峠のわが家


1986年2月21日発売
MIDI MDCL-1254 / アナログ盤 MHJL-121
Produced by 矢野顕子
Co-produced by 坂本龍一


buttonThe Girl of Integrity

力強いリズムのオープニング曲。鳴き声をサンプリングされている"Modoki"は坂本家の飼い猫でした。

ページ先頭へ ページ最後へ

buttonDavid

"David"は聖書に出てくるダビデ王のことです。Bowie氏の事だとか、Sylvian氏の事だとか(彼は自分でもそう信じていたらしい)、色々な噂がありましたが…。三谷幸喜氏脚本のドラマ「やっぱり猫が好き」のオープニングテーマに使われました。矢野さん自ら、矢野&坂本アレンジの最高傑作と評される完成度の高さです。

ページ先頭へ ページ最後へ

buttonちいさい秋みつけた

どちらかといえば暗いイメージの童謡が、こんなにカッコよくなってよいのだろうか。その後も、このアレンジは進化を続け、いまやライヴで最も盛り上がる曲の一つになりました。このアレンジは、矢野さんの中学時代、大嫌いな家庭科の授業中に原型が出来たそうです。

ページ先頭へ ページ最後へ

button一分間

緊張感溢れる演奏と現代詩のマッチングが渋い。藤富氏の詩の原題は『非』(思潮社現代詩文庫『藤富保男詩集』/『魔法の家』より )。

ページ先頭へ ページ最後へ

buttonおてちょ。[Drop me a Line]

アメリカ南部をイメージさせるカントリー調の印象を受けるのだけど、凝ったアレンジで、ちょっと変わった手触りの曲になっています。タイトルは「お手紙頂戴」の略ですね。英語も同じ意味。

ページ先頭へ ページ最後へ

button海と少年

大貫妙子氏ならではの美しいメロディーラインと、バックのタイトな演奏がいい感じにまとまっています。

ページ先頭へ ページ最後へ

button夏の終り

元はオフコースの名曲ですね。カバーという言葉が不適切だと感じるぐらいのオリジナリティに溢れた仕上がり。胸に染みます。

ページ先頭へ ページ最後へ

buttonそこのアイロンに告ぐ

このかっこよさはどーだっ。と迫ってくるような引き締まった演奏です。

ページ先頭へ ページ最後へ

buttonHome Sweet Home

いい歌詞に、巧みなアレンジ、曲調はまさに矢野風ポップス、バックは高橋幸宏氏らおなじみの面々、と、緊張感溢れるアルバムの最後にほっとさせてくれるナンバーです。

ページ先頭へ ページ最後へ


button収録曲一覧

  1. The Girl of Integrity
  2. David
  3. ちいさい秋みつけた
  4. 一分間
  5. おてちょ。[Drop me a Line]
  6. 海と少年
  7. 夏の終り
  8. そこのアイロンに告ぐ
  9. Home Sweet Home

ページ先頭へ ページ最後へ


このアルバムはLPでも発売されたと記憶していますが、私は、ここからCDに移行しました。このアルバムも含め、以降の作品紹介では、A/B面の区別は付けていませんのでご了承下さい。


ALBUMへ戻る ホームページへ戻る BROOCH BROOCH

メールはこちらへ