J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2015


J-WAVEが主催する二日間のイベントの一日目にピアノ弾き語りで登場。


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公演日会場
2015年8月8日国立代々木競技場第一体育館

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button セットリスト

  1. Tong Poo
  2. そりゃムリだ(9月16日発売新アルバム「Welcome to Jupiter」収録曲
  3. ラーメンたべたい
  4. 飛ばしていくよ
  5. ひとつだけ

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button レポート

会場は代々木競技場第一体育館。アリーナの真ん中に巨大なステージが設置され、東西にアリーナ席。南北がスタンド席という、演者を360度取り囲む形。ステージの真ん中は一段高くなっている。ステージのどこで演奏するかで、運が悪いとアーティストのお尻しか見えないということもあり得る陣形だが、少なくともアリーナの端っこに舞台を設営するよりは、全てのお客さんから近い、ということは言えるだろう。私の席は、南側スタンド席の左右ほぼ真ん中あたり。場内は、1万2千人の観客で満席。

この日の出演者は、矢野さん以外に、レキシ、星野源、ハナレグミ、ナオト・インティライミ、秦基博の各氏。矢野さんは最初に登場。舞台南側に置かれたグランドピアノを使用。私の席からは背中しか見えないが、距離自体は遠くない。

新アルバム収録の「Tong Poo」のトラックと思われる音楽が流れる中、登場した矢野さんは、弾き語り「Tong Poo」。巨大アリーナを意識した力強いピアノと歌唱だ。

二曲目は、新曲。キャッチーなメロディに、上っ面の言葉ばかりのJ-POPへの皮肉のような歌詞の、良い楽曲だ。ますます、新アルバムが楽しみになる。

続いて、鉄板曲「ラーメンたべたい」。矢野さんが初めてというお客さんが多いせいか、歌詞に笑いが起きる。矢野さんは、そういった人達に対し「変わった歌を歌う人ですよねぇ」と余裕の一言。

続く「飛ばしていくよ」・「ひとつだけ」も、良い感じの演奏。ハコの大きさを意識したような力強いピアノタッチだが、繊細さも失わず、流石である。これで矢野さん退場。

5曲で終わりで、ちょっと物足りない感が残る中、次のアーティスト、レキシ氏の登場。歌詞とパフォーマンスで笑いを取りながらも、演奏と歌唱はバリバリにカッコ良いなぁと思って聴いていたが、ラストの3曲目「狩りから稲作へ」の後半で、矢野さんが稲穂を持って登場! ピアノ弾き語りで「縄文土器 弥生土器 どっちが好き?」のフレーズを、換骨奪胎!!一瞬でレキシ氏を自分のペースに巻き込み、さらには「ラーメンも土器で食べたい」というフレーズも決めて、完全に矢野ワールドへ突入。レキシ氏も「顕子が好き」というフレーズで対抗。場内も爆笑だ。敢えて、事前のリハをほとんどしていないということだが、二人のミュージシャンとしての実力が発揮された見事なセッション。しかし、終盤になると、矢野さんはバンドマン・モードにチェンジし、ファンキーなレキシ・サウンドのバックアップに回る。このプロフェッショナルさの格好良さよ。実に良いものを見せていただいた。それにしても、レキシ氏、オシャレキシ(上原ひろみ嬢)に続いて、矢野さんとも共演するとは、恐るべし。惜しむらくは、矢野さんにレキシネームが与えられなかったことか。

なお、その後のパフォーマンスには矢野さんは参加せず(レキシ氏は、ナオミ・インティライミ氏のステージに乱入)。

当日の感想は、IN/OUTにも掲載

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