東京の公演に行くことが出来ました。
誤りのご指摘、追加情報等あれば、送って頂けると助かります。
| 地区 | 公演日 | 開演 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 大阪 | 8月18日(火) | 17:30 / 20:30 | ビルボードライブ大阪 |
| 8月19日(水) | 17:30 / 20:30 | ||
| 東京 | 8月21日(金) | 18:00 / 20:30 | ブルーノート東京 |
| 8月23日(日) | 16:30 / 19:30 | ||
| 8月24日(月) | 18:00 / 20:30 | ||
| 8月26日(水) | 18:00 / 20:30 | ||
| 8月27日(木) | 18:00 / 20:30 | ||
| 北海道 | 8月30日(日) | - | 札幌芸術の森 野外ステージ |
ドラマーとして、ハードかつテクニカルなドラミングでトリオを支え、プロフェッショナルの画家としては、今年も手描きのサコッシュやスケッチブックを販売。また、積極的には宣伝していなかったけれど、ご自身のCDも販売されていました。
1976年の冬、初めて矢野さんと一緒にプレイしてから50年。今も同じステージで共演。また、今年も、The Fab Faux(The Beatlesのトリビュート・バンド)の元メンバーとしての一面も見せてくれました。さらに、ジャズ・ピアニストの父親と共演したCD「Bird House」(Charlie Parkerのトリビュート・アルバム)も物販に並んでいました。
レコードデビュー50周年、そして新アルバム発売の年にふさわしい、充実のプレイです。
ブロードウェイで活躍するエレクトロニック・ミュージック・デザイナー。この公演のトラック周りを担当しています。NASAのサイトで特注したTシャツ(スタッフもお揃いの黒を着ているが、発注者の彼だけ赤バージョン)を着て、今年も、ステージ奥でノリノリで機材を操作しています。
東京での「矢野顕子トリオ 夏の納涼祭り」初日。今年のスペシャル・メニューは、豚肉料理「あーしあわせ!」、デザートに「ともだち大好き」、そして、カクテルは「Gwaenchana-yo(韓国語で、大丈夫だよ、”it's fine”という意味)」。今回は、「ともだち大好き」をいただいたが、まさに、”アイスクリームサンデーと豆かんのいいとこ取り”。複雑に組み合わされたミルクソルベ、あんこ、寒天、白玉、タピオカなどが、楽しくて美味しい!
矢野さんの使用楽器は、C. BechsteinとKORG KRONOS。1st Showの私の席は、Chrisに近いポジションで、Willの姿がドラムスの陰になって全く見えないのが残念。
新アルバムの1曲目「海男と瑠璃亜」でスタート。Willが、細野さんのパートを歌う。軽妙なアルバム収録ヴァージョンに対し、もっと米国南部風のブルーズっぽさが強調されている感じ。それにしても、つくづく、Willは器用だ(矢野さんが無茶振りしているのかも?)。ブルーズっぽい雰囲気をつなげての2曲目。いつもより遅めのテンポでの「変わるし」
最初のMC後、Burt Bacharachの名曲「I Say a Little Prayer」。Aretha FranklinやDionne Warwickの歌唱で有名な曲(邦題は、「あなたに祈りをこめて」/「小さな願い」)だが、今回は、ジャズ・ピアニスト Ahmad Jamalの演奏を元にしたアレンジ。矢野さんは、彼の演奏に自分と同じセンスを感じたそうだ。
新アルバムから「YOU ARE SPECIAL TO ME」。元々、とても美しいメロディーの曲だが、それをさらに際立たせる、このトリオによるアレンジが素晴らしい。演奏後、Willも、”なんて美しいんだ”と語る。
そのままWillによるMCと曲紹介。彼がリード・ヴォーカルで、The Beatlesの「Here Comes the Sun」。
ここで、矢野さんが、次に演奏する曲の楽譜を忘れてきたのでスタッフに取りに行って貰う。そのつなぎもあって、MCからグッズ紹介が、グダグダに長くなったのはご愛敬。「THE RIVER」は、語りかけるようなWillのベースと、硬質なChrisのドラムス。そして長目の間奏で繰り広げられる3人のインプロビゼイション的展開から、歌唱に戻る瞬間のカタルシス。ライヴならではのアレンジが秀逸。
昨年、初披露し、YouTubeで100万回再生を達成するなど話題になった「Rydeen」は、やはり、今年も欠かせない。つくづく、(ヒロ氏も含めた)4人ともカッコ良し。大いに盛り上がったところで、本編最後は「ひとつだけ」。様々なスタイルで演奏されてきた名曲だが、私は、特に、このトリオ・ヴァージョンが大好物だ。
アンコールは、ヒロ氏抜きの3人だけで登場。まずは、スタンディング・マイクで「ラーメンたべたい」をジャズ・アレンジで渋くキメる。”メンマ”が歌詞に出てきたのは、先日のユザーン氏のFM番組での話題繋がりかな。そして、ラストは「在広東少年」で熱く盛り上がって全編終了。この曲で、敢えてトラックを使わず、ChrisのドラムスとWillのシンセ・ベースによる強力リズムを炸裂させるところが、凄い。
初日から凄いなと興奮も冷めやらぬまま、2nd Show。今度は、左右ほぼ中央の位置で、3人がバランス良く見えるポジションだ。セットリストは1stと同じだが、さらに引き締まった演奏が続く。特に、「Here Comes the Sun」での”バンドのピアニスト・モードの矢野さん”の巧さ、「THE RIVER」の間奏でグイグイ上がるテンション、「Rydeen」での4人それぞれの見せ場など、とても印象的だ。
アンコールの「ラーメンたべたい」での矢野さんの絶好調のスキャットと、「在広東少年」のスピード&熱量も物凄く、大満足の内に全編終了。
恒例になっている「怪獣大戦争」の演奏が無かったが、それを物足りなく感じさせない充実のセットリストと演奏だった。
1st Show & 2nd Showともに、 8月21日と同じ。
東京の2日目。今年のスペシャル・メニュー、豚肉料理「あーしあわせ!」、デザート「ともだち大好き」、そして、カクテル「Gwaenchana-yo(韓国語で、大丈夫だよ、”it's fine”という意味)」の内、今回は、「あーしあわせ!」をいただいた。豚肉はもちろん、トウモロコシ(青森県産嶽きみ)を使った付け合わせも美味しい。
矢野さんの使用楽器は、C. BechsteinとKORG KRONOS。1st Showの私の席は、Chrisに近い位置だが、譜面台のためChrisの姿は見えない。その代わり、Willが良く見える角度だったので、もっぱら、彼のプレイに注目。
セットリストは前回と同じ、新アルバムの1曲目「海男と瑠璃亜」でスタート。Willが、細野さんのパートを歌う。アルバム収録ヴァージョンよりもブルーズっぽさを強調したアレンジ。その雰囲気を引き継いで、いつもより遅めのテンポでの「変わるし」。
最初のMCでは、16時30分開始という中途半端な時間帯に、「こんにちは」か「こんばんは」か悩む矢野さん。Willは「こんにちばんは!」と機転を利かせる。そして、Burt Bacharachの名曲「I Say a Little Prayer」。金曜のライヴの後、元祖 Dionne Warwickのヴァージョンと、今回、矢野さんが参照したジャズ・ピアニスト Ahmad Jamalの演奏を、改めて聴き込んだので、私の中でこの曲の解像度が高まった。その状態で聴くと、さらに沁みる。聴けば聴くほど、味わい深くなるアレンジだ。
新アルバムから「YOU ARE SPECIAL TO ME」。元々、とても美しいメロディーの曲だが、このトリオによるアレンジは、それをさらに際立たせる素晴らしさ。そして、WillによるMCと曲紹介が入り、彼がリード・ヴォーカルで、The Beatlesの「Here Comes the Sun」。
ショップチャンネル(グッズ紹介)を挟んで、「THE RIVER」。長目の間奏で繰り広げられる3人のインプロビゼイション的展開から、最終盤でのベース、ドラムス、ピアノ、歌唱の絡み合いが熱い!
昨年、初披露し、YouTubeで100万回再生を達成するなど話題になった「Rydeen」は、やはり、今年も欠かせない。つくづく、(ヒロ氏も含めた)4人ともカッコ良し。YMOはダンス・バンドだと改めて認識する。そして、本編最後は「ひとつだけ」。様々なスタイルで演奏されてきた名曲だが、私は、特に、このトリオ・ヴァージョンが大好物だ。
アンコールは、ヒロ氏抜きの3人だけで登場。まずは、「ラーメンたべたい」。前回、Willは、モニター・スピーカーに足を掛けて演奏していたが、今回は、ハイ・スツールに腰掛けての演奏だ。冒頭のWillの口笛、ブラシを駆使したChrisのドラミング、そして、スタンディング・マイクで歌う矢野さん(今回は、歌詞に”シナチク”が、2ndでは”メンマ”が登場)。大人のジャズ・アレンジ。そして、ラストは「在広東少年」。トラックを使わず、ChrisのドラムスとWillのシンセ・ベースによる強力リズムが炸裂し、矢野さんのキーボードと歌唱が弾ける。会場全体、熱く盛り上がって全編終了。3人とも、金曜よりも格段に切れ味の増したパフォーマンスだ。
2nd Show。今度は、左寄りの席になったので、主に矢野さんに注目。セットリストは同じで、1stに負けず劣らず、キレキレの演奏が続く。「Here Comes the Sun」でのWillのヴォーカルが、以前に比べて艶が減ったように私は感じていたのだが、このセットでは、良く声が出ていたと思う。なお、The Beatlesの曲は全てプレイできるWill。全218曲と言われるThe Beatlesナンバーの内、昨年の「She's Leaving Home」と今年の「Here Comes the Sun」の2曲を披露したので、あと216シーズン、このトリオで演奏できるとの発言。私としても、どこまでも付きあう所存である。
「ひとつだけ」の1番の歌詞が飛んだのが残念ではあったが(もちろん、そんなトラブルは軽くねじ伏せてのパファーマンスだったが)、「在広東少年」の圧倒的熱量で、今回も大満足の内に全編終了である。
2nd Show : 8月21日と同じ。
東京の3日目。平日の1st Showは、時間的に厳しく、2ndのみの参加。今年のスペシャル・メニュー、豚肉料理「あーしあわせ!」、デザート「ともだち大好き」、カクテル「Gwaenchana-yo」の内、初日に食べてすっかり気に入った「ともだち大好き」を今回もいただく。
矢野さんの使用楽器は、C. BechsteinとKORG KRONOS。私の席は、ステージ向かって左、矢野さんメインで全体も見渡せる良い角度だ。
セットリストはこれまでと同じ、新アルバムの1曲目「海男と瑠璃亜」でスタート。Willが、細野さんのパートを歌う。お二人の掛け合いのテンポが、すっかりこなれた感じになった好演だ。そして、いつもより遅めのテンポで、ブルーズ風味強めの「変わるし」。歌唱もキーボードも、矢野さん絶好調。
3曲目、Burt Bacharachの名曲「I Say a Little Prayer」。Dionne WarwickやAretha Franklinの歌唱で有名だが、今回は、ジャズ・ピアニスト Ahmad Jamalの演奏を元にしたアレンジ。とは言っても、Ahmad Jamal版はインストゥルメンタル。ヴォーカルも入った矢野顕子トリオ版は、まさに良いとこ取り。聴けば聴くほど味わい深いカヴァーだ。
新アルバムから「YOU ARE SPECIAL TO ME」。シンプルに美しいメロディーの曲を際立たせるトリオ・アレンジの妙。そして、Willによる曲紹介の後、The Beatlesの「Here Comes the Sun」。今日は、Willのヴォーカルがすこぶる良い感じだ。また、ヒロ氏による絶妙なトラックが実に効果的だし、伴奏者に徹する矢野さんのサポートぶりも見事。
ショップチャンネル(グッズ紹介)を挟んで、「THE RIVER」。長目の間奏で繰り広げられる3人のインプロビゼイション的展開が、今回のセットリストの大きな聴き所だと思っているのだが、特に今回は、Willの抒情的なベース、中盤でのChrisのキレキレのドラムス、終盤の矢野さんのピアノと、3人とも凄い演奏だ!
昨年、初披露し、YouTubeで100万回再生を達成するなど話題になった「Rydeen」は、やはり、今年も欠かせない。トラックと同期しての演奏のはずなのに、(ヒロ氏も含めた)4人とも自由奔放・臨機応変に盛り上がっているように感じてしまうカッコ良さ。YMOはダンス・バンドだと改めて認識する。そして、本編最後は「ひとつだけ」。様々なスタイルで演奏されてきた名曲だが、私は、特に、このトリオ・ヴァージョンが大好物だ。
アンコールは、ヒロ氏抜きの3人だけで登場。まずは、「ラーメンたべたい」。Willの口笛と、ハイ・スツールに腰掛けてのベース演奏。ブラシを駆使したChrisのドラミング、そして、最後までスタンディング・マイクで歌う矢野さん(今回は、歌詞に”メンマ”が登場)。自由なようで、キメるところはビシッとキメる、大人のジャズ・アレンジ。そして、ラストは「在広東少年」。トラックを使わず、ChrisのドラムスとWillのシンセ・ベースによる強力リズムが炸裂し、矢野さんのキーボードと歌唱が弾ける。毎回、会場全体、熱く盛り上がるナンバーだが、今回は、特に凄い凄い。
ということで、3人ともキレキレ。矢野さんの歌唱の調子も良く、今年、私が観た5ステージの中で、ダントツのパフォーマンスだった。あまりの興奮に、終演後も、にやけっぱなしなのである。
2nd Show:8月21日と同じ。
東京の4日目。2ndのみの参加。前回の物凄いパフォーマンスの後、1日休みを挟んで、どのようなライヴになるのか期待しつつ、今年のスペシャル・メニューの中ですっかり気に入った「ともだち大好き」を、今回もいただく。
矢野さんの使用楽器は、C. BechsteinとKORG KRONOS。私の席は、ステージ向かって右。Chrisの手捌き・足捌き、そして、Willのプレイをしっかり視認できるポジションだ。という訳で、今回は、リズム隊を凝視。
セットリストはこれまでと同じ、新アルバムの1曲目「海男と瑠璃亜」でスタート。Willが、細野さんのパートを歌う。そして、いつもより遅めのテンポで、ブルーズ風味強めの「変わるし」。全体に、とても引き締まった演奏だ。
3曲目、Burt Bacharachの名曲「I Say a Little Prayer」。Dionne WarwickやAretha Franklinの歌唱で有名だが、今回は、ジャズ・ピアニスト Ahmad Jamalのアレンジを元に、ヴォーカルも加えた矢野顕子トリオ版。カッコ良くも、しみじみ沁みる、見事なカヴァー。
新アルバムから「YOU ARE SPECIAL TO ME」。シンプルに美しいメロディーの曲を際立たせるトリオ・アレンジの妙。そして、Willによる曲紹介の後、自身がリード・ヴォーカルで、The Beatlesの「Here Comes the Sun」。ヒロ氏によるストリングス・トラックと、伴奏者に徹する矢野さんのサポートぶりも見事。
ショップチャンネル(グッズ紹介)を挟んで、「THE RIVER」。長目の間奏で繰り広げられる3人のインプロビゼイション的展開が、ジワジワと熱い。
昨年、初披露し、YouTubeで100万回再生を達成するなど話題になった「Rydeen」は、やはり、今年も欠かせない。トラックと同期しての演奏のはずなのに、(ヒロ氏も含めた)4人とも奔放に盛り上がるカッコ良さ。YMOはダンス・バンドだと改めて認識する。そして、本編最後は「ひとつだけ」。様々なスタイルで演奏されてきた名曲だが、私は、特に、このトリオ・ヴァージョンが大好物だ。
アンコールは、ヒロ氏抜きの3人だけで登場。まずは、「ラーメンたべたい」。Willの口笛と、ハイ・スツールに腰掛けてのベース演奏。ブラシを駆使したChrisのドラミング、そして、最後までスタンディング・マイクで歌う矢野さん(今回は、歌詞に”シナチク”が登場)。自由なようで、キメるところはビシッとキメる、大人のジャズ・アレンジ。そして、ラストは「在広東少年」。トラックを使わず、ChrisのドラムスとWillのシンセ・ベースによる強力リズムが炸裂し、矢野さんのキーボードと歌唱が弾ける。これで全編終了。
全ての曲が、見事に引き締まり、3人(+1人)の絡みも完璧。今年のクラブ公演の、ほぼ完成形と思えるようなパフォーマンスだった。
1st Show & 2nd Showともに、 8月21日と同じ。
東京の最終日。両セットとも参加。今年のスペシャル・メニュー、豚肉料理「あーしあわせ!」、デザート「ともだち大好き」、そして、カクテル「Gwaenchana-yo(韓国語で、大丈夫だよ、”it's fine”という意味)」の内、1st Showで「あーしあわせ!」、2nd Showで「ともだち大好き」を堪能。どちらも、本当に美味しい。
矢野さんの使用楽器は、C. BechsteinとKORG KRONOS。1st Showの私の席は、ステージ向かって左、矢野さん寄り。昨日のパフォーマンスが、完成形のような引き締まった印象だっただけに期待が高まる。観客も、最終日らしくテンションが高まっているようだ。
セットリストの変更は無く、新アルバムの1曲目「海男と瑠璃亜」でスタート。Willが、細野さんのパートを器用に歌う。アルバム収録ヴァージョンよりもブルーズっぽさを強調したアレンジ。そのブルーズっぽさを引き継いで、いつもより遅めのテンポで「変わるし」。冒頭から、期待通り、全ての音が跳ねているような、圧巻の演奏だ。
最初のMCでメンバー紹介。そして、Burt Bacharachの名曲「I Say a Little Prayer」。元祖の歌唱はDionne Warwickだが(私は、Aretha Franklinの印象の方が強いかな)、矢野さんが最近ラジオで聴き、自分と同じセンスを感じたというジャズ・ピアニスト Ahmad Jamalのアレンジを元にした演奏。渋くてカッコ良いカヴァーだ。
新アルバムから「YOU ARE SPECIAL TO ME」。矢野さんの声が良く出ているところに、バックの入り方も完璧。美しいメロディーを際立たせるトリオ・アレンジの妙を堪能。そして、WillによるMCと曲紹介が入り、彼がリード・ヴォーカルで、The Beatlesの「Here Comes the Sun」。彼のヴォーカルは、以前と比べると高音の艶は減じたように感じるが、渋い味わいは深まっている。また、この曲では、ヒロ氏のストリングス・トラックと、伴奏者に撤する矢野さんのサポートが、とても効果的だ。
ショップチャンネル(グッズ紹介)のコーナーでは、ヒロ氏がグッズのTシャツを着込んでいたり、矢野さんの商品説明にWillが口を挟んだりと、これまでのステージでは見られなかった光景が。最終日を、皆で楽しんでいるようだ。
「THE RIVER」。長目の間奏で繰り広げられる3人のインプロビゼイション的展開が熱い曲だが、今回は、これまで以上にヤバい。特に矢野さんのピアノとヴォーカルの力強さが圧巻!
昨年、初披露し、YouTubeで100万回再生を達成するなど話題になった「Rydeen」は、やはり、今年も欠かせない。トラックと同期した演奏のはずなのに、(ヒロ氏も含めた)4人とも、奔放さを感じる演奏だ。3人のソロ回しが熱く、特にChrisが激アツ。YMOはダンス・バンドだと改めて認識する。そして、ラストのピアノ・ソロも、いつも以上に力強い。
本編最後は「ひとつだけ」。様々なスタイルで演奏されてきた名曲だが、私は、特に、このトリオ・ヴァージョンが大好物だ。
アンコールは、ヒロ氏抜きの3人だけで登場。まずは、「ラーメンたべたい」。Willの口笛と、ハイ・スツールに腰掛けてのベース演奏。ブラシを駆使したChrisのドラミング、そして、最後までスタンディング・マイクで歌う矢野さん(今回は、歌詞に”メンマ”が登場)。終盤のスキャットも絶好調。自由なようで、キメるところはビシッとキメる、大人のジャズ・アレンジ。そして、ラストは「在広東少年」。トラックを使わず、ChrisのドラムスとWillのシンセ・ベースによる強力リズムが炸裂し、矢野さんのキーボードと歌唱が弾ける。今回の演奏は、過去一番の迫力。凄い凄い凄い! これで全編終了。さすが、最終日、圧巻の熱量のパフォーマンスだ。
2nd Show。今回もステージ向かって左、矢野さん寄りだが、KRONOSの前の譜面台で矢野さんのご尊顔は隠れてしまうポジション。その分、Chrisとヒロ氏の表情が良く見える。セットリストは同じで、1stに負けず劣らず、キレキレの演奏が続く。が、個人的には、最終セットならではの暴走ぶりが感じられない気がしていた(終演後、機材群を速攻で撤収して北海道行きのフェリーに乗せるそうなので、その辺を気にしていたのかも?)。
が、「THE RIVER」のテンションの高いインプロビゼイションで、その印象は一転。これこそ、最終公演らしい突き抜けぶりだ! そこからは、怒濤の演奏が続く。「Rydeen」、「ひとつだけ」、「ラーメンたべたい(今回は、メンマもシナチクも無し。ネギをいっぱい)」、「在広東少年」、どれも、皆、圧倒的な熱量でのパフォーマンス。特に「在広東少年」における矢野さんのヴォーカルは、凄まじい迫力だった。
これで、ブルーノート東京公演は終了。日曜開催の北海道には行けないので、私の今年の夏は終わりだ。観ている側も完全燃焼ではあったが、やはり、寂しい…。早くも来年に期待だ。最後に矢野さんも仰っていたが、3人の健康面、世界情勢など、不安定要素は多々有るだろうが、何卒、よろしくお願いしたい。3人とも、年齢的にはキツくなってきているのだろうと推察するが、今年のパフォーマンスを観る限り、まだまだ行けると信じている。そして、海外アーティストを多数ブッキングするブルーノート東京にとって、今の為替相場はとても厳しいだろうが、是非とも、踏ん張っていただきたい。