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日頃、”ポイ活”という言葉が持つ貧乏臭さを苦々しく思っているのですが、東京都公式アプリで11,000円相当の「東京ポイント」がもらえるということで、あっさり主義を変え、スマホにインストールしてみました。ただし、東京ポイント自体は買い物に使える訳じゃなく、「au PAY 残高」、「dポイント」、「メルカリポイント」、「楽天ペイ」、「Vポイント」のどれかに交換しないと使えないというのが、落とし穴。どの”ペイ”も使っていなかった私としては、大いに不満が溜まった今日この頃です(結局、このために1サービス、導入したけど)。
最近のIN
Chris Hemsworth、Mark Ruffalo、Halle Berryらが出演する犯罪映画を観てきた。
舞台は、ロサンゼルスの国道101号線沿い。人は傷つけないストイックな強盗犯(Chris Hemsworth)と、彼による連続強盗事件を追う叩き上げの刑事(Mark Ruffalo)の緊迫した攻防に、ガラスの天井に苦しめられている保険会社の女性社員(Halle Berry)が絡む。映像はスタイリッシュ。語り口はハードボイルド。主要人物3人は、皆、分断社会の中では不遇な立場にあり、社会派の視点も持ったノワール風映画だ。
ただ、それぞれの要素が薄く、全体に詰めが甘い印象だ。もう少し、盛り上げようがあったような気はする。また、清濁併せ呑むようなラストは、賛否が分かれそう(私は、やや否)。
むしろ、MCUでの超人2人、Thorを演じるChris Hemsworthと、Hulk役のMark Ruffalo。この2人が、生身で泥臭く対峙することを楽しむ映画と割り切るのが良さそうだ。
大西順子のリーダー公演を観に、ブルーノート東京に行ってきた。
様々な編成でライヴを行っている彼女だが、今回はセクステット。ピアノ・トリオにホーン・セクションを加えた6人編成。2022年に一度見ているが、その時から、ベースとトロンボーンが替わって、今回のメンバーは
・大西順子(p)
・広瀬未来(tp)
・吉本章紘(sax)
・池本茂貴(tb)
・中林薫平(b)
・吉良創太(ds)
(過去に見た大西順子のライヴとは逆の)ステージに向かって左側にピアノ。例によって、観客に背中を向ける形での配置。私の席は、プレイ中の彼女の背中をガン見できる角度だ。
まずは、新入部員、池本茂貴の作品から演奏開始。3人のホーン、それぞれのソロも堪能できる明るい曲だ。このセクステットは、メンバー全員が、最低1曲はオリジナル曲を持ち寄って演奏するのが決まり事。今回は、全て新曲とのこと。2曲目は、大西順子のややスローな曲。そして、3曲目が、吉本章紘によるアップテンポな曲。私の席からは、ピアノに置かれた譜面が見えるのだが、大量の音符が密集する思いっきり複雑な楽譜だ。実際、目まぐるしく拍子が変わり、大西順子も肘打ちの連打を繰り出すなど、全員、テクニックを駆使した演奏。
難易度の高いプレイを決めた後は、メンバーそれぞれの告知など、MCでクールダウン。そして、4曲目、吉良創太の作品。彼は、滅多に作曲はせず、これが3作品目だと言っていたが、ストーレートに盛り上がれる楽しい曲だ。そして、本編ラストは広瀬未来によるバラード。アンコールは、これまでウッド・ベースを弾いていた中林薫平がエレキ・ベースに持ち替え、大西順子もエレクトリック・ピアノに切り替えてのアップテンポなナンバーで、会場、大興奮。これで、全編終了。
終始、クールで知的な印象の大西順子が、5人のメンバーをしっかり掌握し、熱い演奏を構築する様が、何ともカッコ良いパフォーマンスだった。
実質、11,000円もらっておいて何ですが、このアプリの有用性が、今の時点では全く分からない。と言うか、公式サイトで「こうした機能があったら便利では、といったご意見を、ぜひお寄せください」言っていることからも、見切り発車感が半端ない。何か裏で、利権的なものが蠢いているような…… |