AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER
2026年、ビルボードライブ大阪 / ブルーノート東京 and North JAM Session meets BLUE NOTE TOKYO


東京の公演に行くことが出来ました。
誤りのご指摘、追加情報等あれば、送って頂けると助かります。


button スケジュール

地区公演日開演会場
大阪8月18日(火)17:30 / 20:30ビルボードライブ大阪
8月19日(水)17:30 / 20:30
東京8月21日(金)18:00 / 20:30ブルーノート東京
8月23日(日)16:30 / 19:30
8月24日(月)18:00 / 20:30
8月26日(水)18:00 / 20:30
8月27日(木)18:00 / 20:30
北海道8月30日(日)-札幌芸術の森 野外ステージ

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button メンバー

Chris Parker(drums

ドラマーとして、ハードかつテクニカルなドラミングでトリオを支え、プロフェッショナルの画家としては、今年も手描きのサコッシュやスケッチブックを販売。また、積極的には宣伝していなかったけれど、ご自身のCDも販売されていました。

Will Lee(bass

1976年の冬、初めて矢野さんと一緒にプレイしてから50年。今も同じステージで共演。今年も、The Fab Faux(The Beatlesのトリビュート・バンド)の元メンバーとしての一面も見せてくれました。また、ジャズ・ピアニストの父親と共演したCD「Bird House」(Charlie Parkerのトリビュート・アルバム)も物販に並んでいました。

矢野顕子(piano, keyboard

レコードデビュー50周年、そして新アルバム発売の年にふさわしい、充実のプレイです。

ヒロ・イイダ

ブロードウェイで活躍するエレクトロニック・ミュージック・デザイナー。この公演のトラック周りを担当しています。NASAのサイトで特注したTシャツ(スタッフもお揃いの黒を着ているが、発注者の彼だけ赤バージョン)を着て、今年も、ステージ奥でノリノリで機材を操作しています。

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button 2026年8月21日(金) @ ブルーノート東京

buttonセットリスト

1st Show & 2nd Show ともに
  1. 海男と瑠璃亜 feat. Will Lee
  2. 変わるし
  3. I Say a Little Prayer(Burt Bacharach, Hal David
  4. YOU ARE SPECIAL TO ME
  5. Here Comes the Sun(The Beatles
  6. THE RIVER
  7. Rydeen
  8. ひとつだけ
アンコール
  1. ラーメンたべたい
  2. 在広東少年

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東京での「矢野顕子トリオ 夏の納涼祭り」初日。今年のスペシャル・メニューは、豚肉料理「あーしあわせ!」、デザートに「ともだち大好き」、そして、カクテルは「Gwaenchana-yo(韓国語で、大丈夫だよ、”it's fine”という意味)」。今回は、ともだち大好きをいただいたが、まさに、”アイスクリームサンデーと豆かんのいいとこ取り”。複雑に組み合わされたミルクソルベ、あんこ、寒天、白玉、タピオカなどが、楽しくて美味しい!

矢野さんの使用楽器は、C. BechsteinとKORG KRONOS。1st Showの私の席は、Chrisに近いポジションで、Willの姿がドラムスの陰になって全く見えないのが残念。

新アルバムの1曲目「海男と瑠璃亜」でスタート。Willが、細野さんのパートを歌う。軽妙なアルバム収録ヴァージョンに対し、もっと米国南部風のブルーズっぽさが強調されている感じ。それにしても、つくづく、Willは器用だ(矢野さんが無茶振りしているのかも?)。ブルーズっぽい雰囲気をつなげての2曲目。いつもより遅めのテンポでの「変わるし」

最初のMC後、Burt Bacharachの名曲「I Say a Little Prayer」。Aretha FranklinやDionne Warwickの歌唱で有名な曲(邦題は、「あなたに祈りをこめて」/「小さな願い」)だが、今回は、ジャズ・ピアニスト Ahmad Jamalの演奏を元にしたアレンジ。矢野さんは、彼の演奏に自分と同じセンスを感じたそうだ。

新アルバムから「YOU ARE SPECIAL TO ME」。元々、とても美しいメロディーの曲だが、それをさらに際立たせる、このトリオによるアレンジが素晴らしい。演奏後、Willも、”なんて美しいんだ”と語る。

そのままWillによるMCと曲紹介。彼がリード・ヴォーカルで、The Beatlesの「Here Comes the Sun」。

ここで、矢野さんが、次に演奏する曲の楽譜を忘れてきたのでスタッフに取りに行って貰う。そのつなぎもあって、MCからグッズ紹介が、グダグダに長くなったのはご愛敬。「THE RIVER」は、語りかけるようなWillのベースと、硬質なChrisのドラムス。そして長目の間奏で繰り広げられる3人のインプロビゼイション的展開から、歌唱に戻る瞬間のカタルシス。ライヴならではのアレンジが秀逸。

昨年、初披露し、YouTubeで100万回再生を達成するなど話題になった「Rydeen」は、やはり、今年も欠かせない。つくづく、(ヒロ氏も含めた)4人ともカッコ良し。大いに盛り上がったところで、本編最後は「ひとつだけ」。様々なスタイルで演奏されてきた名曲だが、私は、特に、このトリオ・ヴァージョンが大好物だ。

アンコールは、ヒロ氏抜きの3人だけで登場。まずは、スタンディング・マイクで「ラーメンたべたい」をジャズ・アレンジで渋くキメる。”メンマ”が歌詞に出てきたのは、先日のユザーン氏のFM番組での話題繋がりかな。そして、ラストは「在広東少年」で熱く盛り上がって全編終了。この曲で、敢えてトラックを使わず、ChrisのドラムスとWillのシンセ・ベースによる強力リズムを炸裂させるところが、凄い。

初日から凄いなと興奮も冷めやらぬまま、2nd Set。今度は、左右ほぼ中央の位置で、3人がバランス良く見えるポジションだ。セットリストは1stと同じだが、さらに引き締まった演奏が続く。特に、「Here Comes the Sun」での”バンドのピアニスト・モードの矢野さん”の巧さ、「THE RIVER」の間奏でグイグイ上がるテンション、「Rydeen」での4人それぞれの見せ場など、とても印象的だ。

アンコールの「ラーメンたべたい」での矢野さんの絶好調のスキャットと、「在広東少年」のスピード&熱量も物凄く、大満足の内に全編終了。

恒例になっている「怪獣大戦争」の演奏が無かったが、それを物足りなく感じさせない充実のセットリストと演奏だった。

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button 2026年8月23日(日) @ ブルーノート東京

buttonセットリスト

1st Show & 2nd Showともに、 8月21日と同じ。

buttonReport

東京の2日目。今年のスペシャル・メニュー、豚肉料理「あーしあわせ!」、デザート「ともだち大好き」、そして、カクテル「Gwaenchana-yo(韓国語で、大丈夫だよ、”it's fine”という意味)」の内、今回は、あーしあわせ!をいただいた。豚肉はもちろん、トウモロコシ(青森県産嶽きみ)を使った付け合わせも美味しい。

矢野さんの使用楽器は、C. BechsteinとKORG KRONOS。1st Showの私の席は、Chrisに近い位置だが、譜面台のためChrisの姿は見えない。その代わり、Willが良く見える角度だったので、もっぱら、彼のプレイに注目。

セットリストは前回と同じ、新アルバムの1曲目「海男と瑠璃亜」でスタート。Willが、細野さんのパートを歌う。アルバム収録ヴァージョンよりもブルーズっぽさを強調したアレンジ。その雰囲気を引き継いで、いつもより遅めのテンポでの「変わるし」。

最初のMCでは、16時30分開始という中途半端な時間帯に、「こんにちは」か「こんばんは」か悩む矢野さん。Willは「こんにちばんは!」と機転を利かせる。そして、Burt Bacharachの名曲「I Say a Little Prayer」。金曜のライヴの後、元祖 Dionne Warwickのヴァージョンと、今回、矢野さんが参照したジャズ・ピアニスト Ahmad Jamalの演奏を、改めて聴き込んだので、私の中でこの曲の解像度が高まった。その状態で聴くと、さらに沁みる。聴けば聴くほど、味わい深くなるアレンジだ。

新アルバムから「YOU ARE SPECIAL TO ME」。元々、とても美しいメロディーの曲だが、このトリオによるアレンジは、それをさらに際立たせる素晴らしさ。そして、WillによるMCと曲紹介が入り、彼がリード・ヴォーカルで、The Beatlesの「Here Comes the Sun」。

ショップチャンネル(グッズ紹介)を挟んで、「THE RIVER」。長目の間奏で繰り広げられる3人のインプロビゼイション的展開から、最終盤でのベース、ドラムス、ピアノ、歌唱の絡み合いが熱い!

昨年、初披露し、YouTubeで100万回再生を達成するなど話題になった「Rydeen」は、やはり、今年も欠かせない。つくづく、(ヒロ氏も含めた)4人ともカッコ良し。YMOはダンス・バンドだと改めて認識する。そして、本編最後は「ひとつだけ」。様々なスタイルで演奏されてきた名曲だが、私は、特に、このトリオ・ヴァージョンが大好物だ。

アンコールは、ヒロ氏抜きの3人だけで登場。まずは、「ラーメンたべたい」。前回、Willは、モニター・スピーカーに足を掛けて演奏していたが、今回は、ハイ・スツールに腰掛けての演奏だ。冒頭のWillの口笛、ブラシを駆使したChrisのドラミング、そして、スタンディング・マイクで歌う矢野さん(今回は、歌詞に”シナチク”が、2ndでは”メンマ”が登場)。大人のジャズ・アレンジ。そして、ラストは「在広東少年」。トラックを使わず、ChrisのドラムスとWillのシンセ・ベースによる強力リズムが炸裂し、矢野さんのキーボードと歌唱が弾ける。会場全体、熱く盛り上がって全編終了。3人とも、金曜よりも格段に切れ味の増したパフォーマンスだ。

2nd Set。今度は、右寄りの席になったので、主に矢野さんに注目。セットリストは同じで、1stに負けず劣らず、キレキレの演奏が続く。「Here Comes the Sun」でのWillのヴォーカルが、以前に比べて艶が減ったように私は感じていたのだが、このセットでは、良く声が出ていたと思う。なお、The Beatlesの曲は全てプレイできるWill。全218曲と言われるThe Beatlesナンバーの内、昨年の「She's Leaving Home」と今年の「Here Comes the Sun」の2曲を披露したので、あと216シーズン、このトリオで演奏できるとの発言。私としても、どこまでも付きあう所存である。

「ひとつだけ」の1番の歌詞が飛んだのが残念ではあったが(もちろん、そんなトラブルは軽くねじ伏せてのパファーマンスだったが)、「在広東少年」の圧倒的熱量で、今回も大満足の内に全編終了である。

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