夕刻、サンシャイン国際水族館へ行ってきた。通常は18時半までの営業だが、夏休み期間中は18時〜20時半まで、ナイトアクアリウムとして営業しているのだ。
入り口で小型の懐中電灯を手渡せれ、照明を落とした館内に入る。元々、水族館の中はそれほど明るいものではないが、それがさらに暗くなっている上、普段なら照明で浮かび上がって見える水槽が、暗い水をたたえて薄闇の中に沈んでいる。観客は暗い水槽を懐中電灯で照らしながら魚を見るという趣向だが、ペンライトを一回り大きくした程度の懐中電灯なので、照らせる範囲はごく狭い。そのため、光をあちこちに向けて魚を探さなければならない。これが、ゲーム感覚で楽しい。金目鯛など、ある種の魚の目が光を反射してキラキラするのも面白い。
これで、観客が少なければ実に素敵なイベントだと思うのだが、いかんせん、夏休み期間中の週末。人気の水槽の前には二重・三重に人垣ができる盛況ぶりだ。結果、一つ一つはか細い懐中電灯の明かりも、束になって水中を照らすことになり、ちょっと、残念。また、サンシャイン国際水族館自体が、入館料が高い割には狭く、展示されている生物の種類も物足りない。
懐中電灯で照らされるという行為が、展示されている生物にどの程度の負荷をかけているのか気になるところではあるが、単に開館時間を延長するだけでなく、プラスアルファの付加価値を加味した好アイディアの企画だと思う。
日本人選手の活躍ももちろん心躍るものがありますが、なんとシンガポールでは、独立後、初のメダルを卓球女子団体で獲得したとのこと。当地では一体どんな報道がされていたのか、居合わせたかったなぁ。