2024年 TOKYO春爛漫


2024年4月18日(木)〜21日(日)、有楽町・I’M A SHOW(アイマショウ)で開催された「TOKYO春爛漫」の、4月19日(金)に出演されました。
誤りのご指摘や追加情報等あれば、送っていただけると助かります。


button 2024年4月19日(金) / I’M A SHOW

buttonセットリスト

  1. 電話線
  2. 丘を越えて
  3. David
  4. へびの泣く夜
  5. 雷が鳴る前に
  6. 春咲小紅
  7. サッちゃん
  8. 音楽はおくりもの
  9. PRAYER
  10. 潮騒のメモリー(天野春子(小泉今日子) / 連続テレビ小説「あまちゃん」劇中歌
  11. YES-YES-YES
  12. Do you love me?(愛されたいおれら)(新曲 / 作詞:糸井重里
  13. ひとつだけ
アンコール
  1. ラーメンたべたい

buttonレポート

「TOKYO春爛漫」は、前年の2023年から始まった、アーティストが日替わりで弾き語りによるワンマン公演を行うという企画。。因みに、今年は、4月18日は曽我部恵一さん、20日は君島大空さん、21日は原田郁子さんが出演。

会場のI’M A SHOWは、2022年12月1日に有楽町マリオン別館7Fにオープンした398席の劇場。以前は、映画館「丸の内ルーブル」。その後、2017年~2022年まで劇場「オルタナティブシアター」だった場所だ。箭内道彦氏がクリエイティブディレクターを務め、シートには映画館の座席のようなドリンク・ホルダーが備わっている。映画館と劇場とライヴハウスを混ぜたような雰囲気。ただし、入場時にドリンク代 600円を徴収される。

ピアノはBECHSTEIN。椅子はコクヨ。そして、客入れの音楽は、YMOの「BGM」。私が場内に入ったときは、最後の「LOOM/来たるべきもの」が流れていたのだが、そのままA面に戻って再生が続く。A面ラストの「1000 KNIVES/千のナイフ」が終わったところ開演になると良いタイミングだなと思っていたが、結局、B面「CUE/キュー」の途中まで進んだところで開演。

「電話線」でパフォーマンス開始。私としては、非常に嬉しい。この会場の特徴なのか、今日のPAセッティングなのか、ヴォーカルが、かなりオン・マイク気味で、ダイナミック・レンジの広い音響だ。2曲目も「JAPANESE GIRL」収録曲。確かに、これも、春の歌だな。

最初のMCでは、今回の来日での3プロジェクト(このライヴ、やのとあがつまのツアー、そして、”Into The Space”)全てに、新曲を用意してきたとの事。その新曲は後ほどと言うことで、続いて演奏されたのは「David」。途中で歌詞が飛びまくっていたが、間奏のピアノの熱演でねじ伏せた感じ。

懐かし目&レア曲の選曲はさらに続き、「へびの泣く夜」、「雷が鳴る前に」。さらに、「春咲小紅」の後には「サッちゃん」。これは超嬉しいサプライズ選曲だ。

「サッちゃん」で弾けた後は、朗々と「音楽はおくりもの」と「PRAYER」を歌い上げる。何とも、振り幅の広いセットリストが続く。これは楽しい。

すっかり、レパートリーとして定着した「潮騒のメモリー」演奏後は、朝ドラ繋がりで、現在放送中の「虎に翼」のタイトルバック制作を担当している人が、以前、藝大で行ったイベントに参加していた人だという話。帰宅後、「虎に翼」のオープニング映像を確かめてみると、『タイトルバック制作:シシヤマザキ』のクレジット。一方、当時のライヴ・レポートに『マスクの制作:山崎しし』の文字を発見。あの時の学生さんがプロとしてやっているのは、なんだか、嬉しくなるな。

意表を突く選曲は続き、ピアノ弾き語りスタイルでもノリノリの「YES-YES-YES」。つくづく、秀逸なアレンジだ。

そして、冒頭の予告通り、新曲の披露。糸井重里氏らしい詞だが、ピアノはかなりの熱の入りようだ。今回が初演ということだが、演奏後には「こんなに動悸が上がるとは」。今後、どのように化けていくか、楽しみだ。

本編最後からアンコールは、鉄板の構成で全編終了。しかし、それまでの選曲の幅広さを、大いに楽しむことが出来た。この春は、通常の弾き語りライヴがこれ一本なのが残念である。

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