IN/OUT (2008.3.16) |
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久々、弾丸ツアー決行。マイレージが残っていて良かった。 最近のINMOSAIC Music Festival (08.3.16)Esplanade Theatresで開催されたMOSAIC Music Festivalに、矢野顕子とレイ・ハラカミのユニット「yanokami」が出演するのを観に、シンガポールに行ってきた。矢野顕子が日本以外のアジア地域で演奏するのは、これが初めてだ。 金曜の仕事を午前中で切り上げさせてもらい、成田へ。19時発のフライトは、滑走路が混んでいるとの理由で一時間遅れとなり、Changi空港へは、現地時間午前2時の到着となった。一月にオープンしたばかりのTerminal 3に到着したが、新しいターミナルをきょろきょろするゆとりもなく、ホテルへ直行。このフライト、毎回、同じ理由で遅れる。滑走路が混むのが分かっているなら、初めから時刻表を変えるべきだと思うのだが。 翌土曜日がコンサート当日。昼間、日本からインターネットで予約しておいたチケットを、EsplanadeのBox Officeに取りに行く。この辺は、東京で初めてのコンサートホールに行くよりも勝手知ったる気楽さで動ける。町中に貼られたMOSAICのポスターにyanokamiの写真を見つけるのも楽しみつつ、Funan CentreでiPAQが山積みで売られているのを羨ましく眺めたり、例によって足裏マッサージに行ったりして午後を過ごし、Marina Squareでタイ飯とTiger Beerを補給。いざ、19時半からのコンサートへ。二回公演が終了したのは23時頃(シンガポールでは、普通の終演時刻である)。 コンサートの内容はやのコレに書くが、とにかく、行って良かった。Esplanade自体、とても気に入っている場所だが、複数のホールが入っているEsplanadeの中でも、特にyanokamiの公演が行われたrecital studioは、在星時、Amy Wadgeのライブを観に行って以来、シンガポールに矢野さんの出前コンサートを呼ぶならここだ、と思っていた好印象のホールだったのだ。そこに、現実に矢野さんの声が響いた。その瞬間に立ち会えたことは、例えようもなく嬉しく、まるで夢のようで、ちと涙ぐんでしまった。 ホテルに戻り、寝ようとすると、近くの部屋から矢野さんの曲が聞こえてきた。近隣諸国からか日本からか、他にもyanokami公演を観に、シンガポール外からやってきた人が泊まっていたのだろう。不思議な感じだ。 翌朝、Changiへ。Terminal 3は、広く明るく使いやすくて、楽しい。最後のおまけに、同じ機にハラカミ氏が搭乗するのを発見し、至福の31時間の滞在、終了。 液体やジェルの機内持ち込みが厳しくなったのは知っていましたが、予想以上の厳格さでした。残りわずかだから大丈夫だろうと持って行った歯磨きは、「容器の大きさが100g以内」という制限に引っかかり、内容量には関わらず、成田で没収。しかし、それ以上にショックだったのが、カヤ・ジャムも機内持ち込みできなくなったこと。今後、訪星時には、宿泊数に関わらず、機内持ち込み鞄だけでなく預けるためのバッグも持って行かなければ、カヤが持ち帰れない。不便な世の中になったものです。 |