1995年10月21日発売
SONY MUSIC ENTERTAINMENT ESCB-1627
Produced by 矢野顕子
- 作詞: 宮沢和史
- 作曲: 宮沢和史
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by THE BOOM
宮沢氏の優しさが満ち満ちたきれいな曲。いつもながら、このシリーズのピアノ及びヴォーカルの録音の良さには驚かされますが、一曲目だけに、とくにその印象が鮮烈です。

- 作詞: 大貫妙子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 薬師丸ひろ子
薬師丸ひろ子さんへの曲提供に当たって、「星の王子さま」を読んだことがなかった矢野さんが、大貫さんに作詞を依頼したそうです。

- 作詞: 鈴木祥子
- 作曲: 鈴木祥子
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 鈴木祥子
鈴木祥子さんは、このシリーズで取り上げられた中では若手の方だと思いますが、矢野さんのアルバムでバック・コーラスを務めたりもしていますね。

- 作詞: 松本隆
- 作曲: 馬飼野俊一
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by アグネス・チャン
こちらは、矢野さん自身が、かつてバックを務めていたことがあるアグネス・チャンさん。歌謡曲というにはもったいない佳曲です。

- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: Mike Stern
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by Mike Stern
Mike Stern氏の曲に矢野さんが詞をつけたもの。前年の「ELEPHANT HOTEL ツアー」で最初に披露されました。

- 作詞: 友部正人
- 作曲: 坂本龍一
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 石川セリ
フロッタージュとは、1925年、Max Ernstが創出した絵画における技法で、木などの凹凸面に紙を置いて上から鉛筆などでこすり、図柄を写し取るものだそうです。まぁ、そんな解説は野暮と思える、実になんとも、シュールな世界です。
DNPのサイト内にある陳岡めぐみ氏による解説を参考にさせていただきました。

- 作詞: 島崎藤村
- 作曲: 大中寅二
- 編曲: 矢野顕子
一般には望郷の念を切々と歌うという解釈が多いこの曲ですが、矢野さんのこの軽快なアレンジは、はるばる見知らぬ国に旅してきたことのわくわく感がでているようで気持ち良いです。個人的には、「とんでったバナナ」を思い出したりします。

- 作詞: 友部正人
- 作曲: 友部正人
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 友部正人
ストレートなタイトルに反して、ちょっと変わった詞です。それなりの人生経験が無いと歌えないだろうな、と感じます。

- 作詞: 小坂忠
- 作曲: 小坂忠
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 小坂忠
高橋幸宏氏もライヴで歌うなど、玄人受けし歌い継がれてきた隠れた名曲という印象を持っています。

- 作詞: 細野晴臣
- 作曲: 細野晴臣
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 細野晴臣
細野さんの作品と矢野さんの相性の良さは、もはや言うこと無しです。

- 作詞: James Taylor
- 作曲: James Taylor
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by James Taylor
さらっとした、フォーク・ロックの調べです。因みに、オリジナルのJames Taylor氏は1968年デビューのシンガーソングライターです。1980年代後半から活躍するAcid Jazz系のプロデューサーとは同名異人です。

- 作詞: 安井かずみ
- 作曲: 加藤和彦
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 加藤和彦
矢野さんが、こういう作り込まれたフィクション風に大人の恋愛を描いた詞を歌うのは珍しいかな。

- 作詞: 大貫妙子
- 作曲: 大貫妙子
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 大貫妙子
1978年発表のアルバムに収録されたものですが、大貫さんのファンの間でいまだに強い支持を受けているというのもうなずける名曲です。

- 作詞: 高野寛
- 作曲: 高野寛
- 編曲: 矢野顕子
- Originally Performed by 高野寛
高野氏の世界観を力強く歌い上げています。

- 作詞: 矢野顕子
- 作曲: 矢野顕子
- 編曲: 矢野顕子
アルバム唯一のオリジナル曲。この後、ライヴを通して、さらに進化したアレンジを聴かせてくれることになります。

アルバムタイトルは、英語大文字表記を使いました。
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