1984年
DVD / ポニーキャニオン PCBA50054
立花ハジメ氏が舞台美術を務めた最初のコンサート『オーエス オーエス ツアー』の映像です。コンサートには行ったものの、ヴィデオは発売当時買っていなかったのですが、2001年にDVDで再発されました。
立花氏による、一見シンプルながら凝ったステージ・デザイン。矢野さんのメイク。表情。近年のライヴでは聴けなくなったレコード収録時に近いアレンジでの演奏。会場の雰囲気。色々な部分に「あの時代」を強く感じさせる、優れたライヴ・ヴィデオです。
澤田和宏さん、ありがとうございました。
1986年
VHS / SONY 88ZS83001
DVD / ポニーキャニオン PCBA-50067
1985年に行われた『BROOCH』のライヴです。舞台美術およびビデオの編集に、立花ハジメ氏のアート感覚が光っています。もちろん高橋悠治氏 & 坂本龍一氏のピアノも素晴らしい。アルバムと違って、こちらでは矢野さんのオリジナル曲弾き語りもあり、お得な内容になっています。
2004年、DVDにて再発されました。
1987年
VHS / やのミュージック AKKO-0001V
DVD / ポニーキャニオン PCBA50055
全国各地、呼ばれたところでピアノ一台のコンサートを行うという『出前コンサート』。1982年から87年にかけて36回行われた、第一期出前コンサートの模様を立花ハジメ氏の編集でカッコ良く見せるヴィデオです(収められているのは、松本公演と伊那公演からの抜粋)。後にリマスタリングしCD化したものが発売されました。矢野さんの一番の魅力である小ホールでのライブの雰囲気が良く出ています。
当初、やのミュージックの限定生産でしたが、2001年、DVDで再発されました。限定生産品には、出前コンサート名付け親である糸井重里氏と矢野さんの対談や主催者からのお便りなど、読み応えのある冊子がついていたのですが、再発DVDに付かなかったのが残念。
1990年
VHS / MIDI MDVP-99518
MIDIのボックスセット、矢野顕子Collection 2 (8枚組CD, 1990, MDCZ-1131~8) の特典としてのみ配布された非売品。1999年の矢野顕子コレクション再発の際にも予約特典として添付されました。
1989年3月7日、L.A. Mad Hatter Studioにてライヴ収録された、JAZZテイスト溢れる演奏です。
Hiroshi MURATAさんに教えていただきました。
1992年
VHS / EPIC SONY ESVU-361
DVD / ESBL-2132
「SUPER FOLK SONG」の録音風景を坂西伊作氏が監督したドキュメンタリー・フィルム。映画館でも公開されました。録音風景の合間に、糸井重里氏、鈴木慶一氏、谷川俊太郎氏、三浦光紀氏、宮沢和史氏へのインタビューも挿入されています。時に、鬼気迫る厳しさを見せつける矢野さんと、吉野金次氏をはじめとするスタッフのかっこよさは、まさにプロフェッショナル達の創作現場。矢野さんの音楽にかける真摯な姿勢が伝わってくる好作品です。
2003年にDVD再発されました。
2017年1月には、「2017 デジタル・リマスター版」が劇場公開されました。
1994年
VHS / EPIC/SONY ESVU-476
2012年
DVD/GT music/MHBL-240
Gil Goldstein, Mino Cinelu, Toninho Hortaと行った『LOVE IS HEREコンサート』のライヴ映像です。1993年11月9日、東京厚生年金会館にて収録。ベースのいない変則的なバンドですが、実に素晴らしい演奏です。同名のアルバムとは全然違う音作りになっていますが、矢野さんのホールコンサートの中でも最高の出来でしょう。信頼感に結ばれたプレイヤー達の表情が実に印象的。映像化されてよかった。
1997年に値下げ再発売されました。
2012年にDVD化されました。
2000年
VHS / EPIC RECORDS ESVU 526
DVD / EPIC RECORDS ESBB 2015
1996年~1999年、NHKホールで収録されたさとがえるコンサートから選曲された作品。ただし、一本のコンサートを通して記録したものではないので、「流れの中での盛り上がり」というライヴならではの魅力は希薄。サブ・タイトルが示すとおり、ライヴ盤というよりは、「ライヴ音源から選曲したベスト盤」という雰囲気です。CDと同時発売ですが、演奏中の矢野さんの一挙手一投足のかっこよさを堪能できる映像付きの方がお勧めかな。DVDは、音質、画質とも秀逸。それにしても、凄い演奏ばかりです。
2003年
DVD / EPIC RECORDS ESBL 2104
1991年~2000年。London、Paris、New Yorkから、六本木 PIT INN、さらに、日光と沖縄の出前。世界中で収録された弾き語り映像集。矢野さんのピアノ弾き語りの魅力集大成という感じです。演奏はもちろん、10年間の矢野さんのスタイルや、個性溢れる各会場の様子など、見所沢山。CD「ピヤノアキコ 。」と同時発売。
2009年
YCBW-10024
2008年12月14日、NHKホールでのさとがえるコンサートの模様を収めたDVD。Marc Ribot(guitar)、Jay Bellerose (drums)、Jennifer Condos (bass)という個性的なバックを従え、同年にリリースされたアルバム「akiko」をステージ上で再現した名演です。
さらに、特典として2008年8月3日にブルーノート東京で行われたMarc Ribotとの共演を3曲収録したCDも付属。
2012年
Blu-ray / MHXL-10
1980年代のライヴ映像3作品、「オーエスオーエス」、「BROOCH」、「出前コンサート」に、矢野さん本人と関係者による副音声を収録。さらに、アルバム「峠のわが家」のプロモーション用クリップ2曲を収録したボーナス・ディスクの計4枚組。
2016年
Blu-ray VIXL-165 / DVD VIBL-805
2015年発売のアルバム「Welcome to Jupiter」の収録曲を、それぞれのトラック・メイカーを招いて行ったレコーディング再現スタジオ・ライヴ=Electronicと、ビクタースタジオでピアノ弾き語りのみでソロ演奏したライヴ=Acoustic、対照的な二種のライヴを収録した映像作品です。
2017年
Blu-ray MHXL-41 / DVD MHBL-309
「SUPER FOLK SONG」の録音風景を坂西伊作氏が監督したドキュメンタリー・フィルム。1992年の公開から25年後となる2017年1月、デジタル・リマスターされたバージョンが劇場公開されました。