1997年7月1日発売
SONY MUSIC ENTERTAINMENT ESCB-1816
Produced by 矢野顕子 (「Jin Jin」、「The Stew」を除く)
- 作詞: 林春生
- 作曲: Don Wilson, Mel Taylor, Jerry McGee , Johnny Durrill
- 編曲: 矢野顕子
- STEVE FERRONE: drums
- WILL LEE: bass
- 矢野顕子: piano and keyboards
- JEFF BOVA: synths programming
いきなり意表を突く渚ゆう子さんのカバー。The Ventures作曲のロマン歌謡を、全く新しい解釈のノリの良いアレンジで聞かせてくれます。
- 沖縄民謡
- 編曲: 矢野顕子・Mino Cinelu
- Produce: 矢野顕子・Mino Cinelu
- MINO CINELU: drums, percussion and keyboards
- ANTHONY JACKSON: bass
- CHUCK LOEB: guitar
- 矢野顕子: piano and keyboards
- JEFF BOVA: synths programming
Mino氏とのコラボレーションによる沖縄ソング。"Jin Jin"とは蛍のことだそうです。「てぃんさぐぬ花」(ELEPHANT HOTEL収録)と同様、Mino氏の存在感が圧倒的。
- 作詞: 糸井重里
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 槇原敬之
- Produce: 矢野顕子・槇原敬之
- 槇原敬之: keyboards and backing vocals
- 小倉博和: guitar
- 飯田高広: synths programming
アレンジと共同プロデュースを手がけた槇原氏は、デビュー前に教授のサウンド・ストリートにデモテープを応募したりしていました。80年代の矢野サウンドを再現しようとしたかに思えるアレンジから、彼の思い入れが伝わってきます。先行シングルとなっただけでなく、秋にもハウスのシチューの素のCMソングとして再度シングルが発売されました(CMソングとして作られた訳では無く、曲が先に発表され、その後、CMソングに採用された、という経緯だそうです)。
- 作詞: 中村志津代 / 英語詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
- CLIFF ALMOND: drums
- 矢野顕子: piano and keyboards
- JEFF BOVA: synths programming
小学生の詩に曲をつけたもので、NHKの特別番組用に作られました。シンプルな構成だった「たいようのおなら」(ただいま。収録)と違って、矢野さんによって素敵に膨らまされています。ラストのCliff氏のドラムは圧巻。
- 作詞: 糸井重里
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
- CLIFF ALMOND: drums
- 矢野顕子: keyboards
- JEFF BOVA: synths programming and sound design
サウンド的にはThe Hammonds的な雰囲気もある、小品風の印象の曲です。糸井さんの詞にしてはストレートな内容かな、という気もします。
- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
- WILL LEE: bass
- 矢野顕子: piano and keyboards
- JEFF BOVA: synths and drum programming
- merci beaucoup, Monsieur Boyer!
元々は「全部フランス語の歌を歌いたかった」そうですが、とりあえず、さびの一言のみ。だけど、とても効果的だと感じます。デビアスのダイアモンドのCMに使われました。
- 作詞: Hank Williams
- 作曲: Hank Williams
- 編曲: 矢野顕子
- PAT METHENY: guitar
- 矢野顕子: piano
- JEFF BOVA: sound design
米国人の心の故郷、Hank Williams氏の作品を、Pat Metheny氏のギターで聴かせる、静かな曲。間奏での矢野さんのピアノとPat氏のギターの絡みはしみじみと美しいです。
- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
- STEVE FERRONE: drums
- WILL LEE: bass
- PAT METHENY: guitar and zero-tolerance guitar
- DON ALIAS: percussion
- KASIM SULTON, ERIC TROYER and RORY DADD: backing vocals
- 矢野顕子: piano and keyboards
- JEFF BOVA: synths and drum programming
大作風の趣もある力強い曲です。Pat Metheny氏は、前の曲とは対照的なギターの音色(zero-tolerance guitar)を聞かせてくれています。
- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
- HUE McCRACKEN: guitar solo and blues harp
- 矢野顕子: piano
- JEFF BOVA: percussion programming
胸の奥底にずっしりと響く重い曲です。アルバム発表の大分前からライヴでは披露されていました。その頃は「日本語のタイトルはまだ考えていません」と言う事でしたが、結局タイトルは英語のままになりました。"すべての骨は白い"というこのタイトルは、ルワンダの大虐殺を報じたNewsweekの写真(フツ族とツチ族の死体が並んでいる。殺し合った両者とも骨になってしまえば、それは同じように白い....)に触発されたものだそうです。
McCRACKEN氏のファースト・ネームは、ライナーノーツに合わせて、"HUE"と表記しましたが、"HUGH"が正しいのではないかと思われます。
アルバムタイトルは、ジャケット表面やCD表面に使われている英語大文字表記を、曲名はライナーノーツに使われている単語先頭のみ大文字表記を使いました。
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