IN/OUT (2011.12.18) |
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財布に入れていたコンサート・チケットを、レシートなんかと一緒に捨てかけていたことに直前で気づき、大いに慌てた今日この頃です。入場の際、しわくちゃになってしまったチケットを渡すのが、何とも気まずかった… 最近のIN"Mission: Impossible - Ghost Protocol" (11.12.16)Tom Cruiseのヒットシリーズ最新作を観てきた。 これが四作目となるこのシリーズ。往年のTVドラマ「スパイ大作戦」とはかけ離れた、Tom CruiseによるTom Cruiseのための俺様映画という感じが強かったが、意外や意外、今回は、本来のTVドラマの持ち味であるチーム・プレイが前面に出されている。三作目は、途中まではチームの作戦で見せていたのに、結局、後半はTomの俺様映画になってがっかりした記憶があるが、今回は最後まで良い感じだ(もちろん、Tomが圧倒的に目立ってはいるが)。 感動系の余計な要素を入れることで、逆に薄っぺら感が増したりすることもなく、比較的シンプルなストーリーが失速せずに転がっていくところも好感が持てる。アクション・シーンが目立つが、それだけでなく、ドバイのホテルで繰り広げられる頭脳戦の描き方も巧みだし、さりげなく笑いの要素が入っていたり、このシリーズお約束の宙づりシーンにも新しいアイディアを加えていたりと、演出の巧みさが光る。監督は、これが初の実写映画となるBrad Bird。Pixarアニメの中では私が一番好きな"The Incredibles"の監督だ。荒唐無稽な話に、とりあえず説得力を持たせてしまうのは、アニメ監督ならではの手腕なのかもしれない。とにかく、アニメと実写両方でクオリティの高いアクション作品を演出できるというのは、大した才能だと思う。次回作は、またPixarアニメになるようだが、是非また実写作品も手がけてもらいたい監督だ。また、彼を監督に抜擢したプロデューサー=Tom Cruiseの慧眼も大したものだ。 前作から続投しているSimon Peggの活躍は、シリーズ物ならではのお楽しみだが、できれば続投するのはMaggie Q嬢にしてもらいたかったというのが、唯一、残念なところではある。 先週は冬の矢野顕子強化月間(上原ひろみもいるよ、バージョン)、静岡&大阪遠征編。どちらも、遠征する価値のある演奏を堪能。 大阪では、Acruの実店舗にも行ってきました。ここのカメラバッグに興味があったものの、オンラインショップでは、いつも在庫切れ。店の雰囲気だけでも確かめてみて、予約販売を申し込むか考えようというつもりで訪れてみたら、ちょうど一点入荷したということ。即ゲット。小確幸。 |