地区 | 公演日 | 開演時間 | 会場 |
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大分 | 12月1日(月) | 19:00 | 大分文化会館 |
福岡 | 12月2日(火) | 19:00 | 福岡シンフォニーホール(アクロス内) |
広島 | 12月3日(水) | 18:30 | NTTクレドホール |
新潟 | 12月5日(金) | 18:30 | 新潟県民会館 |
仙台 | 12月6日(土) | 18:30 | イズミティ21 |
愛知 | 12月9日(火) | 18:30 | 名古屋市民会館 |
大阪 | 12月10日(水) | 19:00 | フェスティバルホール |
12月11日(木) | |||
東京1 | 12月13日(土) | 19:00 | NHKホール |
12月14日(日) | 15:00 | ||
東京2 | 12月16日(火) | 19:00 | パルテノン多摩 |
追加ギグ | 12月17日(水) | 20:00 | 渋谷CLUB QUATTRO |
札幌 | 12月19日(金) | 18:30 | 札幌教育文化会館 |
神奈川 | 12月21日(日) | 18:00 | 神奈川県民ホール |
昨年とは見違えました。それもそのはず、75ポンドも減量されたとのこと。しかし、テクニックは75ポンド分向上、という矢野さんの紹介通り、渋いベースラインを聞かせてくれました。
今回のツアーではポッキーを卒業しジョージア缶コーヒーにはまっているらしいです。見るたびに上手くなっていく人です。ドラム界のBrad Pittと呼ばれる容貌で女性ファン急増中。
昨年と同じ、ピアノ、ハモンド(レズリー2台)に加え、Rolandのシンセも使用。衣装は緑地にラメ入りの派手なもの。緑のスパッツにナイキのスニーカー(紫バージョンもあり)。アンコールでは、ゴールド系の衣装に着替えスパッツも紫に。
自分が行ったところ以外は、メールで送っていただいたものです。
新し物としては、津軽と沖縄の合体ミュージックと彼女は言っていましたが「津軽ツアー」+「Jin Jin」が面白かったです。あと、本邦初公開の曲が2曲ありました。1曲目は曲名は忘れましたが作詞:谷川俊太郎、作曲:小室等でピアノソロの静かないい曲でした。矢野さんも言っていましたが「小室といえば等です。(笑)」(私の年代はそうです。!!年がばれる?)後の1曲はこれは題名は知らない(キッパリ)SMAPの大阪弁のにぎやかな曲です。
とにかく本人も言っていましたがツアー初日ということで緊張感が漂っていました(会場も含めて)がさすが終盤になるとうまく盛り上がりメンバーとのコミュニケーションもうまくいっているようでセッションもさすがでした。去年の情報のとおり、これがたったの3人で作り出しているサウンドか!という迫力でコリャアマイッタといったところです。
これは余談ですが、一泊しての帰り(12/2)、日豊本線の特急のホームに駆け上がったときナナなんと昨日ステージに上がっていたご一行がいらっしゃるではないですか!最初に目に入ったのはAnthony・ジャクソン、Cliff・アーモンドの二人で矢野さんを探すといましたいましたすぐそこに。カメラ片手に列車が入線してくるのをお待ちのようで。一瞬まさかという思いでしたが、周りの人はさすが大分、誰も気づいている人はいませんでした。てっきり次の福岡は車で移動だとばかり思っていましたが電車だったのですねえ。思わず「サイン」してもらおうかと思ったのですが年を考え(こういう時に無駄な理性が働く(^~;)。)断念しました。お疲れでしょうからねえ。
reported by 根本泰一さん
アッコちゃんは「大分から電車を運転してきたので疲れた」と言ってました。電車の運転席真後ろから電車を運転するつもりで楽しく乗ってきたらしいですよ。
reported by Y.Nakamura さん
やっぱり、矢野さんは素晴らしい!!!支えてくれる、お二方も、もちろん素晴らしいけれど、なんと言ってもあっこちゃんはいい。今回広島は、収容人数約600名のこじんまりとしたホールでしたが、満員のファンは、ただひたすら、あっこちゃんに、酔いしれていました。(と、私は勝手に思ってます)
音響のあまり良くない(関係者の弁)ホールでしたが、それをわかって、そのようにこなしてしまう、実力。それなりに聞かせてくれるPA。なんて、素晴らしいんでしょう。3年ぶりの広島ということで、昔懐かしい曲も、<ピアノナイトリィ>からの曲も、もちろん<OuiOui>からの曲も大サービスでした。
広島では、12月21日 午後7時から8時まで、広島FMで、ライブの放送があります。コンサートに行かれた方も、残念ながら行けなかった方も、是非聞いて下さい。
また、「当分アルバムは作らないつもりだったけれど、自分のためのホリディで、フランスへ行ったら、次々にインスピレーションがわいてきて、誰が止めたって、作るからね」っておっしゃってましたので、早くも、次回作が楽しみです。これから、コンサートへ行かれる方、幸せを充分かみしめて下さいね。
reported by 森田ゆかりさん
仙台駅から地下鉄で15分ほどの会場は、立地と名前から予想していた「バブリー」なホールとは違い、地域に根差したコミュニティセンターという感じ。
昨年とほぼ同じ、舞台向かって左に矢野さん、中央にAnthonyさん、右にCliffさんのシンプルなステージ。しかし、演奏の方は去年以上のまとまりの良さ。Anthonyさんのベースの冴えは当然として、Cliffさんのドラムスの「はまり具合」が実に気持ちよい。新たに加わったシンセも効果的に使われていた。
唯一、コーラスがいないのが残念なこのバンドだが、2年目のツアーとあって、雰囲気は家族のよう。特に、Cliffさんのドラムソロを見つめる矢野さん、Anthonyさんの表情は、まるで両親のようだった。(パンフでは、Cliff氏は矢野・Anthony夫妻の家の居候との設定。)
矢野さんのMCで印象的だったのは、「私は、"君を抱きしめて...."みたいな詞が書けないんです。最近、理由が分かりました。興味が無いんです(笑)」 で、お得意の「食べ物 & 動物系」の曲へ行くのでした。
選曲も私好みで、特にラスト近くは涙腺をこじ開けられるような感動でした。
そんなわけで7年ぶりにフェスティバルホールに行きました。開場と同時に中に入りましたが東京のホールと違い横に広い印象を感じました。ちなみに矢野さんはここのスタインウェイをかなり気に入っているとのことです。どんべいさんがやたらと1階の客席の合間を歩いているのが目に入りました。
さて肝心のLIVEの内容ですが、あらかじめセットリストを知っていて「去年のさとがえるに比べて見劣りするかなぁ」とも思いましたが、やはりあのトリオやってくれます。もちろん昨年とは色合いが違いますが、改めて矢野顕子の底力を見せつけてくれました。全体としてはエレファントホテルツアーをあのトリオでやった感じでした。
曲で印象的だったのは予想された1曲目、久々に聞いた12曲目と13曲目、初めて聞いた2曲目等です。特に13曲目と14曲目は完全矢野さんのモノになっていますね。13曲目は以前Puffyがオリジナルに忠実にやってたのを聞きましたが違和感を覚えました。また噂のSMAPソングはキョードー大阪の方に関西弁指導していただきキョードー大阪ヴァージョンになってました。しかし残念だったのは2曲目とアンコール1曲目はコーラスが欲しかったっす。
追伸:Cliffが1967年生まれとは・・・僕より若い。
reported by ベースを持ったねじまき鳥さん
ツアーも中盤、矢野さんもすっかり舞台慣れした感じで、MCや踊りにも余裕が感じられました。PAも去年のNHKホールと比べて、ヘッドセットのマイクとスタンドマイクの音質の差が大分解消された点や、ベース/ドラムスののPAのバランスが、ずっと良くなった点など、随分良くなった感じです。
ソロパートの「しようよ」、良かったですね。曲の最後がほんと、泣かせます。「ふりむけばカエル」では、緑のスパッツを指して「今日は足がカエルっぽい」と矢野さん。会場からの「裸足はやめたの?」という声に対して「ナイキを履いてみたかったの」
三人とも非常にのっていた感じで、特にアンコール前のラスト3曲の矢野さんのピアノ演奏及び、ドラム・ベースとの絡みは鬼気迫る、という表現が似合うほどの迫力でした。
今日の衣装は、紫ベースで、スパッツも濃い紫。ステージ上にはテレビカメラが複数セッティングされている。恐らく、いつかテレビ放映されるのだろう。テレビカメラが入った時の常として、矢野さんのMCはいつもより長めになっていた。
昼の3時からの公演という事で、どうもノリが微妙にずれているように感じられた。PAの具合も、昨日よりバランスが悪くなった気がする。とは言え、終盤の盛り上がりは見事で、さすがプロですね。
キャパが1400人ほどと、NHKホールの半分以下の比較的小さな会場であることに加え、矢野さんのボーカルのPAが、リバーブを深めに利かせたオンマイクっぽい音質で、良い意味の「こじんまり」感が漂ったステージだった。特にソロパートで、ピアノをポロポロ弾きながらポツリポツリと喋りつつ、そのまま自然に曲に入っていくという辺りが、リラックスした感じ。しかしながら、今回のコンサートの山場である「アンコール前のラスト3曲」の白熱ぶりは、私が観た会場の中では、今日が一番凄かった。もう、鳥肌ものっす。プレーヤーの皆さんもすごく楽しそうでした。因みに、アンコール終了後、最前列に座っていた人がCliffさんの好物、ジョージアの缶コーヒーを差し出し、喜ばれていました。
開場前にクラブの入り口の方に行ったみたら、クアトロの店内のエスカレーターを上がってくる「さとがえるトリオ」と遭遇。いきなり、私の鼻先50cmぐらいのところを矢野さんが通過して呆然としてしまう。近くに居合わせた女子高生もカメラを片手に固まっている。矢野さんは彼女に近づいて「どうしたのぉ? じゃぁ一緒に」と、ツーショットの写真を側にいた人に頼んであげる。白目を剥いて失神しかかっている女子高生を置いて、クアトロ正面から入っていく三人。それを見ていて、私も泡を吹かんばかりに驚いていると、Anthony氏が一人出てきて、同フロアにあるレコード売り場でジャズのLPを物色し始める。声を掛けようと思うが、プライベートな時間に申し訳ないな、と躊躇していたのだが、結局、彼を呼びに来たコンサートスタッフがサインを頼んでいるのを見て、今なら良いか、とばかりに話し掛けてしまいました。Anthony氏は愛想良く返事をしてくれ、握手もしてくれました。我ながらミーハーだな。
そんな驚きの後始まったギグは、小スペースならではのリラックス感とのりの良さが、演奏にもMCにも出ていてとても楽しい。Cliffさんはミネラル・ウォーターではなくてジョージアを飲みながら、今日買ったという腕時計を嬉しそうに自慢したりしていた。矢野さんは、茶色の半袖のニットに黒のパンツ、足元は革のブーツといういでたち。
ホールコンサートよりは数曲少なく、矢野さんのソロパートも無かったのだが、クラブ用に編成し直した曲順は盛り上がりが持続する構成で、とても良かった。アンコールで「New Song」、さらに「ちいさい秋みつけた」でのりまくった(やはり立って聴くと良い))観客の鳴り止まない拍手に、さらに「All The Bones Are White」も披露。
客電が点き、「本日の公演は終了しました」という放送が何度も流されたのだが、それでも鳴り止まぬ拍手に、ついに矢野さん一人で登場。「こんなことになるなんて思っていなかったから、歌詞カードが無い」という矢野さんに、会場から「ひとつだけ!」の声。「それ、やろうか」といって始まった、ソロの「ひとつだけ」。矢野さんは、さびの部分で、すっと声を落とし、それにつられて客席から合唱が起こる。「嬉しいな」という矢野さんの言葉に、観客は一気に盛り上がり大合唱。さらには、私たちの歌声にバックコーラスを付けてくれる矢野さん。こんな、熱く、感動的なアンコールがかつてあっただろうか。大々々々々々々々満足のギグでした。
「雪(Snow)」の詩を書いた中村志津代さんも会場に招待され、とても感激されたとのことです。
ついに最終日。二階・三階に空席が目立つ会場がちょっと寂しい。紫バージョンの衣装で登場の矢野さんは、かなり疲れが溜まっているように感じられましたが、Anthony氏、Cliff氏は絶好調。それに引っ張られる感じで、ラストの「電話線」は、素晴らしい出来でした。
全体を振り返って、去年より数段まとまりが良くなっているのが印象的でした。一曲目の「Kyoto」を聴いた瞬間に、去年のCliff氏とは違うはまり具合の心地よさに驚かされ、毎回変わる「NEW SONG」におけるAnthony氏のベースや「ちいさい秋みつけた」の出だしのCliff氏のドラムなどに、このツアーを楽しみ、かつ真剣に取り組んでいるメンバーの心意気が感じられました。
「津軽ツアー ← → Jin Jin」でのCliffさんの白熱のドラムソロが終わり再び矢野さんのピアノが入る瞬間とか、数多くの「気持ち良いポイント」がありましたが、やはりラスト近くの「すばらしい日々」「ちいさい秋みつけた」「電話線」の三曲の白熱ぶりは凄かったです。
もし、来年もこのメンバーで演るのなら、是非Cliff氏にコーラスも練習して来てもらいたいと願うのは贅沢か?
森田ゆかりさん、木村加奈子さん、井上良弘さん、此木田さん、ねじまき鳥さん、土肥浩二さん、佐藤(み)さん、ありがとうございました。