2007年8月8日発売
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS YCCW-10034
Produced & Arranged by Rei Harakami
yanokamiデビューアルバムの一曲目は、矢野さんのソロ・デビューアルバムの一曲目と同じ。ヘビーな原曲が、軽やかさも感じるチャーミングな歌に新生。ハラカミ氏もゲスト出演した2004年の矢野顕子リサイタルで披露されました。なお、英語詞で歌ったヴァージョン"sayonara"は、「yanokamick」に収録されています。
自ら、坂本龍一氏との共同作業の中で最も完成度の高いアレンジの一つと語っていた作品を、敢えてyanokamiバージョンにした心意気と、重圧もあったであろう作業を見事にこなしたハラカミ氏に喝采。2003年のさとがえるで披露された時は、ハラカミ氏の出演は無く、カラオケでの歌唱でした。
矢野さんがソロでも取りあげた細野作品のカバー。製作途中、ハラカミ氏が仮歌を入れて矢野さんに送ったバージョンが、ハラカミ氏のソロ・アルバム「lust」に収録されています。この曲も2003年のさとがえるで披露されました。
原曲は、初期のThe Byrdsの作品。矢野さんがJeff Bova氏と結成したThe Hammondsでも取り上げていました。それだけ色々なアレンジを試したくなる、思い入れある曲なのでしょう。
「フィラデルフィア・サウンド」を代表するグループ、The Delfonicsが、1968年にヒットさせた名曲(Swing Out Sisterをはじめ、多くのミュージシャンもカバー)。スイートなソウルナンバーが、二人のマジックで、キュートなポップ・チューンに。