IN/OUT (2004.1.17)

このところ、一日当たり100通を越えるスパムが届いている。ソフトの設定で、ある程度は自動でゴミ箱行きにしているが、とても追いつかない。今回は、携帯電話もPDAも持って行かないし、インターネット・カフェのような施設にも近づかない休暇にするつもりなので、帰ってきたときには、スパムだけで1,000通以上がメールボックスに溜まっているだろう。気が重い。

はっきりと広告と分かる件名がついているものは、まだ可愛げがあるが、フィルターをくぐり抜ける目的か、"V1@gra"などという表記がされているのを見ると余計にげんなりする。最悪なのは、個人的用件を装ったものだ。こんな姑息な手段を使うような業者が信用できる訳無いと思うのだが…。

しかしまぁ、こんなものに飛びついて商品を購入する人がいるからこそ、スパムが増え続けているのだろう（そう言う意味では、店頭では買いにくそうな「ある種の薬剤」や「男性の肉体の一部増大器」を売りつけるスパムが多いのも、むべなるかな、である）。

あと、よく言われることだが、不測の事態に備えて、出かける前に自宅の大掃除をしておこうかなと思っていた。相当ひどい散らかり具合になっているのだ。長く住むうちに、すっかりずぼらになった結果だ。こういう機会を捉えて重い腰を上げるべきだ…。分かっちゃいるが、結局、特に何もせず。

まぁ、心配しだすときりがない。そもそも、ずぼらな小心者が知らない土地に行くこと自体が問題なのだ。一応、足と宿は前もって押さえてあるが、きっと、街角で途方に暮れたりするんだろうなぁ。なんで、お金と時間を費やして、不安な思いをしに行くのだろうと、旅行の直前には、つい考えてしまう。