日(日)
大阪城ホールにて、「鍵盤」をキーワードに行われた、FM802のイベントに出演されました。矢野さんは、orange pekoeと一緒に「いいこ いいこ」、小田和正氏と一緒に「言葉にできない(オフコース)」「中央線」、ソロで「ひとつだけ」「ばらの花(くるり)」、宮沢和史氏と一緒に「島唄(THE BOOM)」を演奏されたそうです。
寺西さん、ありがとうございました。
2003年8月10日(日)
新潟市で「日本海夕日キャンペーン事業」の一環として開催された「2003 日本海夕日コンサート」に出演されました。音楽プロデュースは服部克久氏。他の出演者は、服部克久と音楽畑オーケストラ、杉山清貴氏、サーカス、新潟市ジュニア合唱団。
矢野さんは、1. 春咲小紅、2. サッちゃん、3. ニットキャップマン、4. ラーメンたべたい、5. SHENANDOAH(音楽畑オーケストラと共演)、6. ひとりぼっちはやめた (音楽畑オーケストラと共演)を演奏されたそうです。
竹内さん、ありがとうございました。
2004年4月22日(木)
毎年4月22日の「世界アースデー」に開催されているコンサートに参加されました。他の出演者は、今井美樹・大貫妙子・小坂忠・佐野元春・高野寛・CHARA・チェンミン・bird・ハナレグミ・松任谷由実・森山良子の各氏。
矢野さんは、1. 電話線、2. 君住む街角(森山良子さんと)、3. ばらの花、4. 機関車(小坂忠さんと)を演奏されたそうです。
うえのさん、ちゅうじょうさん、ちはるさん、ありがとうございました。
Blue Note New Yorkで行われた、Janis Siegelさんが豪華ゲストと共演するライヴに、出演されました。米国在住の方から届けられたレポートを転載しておきます。
フル・オーケストラと共演するという貴重なライブが、金沢と神戸で開催されました。指揮は、青山学院高等部時代の同級生、渡辺俊幸氏。
2005年12月3日(土)
2004年に続き、京都大学西部講堂で開催された大学生主体のイベントに出演されました。
矢野さんは、
1. Kyoto、2. ISETAN-TAN、3. 誰がために、4. あたしンち、5. David(英語バージョン)、6. 窓〜青い空(くるり)、7. ニットキャップマン、8. 右手(ELLEGARDEN)、9. ごはんができたよ、10. PRESTO、11. 終わりの季節(レイ・ハラカミと共演)
を演奏されたそうです。
古結さん、ありがとうございました。
森山良子さんのデビュー40周年記念公演にゲスト出演されました。
東京での矢野さんの演奏曲は以下の通り(8月末まで、コメントアウトしておきます)。興味ある方は、IN/OUTもご覧ください。
矢野さんのピアノと共に森山さんとのデュエット大阪では、ソロのパートで、CHILDREN IN THE SUMMER、ニューヨーク・コンフィデンシャル、ばらの花、椰子の実、塀の上で、Night Train Homeを演奏されたそうです。また、タイトル未定だった新曲には、「恋愛宣言」という題名が付いたそうです。
ベルガさん、ありがとうございました。
2006年8月6日(日)
茨城県国営ひたち海浜公園にて開催された野外イベントに、「矢野顕子 featuring レイ・ハラカミ」として出演されました。
直射日光がきつく、ハラカミ氏が機材のLEDの点灯状態が見えずに困ってしまうトラブルもありましたが、彼との共演で、
1. 終りの季節、2. David、3. Night Train Home、
ハラカミ氏退場後、ソロで
4. ばらの花、5. ごはんができたよ、6. 右手(ELLEGARDEN)、7. ひとつだけ
を演奏されました。
2006年8月19日(土)
石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージにて開催された野外イベントに、「rei harakami feat.矢野顕子」として出演されました。
harakami氏が数曲、ソロ・プレイの後、矢野さんを呼び入れ、
1. 終りの季節、2. David、3. Night Train Home、4. ばらの花、
矢野さんのソロで
5. SUPER FOLK SONG、6. ROSE GARDEN、7. ごはんができたよ
再び、harakami氏と共に
8. 気球にのって
を演奏されました。
岡本さん、ありがとうございました。
2006年8月28日(月)
病に倒れたレコーディング・エンジニア、吉野金次氏の治療費に充てるため、急遽、矢野さんの呼びかけでコンサートが開催されました。会場は北沢タウンホール。本番前には公開リハーサルも行われました。
矢野さんは、「夏なんです」、「中央線」、「右手(ELLEGARDEN)」、「PRAYER」をソロで演奏。
細野晴臣氏のバンド(「モダンブギ」、「ポンポン蒸気」、「くらやみ坂」、「ろっかまいべいびい」)、ゆず(「ユーモア」)、友部正人氏(「一本道」、「Speak Japanese, American!」)の演奏の後、井上陽水氏と「海へ来なさい」。大貫妙子氏と「横顔」、「ウナ・セラ・ディ東京」。
佐野元春氏(「SOMEDAY」)の後、細野晴臣氏と「相合い傘」、「終りの季節」が、演奏されたそうです。
さだかさん、ありがとうございました。
2006年12月8日(金)
SPACE SHOWER TVの主催で、上原ひろみさんとのセッションイベントが、昭和女子大学 人見記念講堂で行われました。
上原ひろみさんのソロ2007年5月9日(水)
ジブリ映画「ゲド戦記」のDVD発売を記念したコンサートにゲスト出演されました。ガイタ(スペイン北西部ガリシア地方のバグパイプ)奏者、カルロス・ヌニェス氏とそのバンド(パンチョ・アルバレズ(ブズーキ)/パロマ・トリガス(ヴァイオリン)/シュルショ・ヌニェス(パーカッション,キーボード)を中心に、映画音楽を手がけた寺嶋民哉氏と、金子飛鳥ストリングス ハープの西山まりえさん、東京パイプバンド、さらに、主題歌を歌った手嶌 葵さんが出演。
矢野さんは、カルロス氏と「PRESTO」、カルロス・ヌニェス・バンドと「ひとりぼっちはやめた」、ピアノの前を離れ、スタンディングで「Women of Ireland(矢野さんによる日本語詞)」の三曲を披露。さらにアンコール一曲目では、総登場した出演者と共に「SHENANDOAH」(ボーカルは手島葵さんと二人)を演奏しました。
2007年8月11日(土):大阪会場
2007年8月12日(日):東京会場
yanokamiとして、サマーソニックに出演されました。東京会場では、BEACH STAGEの大トリとして登場。たっぷり、13曲 + アンコール1曲を演奏。
2008年3月26日(水) 赤坂サカス サカス広場特設ステージ
2008年3月、TBS周辺の再開発地に完成した赤坂サカス。そのオープニング・イベントとして開催された森山良子さんのライヴに、ゲスト出演されました。
森山さんがひとしきり歌った後、退場。代わって、矢野さんのソロ 森山さんと二人で、計6曲演奏。ソロの三曲はもとより、森山さんとの共演も、二人の実力を遺憾なくぶつけ合った、素晴らしいものでした。一方、途中の森山さんとのおしゃべりは、「花」の歌詞の話題から、「おおブレネリ(上海出身の不礼練さん。職業:羊飼い)」まで、脱線しまくり。
2008年12月15日(月) フェスティバルホール
大阪中之島地区の再開発プロジェクトのため建て替えられることになったフェスティバルホールのフェアウェルコンサートに、谷村新司氏、南こうせつ氏、山本潤子氏、坂崎幸之助氏とともに出演されました。30分ほどの持ち時間に、
また、最後に出演者全員で「いい日旅立ち」が歌われたそうです。
こけつさん、ありがとうございました。
2008年12月21日(日) 広島サンプラザホール
広島交響楽団(山下一史氏指揮)と5,500人の市民がベートーベンの第九を歌うイベントに、ゲスト出演されました。
第一部、ソロで「春咲小紅」「ラーメンたべたい」
オーケストラと「ひとつだけ」「おおパリ」
オーケストラ&合唱隊と、「Old Folks at Home (故郷の人々(スワニー河))
第二部は、オーケストラによる第九の演奏(第四楽章では観客と一緒に合唱に参加)。最後、「蛍の光」の合唱で、再度、矢野さんもステージに上がったそうです。
鯉吉さん、ありがとうございました。
2009年2月22日(日) 九段会館
あがた森魚さんのコンサートにゲスト出演されました。他に、鈴木慶一、武川雅寛、和田博己、駒沢裕城、本多信介、渡辺勝、かしぶち哲郎、久保田麻琴、浜口茂外也(敬称略)らが参加。矢野さんは本編で3曲伴奏(内、一曲はデュエット)、一回目のアンコール 1曲目を ギターの徳武弘文氏と伴奏、二回目のアンコール 最後の「大寒町」でも登場(一節、ヴォーカル担当)。
2009年8月30日(日) 山梨県 山中湖交流プラザ きらら
スペースシャワーTVが主催する野外ライブイベントに出演されました。演奏曲は、1. BAKABON、2. Evacuation Plan(英語詞)、3. 変わるし、4. ごはんができたよ、5. Rose Garden、6 ひとつだけ
佐藤@(20世紀)ベース少年さん、ありがとうございました。
2009年9月4日(金)
2009年の東京Jazz、初日のGala Nightに、上原ひろみさんとのデュオで出演されました。演奏曲は、
2004年のオーケストラ・アンサンブル金沢との共演から6年。青山学院高等部時代の同級生、渡辺俊幸氏がプロデュースする公演にゲスト出演されました。今回は、日本フィルハーモニー交響楽団との共演。矢野さんの演奏曲は、「ひとつだけ」、「マイ・ロマンス(この曲のみ、ピアノが西 直樹氏。矢野さんは歌唱に専念)」、「中央線」、「へびの泣く夜」。そして、アンコールで「おおパリ」。
2011年5月5日(木) メルパルクTOKYO
デビュー時から親交の深いムーンライダーズのデビュー35周年記念コンサートにゲスト出演されました。公演は二部構成で、第一部では、デビューアルバム「火の玉ボーイ」を全曲演奏。矢野さんは「火の玉ボーイ」、「午後の貴婦人」、「地中海地方の天気予報」、そして「髭と口紅とバルコニー」に、ピアノやコーラスで参加。第二部では、矢野さんをフィーチャーした「達者でナ」を含む三曲に参加。そして、徳武弘文氏、南佳孝氏、あがた森魚氏らゲスト出演者総登場のアンコールは「大寒町」(最初のワンコーラスは矢野さんのソロ)。なお、会場は、1976年5月1日に、ムーンライダーズがコンサートを行った("JAPANESE GIRL"発表前の矢野さんも出演されていた)場所です。当時は、芝郵便貯金ホールという名前でした。
yanokamiとしての活動を再始動し、3本の夏フェスに参加を発表。楽しみにしていましたが、直前の2011年7月27日、レイ・ハラカミさんが急逝されてしまいました。それでもライヴは、残った矢野さんが勤め上げました。
2012年5月2日(水) 日本武道館
2011年に引き続き、清志郎さんの命日、5月2日に開催されるR&Rショーに出演されました。他の出演者は、奥田民生、木村充揮&内田勘太郎、斉藤和義、JUN SKY WALKER(S)、Steve Cropper、Chara、トータス松本、仲井戸“CHABO” 麗市、浜崎貴司+ 小泉今日子、三宅伸治、吉井和哉、ラキタ、LOVE PSYCHEDELICO。さらに、バンドは、仲井戸麗市(Guitar)、新井田耕造(Drums)、藤井裕(Bass)、Dr.kyOn(Keyboards)、梅津和時(A.Sax)、片山広明(T.Sax)、Leyona(Chorus)という豪華なメンバーで4時間半。矢野さんは、「雑踏(アルバム「KING」収録。矢野さんによるカバーは世界初演)」と「ひとつだけ」を弾き語りで披露。
2012年5月3日(木)- 5月4日(金) 六本木ヒルズアリーナ
2012年ゴールデン・ウィーク、J-WAVEと六本木ヒルズが共催するイベントのオーガナイザーを務めました。テーマは『風を作れ。雲を渡れ。』。矢野さんの呼びかけに応えたミュージシャンは、松本淳一/MATOKKU、原田郁子、大貫妙子、Ovall、細美武士、大橋トリオ、世武裕子、宮沢和史、レキシ、鈴木慶一。
矢野さんは、3日はyanokami(ゲストダンサー:森下真樹)として、1. Don't Speculate、2. David、3. Ruby Tuesday、4. 東京コシツ(森下真樹)、5. 瞳をとじて、6. ばらの花、EC. 気球にのって を演奏。4日はソロで、1. また会おね、2. しあわせなバカタレ、3. Home Sweet Home、4. 気仙沼においでよ、5. All The Bones Are White、6. いい日旅立ち、7. GREENFIELDS、EC. ひとつだけ を演奏されたそうです。左高さん、ありがとうございました。
2013年11月30日(土)めぐろパーシモンホール
ピアノに特化した二日間のイベントの初日に登場。この日は、アルゼンチンのNora Sarmoria、ブラジルのAndré Mehmariの三人が出演。
Nora Sarmoriaさんは、歌入り(弾き語りと言うより、ピアノに合わせたスキャットという感じ)。続く André Mehmari氏は、ダイナミックかつ繊細なテクニックを響かせるピアノ。それぞれ一時間の演奏の後、最後に登場した矢野さん。いつものように弾き語り用にセットされているように見えたマイクを、さっと脇にどけ、ピアノ演奏に専念。1. A Thought(ハイドン風であり、シューマン風?)、2. あの町この町、3. WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN、4. いい日旅立ち、5. 楽しき農夫、6. 本日初演の新曲。を披露。歌詞の制約が無い分、いつも以上にアバンギャルドな演奏。久しぶりに聴く3曲目や、歌詞抜きで、さらに大胆にアレンジされた4曲目など、どれも印象深い。そして、アンコールで、いもむしごろごろ。この曲だけは、歌唱付きだったが、それまでの集中したピアノ演奏でコンディションがすっかり高まっていたのか、これまた素晴らしい演奏だった。イベントの最後は、Nora嬢とAndré氏の連弾による唱歌「ふるさと」。三者三様、個性的なピアノ演奏と、イベントの趣旨に沿って、ピアノだけで勝負した矢野さんのカッコ良さ。意外なほど楽しいイベントだった。
2015年8月21日(金)東京国際フォーラム ホールA
松本隆氏の作詞活動45周年を記念した二日間のイベントの一日目に登場。20名以上のゲストが、彼の作詞作品を歌う豪華なコンサートで、松本氏自身、40年ぶりと言うドラムを叩き、はっぴいえんどの曲を細野晴臣氏、鈴木茂氏とともに演奏されました。矢野さんは、ピアノ弾き語りで「想い出の散歩道」、バンドと一緒に「ポケットいっぱいの秘密」の二曲、どちらもアグネス・チャンのカバーを披露されました(もちろん、後者は、すっかり矢野さんバージョンになっていましたが)。また、コンサートの最後、出演者全員が揃っての「風をあつめて」でも、ワンコーラス、リードを取っていました。
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2016年8月28日(日)夢の島公園陸上競技場
高橋幸宏氏がキュレーターを務める野外フェスに出演されました。
まずは、AFTER SCHOOL HANGOUT(林立夫&沼澤尚 with 鈴木茂, 森俊之, 沖山優司 featuring Leyona and 高橋幸宏)のステージに、スペシャル・ゲストとして出演し、二曲を共演。呼び込みの際、高橋幸宏氏は「僕の隣で歌を歌うのは、YMO以来かな」と言ってました。共演曲は、NEIL YOUNG / HELPLESS、TODD RUNDGREN / I SAW THE LIGHT。(私は、すっかり曲名を失念していたのですが、後日、メールでご指摘いただきました。これでした! 小松様、ありがとうございます。)
1アーティスト挟んで、矢野さん自身の部。
実際の蝉の声が響く野外での「夏休みの子供」から始まる最初の4曲はピアノ弾き語り。矢野さん目当てじゃ無い人も多数参加のイベントを意識したような分かりやすい演奏とMC。「ひとつだけ」の演奏前には「この曲をセルフ・カバーでレコーディングした時、最初に良い曲だと誉めてくれたのが幸宏でした」のコメントあり。そして、ゲストのSeiho氏を呼び込み、まずは彼のソロ・プレイ。サウンドを操ると同時に、持参してきた花を花瓶に生けていくという、ちょっと謎のパフォーマンス(ハラカミさんは、こういう美意識とは違ってたなぁ…)。そこからシームレスに「Tong Poo」へ。Seiho氏、そのサウンドと生け花パフォーマンスだけでなく、さらっさらのロングヘアーにヘソ出しルックと、全身美意識の塊のような雰囲気だが、意外に喋ると関西弁の好青年という風でもある。そして、最後は、二人で新たに録音した「春咲小紅」のニューバージョン。11月に発売される「矢野山脈」に収録されるそうです。
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2016年9月11日(日)昭和女子大学人見記念講堂
動物愛護週間に開催されるイベントに出演されました。他のゲストは(以下、敬称略)、akiko、浅田美代子、浅野明子(弁護士)、小泉今日子、坂本美雨、スティーヴ・エトウ、椿鬼奴、富樫春生、町田康、水越美奈(動物行動学)、渡辺眞子、友森玲子、糸井重里。
矢野さんは、オープニング・アクトとして、わたしのにゃんこ(いつもより猫成分多め)と、わたしとどうぶつと。を(歌詞の背景を、かなり丁寧に説明しながら)演奏。「わたしとどうぶつと。」では、レコーディングにも参加したミグノンのボランティアの皆さんがコーラスで参加しました。
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2017年5月3日(水)恵比寿 ザ・ガーデンホール
赤塚不二夫氏の傑作「天才バカボン」と「もーれつア太郎」の50周年記念イベントとして、2017年5月3日〜5日の三日間開催された「バカ田大学祭ライブの」初日に、THE BEATNIKSと共に出演されました(因みに、4日は、大貫妙子さん&小松亮太さん、KIRINJI、5日は、ゴンチチと清水ミチコさん)。なお、主催は「赤塚不二夫生誕80年製作実行委員会」ですが、赤塚氏は1935年生まれなので、このイベント開催時は生誕82年に当たります。
先攻で登場した矢野さんは、「昔、山下達郎と、『大学祭には出ないようにしよう』と約束し合ったけど、今回は呼んでいただいて嬉しい」ということで、「BAKABON」、「SUPER FOLK SONG」、「雑踏」、「Welcome to Jupiter」、「中央線」、「あたまがわるい」、「春咲小紅」、「いい日旅立ち」、「ひとつだけ」の9曲を弾き語りで披露。
セットチェンジの後は、THE BEATNIKS(高橋幸宏・鈴木慶一の両名に加え、砂原良徳氏とゴンドウトモヒコ氏が参加)のステージ。「6 7,000,000,000の天国」、「ちょっとツラインダ」、「出口無し」などを演奏。そして、最後に矢野さんをステージに呼び戻して、この日のために作った新曲「シェー・シェー・シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Ya」。アンコールは、矢野さんがリクエストしたというYMOナンバー「BALLET」を、THE BEATNIKSと矢野さんが演奏するという、レアな光景になりました。「シェー・シェー・シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Ya」の時は、ユキヒロ氏はドラムを叩いていたけど、矢野さんはスタンディングでコーラス。「BALLET」の時は、矢野さんはピアノとコーラスで参加しましたが、ユキヒロ氏はドラムは叩かずにヴォーカルに専念していたので、個人的に期待していた、彼のドラムと矢野さんのピアノの共演とはなりませんでした。
2017年9月18日(月)昭和女子大学人見記念講堂
今年も、動物愛護週間に開催されるイベントに出演されました。他の出演者は(以下、敬称略)、akiko、坂本美雨、清水ミチコ、スティーヴ・エトウ、椿鬼奴、富樫春生、友森昭一、町田康、水越美奈(動物行動学)、渡辺眞子、友森玲子。
矢野さんは、矢野家歴代の猫の毛が付いたままという衣装で、「SUPER FOLK SONG」と、「SUPER FOLK SONG RETURNED」を演奏されました。
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2017年12月26日(火)恵比寿 ザ・ガーデンホール
恵比寿The Garden Hallで開催されたAFTER SCHOOL HANGOUTのライヴにゲスト出演されました。AFTER SCHOOL HANGOUTは、林立夫氏と沼澤尚氏、二人のドラマーが立ち上げたプロジェクトで、お二人の他に、ギターの鈴木茂氏、キーボードの森俊之氏、ベースの沖山優司氏、ヴォーカル&ギターのLeyona氏と高橋幸宏氏がメンバー。主に、彼らがが学生時代、放課後に夢中になっていた'60〜'70年代にかけての洋楽カヴァーを演奏されています。今回は、矢野さんと田中和将さん from GRAPEVINEをゲストに迎えての公演。ステージの終盤に登場した矢野さんは、WORLD HAPPINESS 2016 夢の島 THE LASTで共演したときにも演ったNeil Youngの"Helpless"をユキヒロ氏とデュエット。もう一曲は、キーボードを弾きながらLaura Nyroの"Stoned Soul Picnic"。歌も良かったが、間奏でのピアノ・サウンドの矢野さんとオルガン・サウンドの森俊之氏、二人のキーボードの掛け合いがカッコ良し。最後、アンコールにも登場し、皆でThe Beatlesの"Revolution"。永遠の高校生達の余裕と遊び心溢れるサウンドでした。
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2018年5月12日(土)海の中道海浜公園 野外劇場
福岡の海の中道海浜公園で開催された野外イベントに出演されました。ステージにYAMAHAのグランド・ピアノをセッティングし、17時30分、登場するや、ステージ上からiPhoneで会場をパチリ。そして演奏開始。演奏曲は
家族連れも多くのどかな雰囲気が溢れるCircleの会場に、コアなファン以外も多いフェスならではの鉄板曲で固めたセットリストと、野外仕様の力強さ重視のピアノ演奏が、心地よく響きました。
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2018年8月2日(木)恵比寿 ザ・ガーデンホール
赤塚不二夫氏の没後10年分のバカを、音楽(LIVE)と笑い(落語)と祭(バカ盆踊り)に詰め込んだというイベントが8月1日・2日に開催され、矢野さんは二日目に出演されました。
この日の出演者は、LEO IMAI(LEO今井、岡村夏彦、シゲクニ、白根賢一)、矢野顕子、Sweet Robots Against The Machine(TOWA TEI+砂原良徳+バカリズム)、THE BEATNIKS(高橋幸宏+鈴木慶一)。(敬称略)
2番手に登場した矢野さん(蟻がデザインされた衣装。「矢野アリ子」だそうで…)は、「BAKABON」、「夏なんです」、「ラーメンたべたい」、「夕焼けのなかに」、「ひとつだけ」の5曲を弾き語りで披露。
「ひとつだけ」の演奏前には、昔、巨人軍の宮崎キャンプを訪れた際、王選手から「もっと、みんなに分かりやすい歌をつくりなさいよ」と言われたという話しで笑いを取るなど、演奏・歌唱だけでなく、MCも絶好調。さらに、「ひとつだけ」の演奏中には「何故、中華料理かと言うと、元々、アグネス・チャンのために書いた曲だったから」「この曲は、ユキヒロが最初に誉めてくれた」など、自由な語りをぶち込むという奔放なパフォーマンス(歌詞が飛んだからか?)。しかし、この日の出演者陣の中で唯一、赤塚不二夫氏の思い出(「BAKABON」のシングルCDのイラストを快諾して下さったそうだ)を語る律儀さも見せてくれて、流石だなと感心してしまいました(というか、このイベント自体、商売っ気は見えても、赤塚不二夫氏へのリスペクトが感じられないと思ったのは、私だけだろうか?)
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2018年8月5日(火)葛西臨海公園 汐風の広場
葉加瀬太郎氏がプロデュースする音楽イベントに参加されました。このイベントは、葉加瀬氏が今年50歳を迎えたのを記念して、2002年から16年間続いた夏フェス「情熱大陸スペシャルライブ」からタイトルを替えて開催されたもので、大阪 万博記念公園もみじ川芝生広場と、東京 葛西臨海公園 汐風の広場で実施(大阪が7/28、東京が 8/4と8/5)。矢野さんが出演したのは東京公演の二日目でした。
35度を超える炎天下、15時30分、矢野さんのステージ開始。一段高くなったステージ上は風が強いらしく、楽譜が飛びそうになったり、マイクにウィンド・ノイズが乗っかる中、「CHILDREN IN THE SUMMER」、「ラーメンたべたい」、「ひとつだけ」、「PRAYER」の4曲。このフェスは、1ミュージシャンの持ち時間が長くても30分と短いため、皆、代表曲だけをぶち込んでくる傾向があるのですが、矢野さんも、まさに鉄板曲。また、このフェスの恒例、葉加瀬氏との共演は、4曲目の「PRAYER」。演奏開始前、「レコード買ってくれた?」と訊く矢野さんに対し、間髪入れず「アッコさんのは全部持ってますよ」と応える葉加瀬氏。「えっ!」と恐縮する矢野さん、というやり取り。そして、情感たっぷりのヴァイオリンが、曲の雰囲気を一層高める、素敵な演奏が披露されました。が、贅沢言えば、カンカン照りの中で汗だくで聴くよりも、夕暮れ時だったら、さらに気持ち良かったかも…
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2018年11月26日(月)東京国際フォーラム ホールA
武部聡志氏がプロデュースするコンサートにゲスト出演されました。この企画は、武部氏が選ぶ「100年後も聴き続けてほしい名アルバム」を、縁のあるミュージシャンや若い世代のミュージシャンが再現するというコンサートシリーズで、今回は、1975年発売の小坂忠氏「ほうろう」(矢野さんは鈴木顕子名義でKeyboardsとして参加)が採り上げられました。総合演出は、松任谷正隆氏。出演者は、小坂氏、矢野さん、フォージョーハーフから後藤次利氏と駒沢裕城氏、高橋幸宏氏、さかいゆう氏、田島貴男氏(ORIGINAL LOVE)、槇原敬之氏、Char氏、荒井由実氏、BEGIN、吉田美奈子氏、尾崎亜美氏、細野晴臣氏、そしてティン・パン・アレーから鈴木茂氏・林立夫氏・松任谷正隆氏。さらに、バンドとして、小倉博和氏、根岸孝旨氏、屋敷豪太氏。
矢野さんは、「つるべ糸」と、「I believe in you」(小坂氏の2001年のアルバム「PEOPLE」の収録曲)の2曲。矢野さんのピアノ伴奏と小坂氏の歌唱のみの組み合わせで、じっくり聴かせてくれました。
イベント全体については、IN/OUTもご覧ください。
2019年4月26日(金)・27日(土)・28日(日)東京国際フォーラム ホールC
Will Lee氏がミュージック・ディレクターを務め、三日間・四公演(土曜のみ二公演)が行われたイベントの、土曜日の昼の部と日曜日に出演されました。
四公演全て、ハウス・バンド=EAST MEETS WEST SUPER BANDがバックを固め、そこにゲスト・アーティストを加えていくという構成。ハウス・バンドは、基本、それぞれの楽器が日米のツイン編成。ベースは、バンド・マスターのWill Lee氏と鳥越啓介氏。ドラムスは、Chris Parker氏と山田玲氏。キーボードは、Jeff Young氏と桑原あい氏。ただし、ギターはゲストが弾くことも多いからか Nir Felder氏のみ。ブラス・セクションは Aaron Heick氏(Sax)、村田陽一氏(tb)、西村浩二氏(tp)の三人。さらに、女声コーラス3人(米国×2 + 日本×1)。ということで、矢野顕子トリオの拡大バンドとも言える編成。四公演で、ゲストで登場したのは、矢野さんの他に、Sam Moore氏(vo)、Mike Stern氏(g)、渡辺香津美氏(g)、藤巻亮太氏(vo/g)、Randy Brecker氏(tp)、Ada Rovatti氏(sax)、日野皓正氏(tp)、臼井ミトン氏(vo/g/pf/etc)。ゲストは、皆、四公演中二公演に出演。
まず、土曜の昼の部。矢野さんの登場は中盤の休憩開け。1曲目「BAKABON」。ホーン・セクションの参加と「イイノダー」の女声コーラスが、とても効果的。2曲目は、ブルーノート東京でのトリオ公演でお馴染み、小芝居を挟んでの「ゴジラ vs モスラ」。ブルーノートではWillが独りで切り盛りしている怪獣の咆哮を、エレキ・ギターとホーン・セクションのバトルで聴かせる。熱い! 3曲目「変わるし」。間奏で、アコースティックとエレキ、二人のベーシストの絡みをたっぷり聴かせ、さらに、ツイン・ドラムの迫力の競演もしっかり。そして、白熱の間奏から歌に戻る瞬間のカタルシスが最高。4曲目「ラーメンたべたい」。女声コーラスの参加がとても効果的。Nir Felderのギターも良い味を出している。この4曲で矢野さんの部は終了だが、会場を確実にヒートアップさせた名演でした。
さらに、アンコール。舞台上には、ゲストのRandy Brecker氏、Ada Rovatti氏、日野皓正氏、臼井ミトン氏、そして、矢野さんが再登場。ミトン氏がキーボードの前に陣取り、矢野さんはスタンディングで準備完了かと思いきや、ここにサプライズ。夜の部の出演メンバーであるMike Stern氏がアンコールだけに参戦、このメンバーでの楽しい演奏。ホーン・セクションのソロ回しの中、矢野さんはノリノリのスキャットを披露。今回のイベントで観たかったのは、まさに、この、ミュージシャンが入り乱れての大交歓会なのだ。楽しい!大興奮の内に、全編終了。
翌日、日曜日の公演。矢野さんは2番手で登場。演奏曲は土曜日と全く同じなので驚きは無いが、やはり、ホーン・セクションと女声コーラスを加えた大編成で聴く矢野さんは別格。アンコールには、昨日で自分の出番は終わったはずのRandy Brecker氏が参戦。矢野さんは、今回もスキャットを披露。三日間・四公演のイベントの締めを飾るにふさわしい、超絶楽しいアンコールでした。
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2019年12月21日(土) 中野サンプラザ
今年で23回目を迎える、塩谷哲プロデュース公演「Saltish Night vol.23」に出演されました。他の出演者は、塩谷哲氏、佐藤竹善氏、TOKU氏、宮沢和史氏。矢野さんは、塩谷哲氏・宮沢和史氏と三人で「二人のハーモニー」。塩谷哲氏と二人で「David」。ソロで「ラーメンたべたい」。再び、塩谷哲氏と二人で、彼が音楽を担当するNHK Eテレの番組「コレナンデ商会」から、「あしたへのしりとり」と「旅するビンのうた」。さらに、塩谷哲氏・佐藤竹善氏と三人で、「この素晴らしき世界(津軽弁バージョン)」(佐藤竹善氏もゲスト参加している伊藤君子さんのアルバム「津軽弁ジャズ〜ジャズだべ!ジャズださ!」収録曲。原曲は”What a Wonderful World”)。以上6曲に参加。また、全員が登場したアンコールでは塩谷哲氏の作品「星の夜」を演奏しました。
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2021年5月15日(土)
福岡 海の中道海浜公園で開催されてきた野外イベント CIRCLE。矢野さんは、2012年、2013年、2018年と出演。さらに、2020年は「やのとあがつま」としての出演が予定されていましたがコロナ禍のため開催中止。そして、2021年。改めて「やのとあがつま」として出演。ただし、収束しないコロナ禍のため、リアルでは無く、東京のスタジオからの配信での開催ということになりました。登場したのは、Day 1のトリ。演奏曲は
ホール・コンサートのエッセンスを凝縮したようなセット・リスト(ただし、矢野さんの使用楽器はRD-2000のみで、グランドピアノは準備されず)。なお、「鹿児島おはら節」は、九州で開催されるこのイベントを考慮しての新曲だったようです。海の中道海浜公園の、開放的でのどかな雰囲気で体感したかったけど、配信という事で、沢山の人にこのユニットのカッコ良さが届いたのなら良かったなと思います。
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2022年6月4日(土)
6月3日(金)〜 6月5日(日)の3日間、日比谷公園で開催された日比谷音楽祭2022。そのDay 2、日比谷公園大音楽堂「YAON」ステージで行われた「Hibiya Dream Session 2」に、やのとあがつまがゲストの一組として登場しました。やのとあがつまの演奏曲は
イベントのトップ・バッターとして登場。ステージ上には、ちゃんとグランド・ピアノとRD-2000がセットされましたが、演奏は3曲のみ。野音に響く 「あれは エーエ エトソーリャ」や、「ラッセーラー」を期待していた者としては物足りない。上妻氏のヴォーカルが聴けなかったのも残念。その代わり、音楽祭の実行委員長 亀田誠治氏率いるThe Music Park Orchestraも加わった「ひとつだけ」は、上妻氏の三味線も入った、まさにこのイベントだけのアレンジで楽しめました。
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弾き語りに特化したライヴ・イベントに出演されました。横浜場所は、他に、ハナレグミと大橋トリオが出演。矢野さんの演奏曲は、
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そして、大阪場所は、他に、KIRINJIと大橋トリオが出演。矢野さんの演奏曲は、
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2022年12月17日(土)東京国際フォラーム ホールA
コロナ禍に苦しむライヴ業界救済を目的に、上原ひろみさんが立ち上げた企画「SAVE LIVE MUSIC」。2020年8月から、ブルーノート東京を舞台に100回以上の公演を重ねてきましたが、ようやくライヴが復活してきた2022年、そのFinalとしてのホールツアー公演が開催されました。この企画で誕生した弦楽四重奏とのユニット「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」を軸に、会場毎に、ソロ、タップダンサー熊谷和徳氏との共演、そして、東京国際フォーラムでは矢野さんとの共演が行われました。
公演は二部構成。東京国際フォーラムでは、第一部が、上原さんと矢野さんの共演
第二部は、上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットの演奏。そして、アンコールの1曲目に矢野さんが再登場し、彼らと一緒に、
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2023年3月18日(土)幕張メッセ国際展示場 9〜11ホール
ビクターエンタテインメント内のレーベル、スピードスターレコーズが、設立30周年を記念して開催するフェス、「LIVE the SPEEDSTAR」に参加されました。
矢野さんは、トリの出演。演奏曲は
非常に充実したパフォーマンス。特に「ドラゴンはのぼる」の迫力は凄まじかったです。さらに、岸田繁さん(くるり)との共演も貴重でした。ライヴ全体については、IN/OUTもご覧ください。