IN/OUT (2014.12.7) |
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近所に建築中のオフィスビル。昨年の今頃は、まだまだ建築中で、クレーンでクリスマス・ツリー状のオブジェをぶら下げていましたが、今年は、ほぼ外側は完成し、現在は内装工事中。で、まだ、中に人がいないのを良いことに、大胆なツリーを浮かび上がらせたようです。ここの現場監督、あるいは、施工主、よっぼどクリスマス好きなのでしょうか? 最近のIN上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat.アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス 『ALIVE』日本ツアー 2014 (14.12.6)上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat. Anthony Jackson & Simon Phillipsの公演を観に、東京国際フォーラムへ行ってきた。 今年は、TOKYO JAZZで、上原ひろみとMichel Camiloの共演と、トリオ・ザ・プロジェクトでの演奏の二本を観たので、当初、チケットは取っていなかったのだが、その時の演奏が、(当たり前だが)超絶に良かったので、結局、このツアーにも参戦することにしたのだ。チケット取得に出遅れたため、席は二階の後ろの方。5,012席のキャパのホールなので、後ろからだと、本当に小さくしか見えず、視線はステージ両サイドに設置されたモニターに向くことが多かったが、大きい割には音響の良いホールなのがありがたい。 このトリオのライヴに行くたびに、その演奏力を絶賛することしか書けないのだが、今回も同様。ドラムセットの要塞の中に陣取り、尋常じゃ無い手数を繰り出すSimon。この人じゃないと紡ぎ出せないベースラインでバンドを支えるAnthony。そして、一体、どういう指の動きをしているのだかモニターを見ていても分からないほどの超高速でピアノを弾き倒す上原ひろみ。間違いなく、現時点で、地球上で最も演奏力が高いバンドの一つだと思う。特に、上原ひろみとAnthonyがアイ・コンタクトを交わしながら音を重ねていくところと、演奏のラスト、ガッと立ち上がって小さくガッツ・ポーズを決める上原ひろみの姿には、燃えた。 もう一つ、彼女のプレイからしばしば感じるプログレっぽさ。今回も、結構、グッとくるところが多く、あー、楽しかった。 コンサートチケットで常々感じている疑問が、S席の多さ。席種がSとAの二種類の場合、座席の8割ぐらいがS席になっていることが多いのでは無いでしょうか?かなり後ろの方や端っこでも S席。これが前列ど真ん中と同じなのか?と思ってしまいます。S席は、本当に真ん中辺り、多くても全体の50%ぐらいにして良いんじゃないかしらん。 |