冬の矢野顕子強化月間、締めとして、鎌倉&八ヶ岳高原遠征編。
冬の八ヶ岳高原、澄んだ空気が気持ち良かったです。
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最近のIN
宇宙人をネタにしたコメディ映画を観てきた。邦題は「宇宙人ポール」。
イギリスのオタク二人組が、アメリカ旅行にやってくる。目的は、米国版コミケみたいなイベントへの参加。さらに、エリア51やロズウェル等、UFOオタクの聖地を巡るドライブ。しかし、その途中、ヒッチハイクしてきたのは本物の宇宙人!というお話。
その宇宙人の名前が、Paul。長年、軍の施設に秘密裏に拘束されていた彼は、流暢な英語を話す、というか、典型的おしゃべり米国人という感じ。実は、米国のポップカルチャーにも多大な影響を及ぼしていて、「E.T.」のアイディアは、彼がSpielbergに電話して教えてあげていたのだ!
オタクが宇宙人を助けるという展開は、あの傑作、"Galaxy Quest"と似ている。あの作品が"Star Trek"への愛に支えられているのに対し、"Paul"は、全編、SpielbergのUFO映画へのオマージュだ。
ボンクラ・オタクには、とても楽しいネタがぎっしりと仕込まれていて、笑いどころ満載。おそらく、繰り返し観れば、見落としていたネタがまだまだ見つかりそうな感じだ。しかし、単なるオタク向けコメディに終わらず、アメリカを旅する主人公を英国人にすることで、米国文化への皮肉を際立たせているところが巧いと思う。
軍の施設から脱走したPaulを追い詰めるのは、エイリアンの敵役にはこの女優しかいないというあの人。個性的な大女優という地位に上り詰めた人だと思うが、こういう作品("Galaxy Quest"にも出演していましたな)に、出オチ的な笑いを提供する役柄で出演してくれるのが、好感度大である。
映画観たり、音楽聴いたりしていた一方で、今年は、日本でも、世界でも、個人的にも、大きな出来事が有った一年でした。「明日も今日の延長線上の一日が訪れる」なんてことは、誰にも保証できないということを突きつけられたような気がします。
2012年、のど元を過ぎた熱さを忘れないような日々にしたいと思う今日この頃です。
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