1986年2月21日発売
MIDI MDCL-1254 / アナログ盤 MHJL-121
Produced by 矢野顕子
Co-produced by 坂本龍一
- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子・坂本龍一
- STEVE FERRONE: drums
- EDDIE MARTINEZ: guitar
- 坂本龍一: keyboards
- 井上陽水・矢野顕子: background vocals
- MODOKI: cat roar
- GENE ORLOFF: strings contractor
力強いリズムのオープニング曲。鳴き声をサンプリングされている"Modoki"は坂本家の飼い猫でした。
- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子・坂本龍一
- 高橋幸宏: drums
- 大村憲司: guitar
- 坂本龍一: keyboards
- 矢野顕子: Keyboards
- 鈴木さえ子・鈴木慶一・武川雅寛・矢野顕子: background vocals
"David"は聖書に出てくるダビデ王のことです。Bowie氏の事だとか、Sylvian氏の事だとか(彼は自分でもそう信じていたらしい)、色々な噂がありましたが…。三谷幸喜氏脚本のドラマ「やっぱり猫が好き」のオープニングテーマに使われました。矢野さん自ら、矢野&坂本アレンジの最高傑作と評される完成度の高さです。
- 作詞: サトウハチロー
- 作曲: 中田喜直
- 編曲: 矢野顕子
- STEVE FERRONE: drums
- ANTHONY JACKSON: bass
- 矢野顕子: piano
- 坂本龍一: keyboards
どちらかといえば暗いイメージの童謡が、こんなにカッコよくなってよいのだろうか。その後も、このアレンジは進化を続け、いまやライヴで最も盛り上がる曲の一つになりました。このアレンジは、矢野さんの中学時代、大嫌いな家庭科の授業中に原型が出来たそうです。
- 作詞: 藤富保男
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子・坂本龍一
- STEVE GADD: drums
- EDDIE GOMEZ: bass
- BENNY WALLACE: alto sax
- 矢野顕子: piano
緊張感溢れる演奏と現代詩のマッチングが渋い。藤富氏の詩の原題は『非』(思潮社現代詩文庫『藤富保男詩集』/『魔法の家』より )。
- 作詞: 矢野顕子・Peter Barakan
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 坂本龍一
- EDDIE MARTINEZ: guitar
- 吉川忠英: acoustic guitar
- 坂本龍一: keyboards
アメリカ南部をイメージさせるカントリー調の印象を受けるのだけど、凝ったアレンジで、ちょっと変わった手触りの曲になっています。タイトルは「お手紙頂戴」の略ですね。英語も同じ意味。
- 作詞: 大貫妙子
- 作曲: 大貫妙子
- 編曲: 矢野顕子・坂本龍一
- STEVE FERRONE: drums
- EDDIE MARTINEZ: guitar
- 松原正樹: guitar
- 坂本龍一: keyboards
大貫妙子氏ならではの美しいメロディーラインと、バックのタイトな演奏がいい感じにまとまっています。
- 作詞: 小田和正
- 作曲: 小田和正
- 編曲: 矢野顕子
- strings arrangement: 坂本龍一
- STEVE GADD: drums
- ANTHONY JACKSON: bass
- 坂本龍一: keyboards
- GENE ORLOFF: strings contractor
元はオフコースの名曲ですね。カバーという言葉が不適切だと感じるぐらいのオリジナリティに溢れた仕上がり。胸に染みます。
- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
- STEVE GADD: drums
- ANTHONY JACKSON: bass
- 松原正樹: guitar
- BENNY WALLACE: alto sax
- 坂本龍一: keyboards
- GENE ORLOFF: strings contractor
このかっこよさはどーだっ。と迫ってくるような引き締まった演奏です。
- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子・坂本龍一
- 高橋幸宏: drums
- 大村憲司: guitar
- 吉川忠英: acoustic guitar
- 坂本龍一: keyboards
- 矢野顕子: piano
いい歌詞に、巧みなアレンジ、曲調はまさに矢野風ポップス、バックは高橋幸宏氏らおなじみの面々、と、緊張感溢れるアルバムの最後にほっとさせてくれるナンバーです。
このアルバムはLPでも発売されたと記憶していますが、私は、ここからCDに移行しました。このアルバムも含め、以降の作品紹介では、A/B面の区別は付けていませんのでご了承下さい。
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