自分は見に行くことができませんでしたが、送っていただいたセットリストとレポートを掲載しておきます。
3月4日(土) | 大森町町並み交流センター |
3月5日(日) | 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 |
6月17日(土) | 水口町立碧水ホール |
6月18日(日) | 野村町シルク博物館イベントホール |
6月25日(日) | みちのく伝創館 |
美術館の階段をあがった展示室にピアノがあって。出前だと感じさせる距離の近さ。3〜400人くらいでいっぱいです。私には、こういうタイプの矢野さんのコンサートは14年前の広島出前以来です。矢野さんと2〜3Mの近さです。う、うれしい。
グレイ系のノースリーヴワンピース(ロングスカート)にミュールで矢野さん登場。拍手の音が響きわたります。
「星の王子さま」で始まります。たあぼうらしい歌詞であり、矢野さんらしい曲がついていると思います。もっと共作やってほしいです!今回は、はねるタッチというよりは、音を置きに行ってる気がしました。じっくり一音一音を載せて余韻(残響)を楽しんでいます。置いたその音から響いてくる。じわじわーっと。だからなのか、曲数は少なく、ゆっくり弾き込んでいるようにきこえたのです。カヴァーでは、清志郎さんの「海辺のワインディングロード」3月3日の清志郎さんリスペクトライブ時に唄った曲だそうですが、しっかり、矢野さんのリズムと和音になっています(笑)。
「GREEN FIELDS」歌詞の意味を100%理解しているとはいえないけど、今回、矢野さんがこちらに話し掛けるように唄っていた。矢野さんには、型にはまった歌詞は必要ないのだと思う。伝わるもの。このエンディングの迫力はみんなにも聴いて欲しかった!歌声とピアノのタッチとリズムとが大きな波をつくって向かってきた。
MCあれこれ
ひとりぼっちはやめたで本編終了。拍手がとまらなくて、ガンガン響いてきます。ひさしぶりにいいアンコールタイム。「もう一回会いたい」というのが会場全体からわきおこっていました。
いいコンサートに行ったと思う!矢野さんのコンサートはすでに10回は行っていて、毎回演奏が巧いのは当然のように感じていましたが、今回は特にフレンドリーな空気があふれていました。小さいところで、ゆっくりしっかりじっくり聴けて、感動も。こんな機会はそうないので、よかったですよー。
水口町立碧水ホールの出前コンサートにいってきて、先ほど戻ってきました。生後8ヶ月の息子を主人に託して。。。片道3時間弱。4回電車を乗り換えて行ってきました。
矢野さんも東京駅から京都駅まで新幹線。京都駅から東海道線と草津線に乗り継いで貴生川駅まで来られたようです。ローカル線を2本乗りついでやってくるなんて、さすが矢野さん!
あいにくの梅雨空で少し肌寒い天気でしたが、ホールは満席でした。碧水ホールは初めて行きましたが、こじんまりとしていて清潔感のあるホールでした。
矢野さん曰く「舞台から観客席が良く見える。なので、音が良く聞こえるでしょ?」だそうです。
黒のノースリーブのシンプルなドレスに身を包んだ矢野さん登場。1曲目の「Super Folk Song」から始まり、アンコール2曲目ラストの「ひとつだけ」まで、全17曲を唄ってくれました。
出前コンサートには初めて行ったのですが、やはり大掛かりなセットや器材のあるツアーコンサートとは違った雰囲気でした。ピアノのメロディーと矢野さんの唄声だけが響く、心地良さです。
関西らしいネタとしては、「京都慕情」とSMAPの持ち唄の「ヘイヘイ大きに毎度あり」を唄ってくれたことでしょうか。「ヘイヘイ・・」の元唄の歌詞が、どうもホントの関西弁じゃないのでは?って感じたとのことで、わざわざキョードー大阪のスタッフから ネイティブの関西弁に少し手直ししてもらったとのことでした。
「京都慕情」では、歌詞に出てくる地名(高瀬川、河原町etc.)など多々あり矢野さんは「東山って何?」などとと申し訳なく思いながらも唄っているの。。。ってことをMCで話されて会場から笑いがおこりました。大学を京都で過ごした者としては、なかなか泣かせる歌詞なのです。
「ふりむけばカエル」「Green Fields」「終わりの季節」などの定番曲と、鈴木慶一さんの「犬の帰宅」、奥田民生さんの「さすらい」もアレンジして唄ってくれました。
矢野さんの生ピアノ演奏&唄は、やはり気持ちがよいです。矢野さんは「来てくれてありがとう。」「水口町に呼んでくれてありがとう。」と、何度も言われていましたが、こちらこそ来てくれてありがとう。の気持ちでした。不思議と矢野さんのコンサートに行くと、そんな素直な優しい気持ちになれるのです。帰りの道が、Happiessな気持ちで一杯でした。
こけつさん、左高さん、千春さん、NAMさん、沢田さん、きくちさん、千葉さん、ありがとうございました。