IN/OUT (2017.4.30)

矢野顕子＆上原ひろみ強化月間も終盤。遠征に出かけることも多く、その度に、ライヴの記憶が鮮明な内にレポートを残しておきたいと思う（記憶力が怪しくなってきて、日にちが経つと、忘れてしまう…）。以前、Windows Phone + Bluetooth Keyboardの環境を整えてみたが、長文のテキスト・ファイルを作成するのは結構キツい。何よりも、Windows Phoneで稼働する、しっくりくるエディターが無い。やはり、ノートPC系があれば便利かなぁと考えている内に、一気に物欲が高まってしまった。今年は、AMDのRyzenプロセッサを使って、デスクトップ機を新たに組み立てようとも考えていたのだが、予算の優先順位を変更である。

希望スペックは、1.2Kg以下の重さのCore M以上のCPU搭載機。かつて、初代東芝LibrettoやカシオのCassiopeia Fiva、HPのタブレットPC TC1100など、変態的なマシンを愛用してきた自分としては、普通のクラムシェルじゃない形状の物がベター。もちろん、価格は極力安く。と言う条件で探し始める。スペックやデザインでは、HPのElite x2 1012 G1あたりがベストだと思ったのだが、法人モデルで、個人で購入するにはHPのサイトから買うしか無い。その場合の納期は、5月中旬。これでは、大型連休に間に合わない。

そこで見つけたのが、DellのInspiron 11 3000 2-in-1。Dellの場合、日替わりで様々な値引きプログラムが提供されているのだが、私がアクセスしたときには、ちょうど、これの即納モデルが 1万6千円引き。税抜き 4万円台で、Kaby Lake世代のCore Mプロセッサ搭載機は魅力的。さっそくポチッとな。

通常のDellの製品はBTOのため2週間ほど納期がかかるが、「即納モデル」は 1～2日で届くはず。しかし、これが届かない。連休前に間に合わないと意味が無いし、ギリギリまで待つのも精神衛生に悪い。結局、サポートに電話して、状況確認後、キャンセル。まあ、急に思いついて、GW前に購入しようとしたこちらに、計画性が無いという話しなのだが。

短納期ということなら、頼りになるのはヨドバシカメラ。アクセスしてみると、MicrosoftのSurface Pro 4で、10万円を切るモデルが出ている。デザインと性能では、Surfaceは欲しいマシン最上位機だが、値段が高すぎるので候補には入れていなかった。しかし、これならと、食指が動く。最安値モデルだけに、タッチペンが付いておらず、もちろん、タイプカバーも付いていないのだが、手持ちのBluetoothキーボードを使えるので、この最小構成で問題ないはず。タイプカバーを付けない分、総重量も1Kgを切るしと、色々自分を納得させ、Dellの倍近い金額になってしまったが、発注。さすがヨドバシ。会社の昼休みに発注したら、その日の夜には自宅に到着していた。

昔なら、ここから、数十枚のフロッピーディスクを積み上げて、あれこれ、インストールし、カスタマイズするところだが、すっかり技術は進歩している。マイクロソフト・アカウントでログインして、Office 365とATOK Passportをセットアップ。OneDriveの中で、出先でも使う頻度の高そうなフォルダを同期させ、後は、秀丸とNextFTPの二つをダウンロードすれば、ほぼセッティングは完了。因みに、秀丸は、20年以上、バージョンアップを繰り返しながら使い続けているが、支払った金額は、最初の4千円だけである。なんだか申し訳ない気がしてきたので、Surface Pro 4には、通常版では無く、ストアアプリ版の方をインストールし、新たにお支払い。ホント、お世話になってます。

実戦投入しての使用感がどうなるかは、これから試すことになるが、結局、タイプカバーやタッチペンなど、買い足してしまいそうな気がしている…