ふたりぼっちで行こう


初回限定盤(CD+DVD+BOOK)VIZL-1435 / 通常盤(CD)VICL-65046 / アナログ盤 HRLP186
Produced by 矢野顕子、篠崎恵子


buttonWhen We're in Space

ユニットReed and CarolineのReed Hays氏は、Kraftwerkが使っていることでも有名なシンセサイザー Buchlaを駆使することで知られています。また、矢野さんとは、Kraftwerkが好きという共通点だけでなく、宇宙に興味があることでも話が合い、ニューヨークでご近所付き合いもされているそうです。シンセサイザーと宇宙(この曲で歌われているのは、国際宇宙ステーション)が組み合わさった軽快な曲は、まさに「矢野顕子&Reed and Caroline」の新曲にピッタリ。

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buttonパール

吉井和哉さんがヴォーカルを務めるバンド THE YELLOW MONKEYの名曲を、矢野さんのピアノだけでカヴァー。この曲は、元々、矢野さんのお気に入りで、2003年頃のライヴで演奏されたこともあったのですが、中々満足できるものにならなかったそうです。今回、吉井さんご本人を迎えて、見事な仕上がりになりました。例によって、THE YELLOW MONKEYの原曲とは違う雰囲気になっていますが、それをしっかり受け止めて歌い上げた吉井さんの歌唱も素敵です。

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buttonバナナが好き

2016年12月2日の「ふたりでジャンボリー」で披露された共作曲。普段は、提供された曲に詞を付けるというスタイルのYUKIさんに対し、敢えて、矢野さんが書いた詞を渡して作曲してもらったそうです。ライヴでも披露されたYUKIさんのドラムと矢野さんのピアノだけをバックに、ただただバナナの事だけを歌い上げるお二人の声の響きが、中毒性の有る心地よさを誘います。

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button

"Melotron"の表記は、ライナーノーツに準拠

2016年3月31日の「ふたりでジャンボリー」で披露された共作曲。お二人の共演は、これまでも何度もありましたが、音楽性というよりも、もっと深い人間性の所で共鳴されているという雰囲気が伝わってきます。

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button大人はE

シンガーソングライター 松崎ナオさんの2003年のアルバム「FLOR TREM」に収録されていた「大人サンバ」は、以前から矢野さんのお気に入りの曲で、自身のラジオで紹介したりしていたそうです。今回は、松崎ナオさんがソロ活動と並行して、ヴォーカルを務めているバンド 鹿の一族と共に、カバー。3ピースバンドらしいゴリゴリした音が、矢野さんの「バンドのピアノ弾き」的な魅力を引き出していると感じます。

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button横顔

「SUPER FOLK SONG」でカバーし、コンサートでも度々披露されてきた大貫さんの1978年の名曲を、大貫さん本人とドラムスに林立夫氏も迎えてレコーディング。矢野さん単独でカバーするときと違い、大貫さんの歌唱にも気配りの行き届いた演奏になっていると思います。それをしっかりサポートする林氏の大人のドラミングも素敵で、矢野ファンにも大貫ファンにも納得の仕上がりと言えると思います。

関連アルバム ページ先頭へ ページ最後へ

buttonRose Garden

"Shamisen"の表記は、ライナーノーツに準拠

三味線奏者 上妻宏光さんは、何度か矢野さんとライヴで共演しています。また、仙波清彦氏も加えた三人では、2016年に宮崎で「矢野顕子&上妻宏光/二重奏」公演を行っています。しかし、この曲を採り上げるのは初めて。元々が祭り囃子テクノ版といった雰囲気だった曲が、和楽器によって、さらに楽しいアレンジになっています。上妻さんの三味線が後半、ドンドン加速していくところは、きっと、すごく楽しみながら演奏したのでは、と想像してしまいます。

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buttonただいまの歌 ~ふたりぼっちで行こうver.~

森山良子さんとのユニット やもりの小品に、タブラ奏者 U-zhaan氏製作のトラックと環ROY氏 & 鎮座DOPENESS氏のラップを組み合わせた、ご機嫌な作品。脱力系のラップと矢野さんの相性が想像以上にピッタリ。

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buttonSmile

「喜劇王」Charlie Chaplinが作曲した映画"Modern Times"の曲。スタンダード中のスタンダードと言えそうな曲に、お二人で真っ正面から向かい合っているという感じです。

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buttonあなたとわたし

歌謡界の大物、前川清氏には、1982年の彼のソロアルバム「KIYOSHI」に曲を提供されたことはありますが、共演は初めて。NHK「ラジオ深夜便」の「深夜便のうた」に採用された曲で、作詞は糸井氏。矢野さんは、前川さんの魅力を引き出せる音域やこぶしが入る所まで考え抜いて作曲されたそうです。

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buttonやさぐれLOVE♥

the HIATUSの細美さんとの共作(歌詞は、それぞれ一行毎に書くというスタイルだったそうです)。2009年2月14日の「矢野顕子リサイタル BREEZE 3Days with 細美武士」で初披露され、その後も、2010年のツアーや、2013年のツアーなどで共演するたびに披露されてきました。まさに、待望の音源化。後半、二人のハイトーンが響き合うところには、聴いている側も感情を揺さぶられます。

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button収録曲一覧

  1. When We're in Space
  2. パール
  3. バナナが好き
  4. 大人はE
  5. 横顔
  6. Rose Garden
  7. ただいまの歌 ~ふたりぼっちで行こうver.~
  8. Smile
  9. あなたとわたし
  10. やさぐれLOVE♥

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