IN/OUT (2021.4.4)

コロナ禍で二度目の新年度が始まりました。今年は、(コロナとは関係なく)仕事環境が大きく変わり、バタバタしたスタートです。


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「THE SQUARE Reunion - FANTASTIC HISTORY-」@ブルーノート東京21.4.3

THE SQUAREの公演を観に、ブルーノート東京に行ってきた。

1980年代前半に日本を席巻したフュージョン・ブームというものがあった。その中心的なバンドの一つが、THE SQUAREだ。もっとも、私自身は、当時、彼らと人気を二分していたと言って良いと思うカシオペアの方が、テクニック至上主義的フュージョンの王道という感じで、好印象を抱いていた。THE SQUAREは、いささか、ミーハー寄り(彼ら自身が、自らのことをフュージョン・バンドでは無く「ポップ・インストゥルメンタル・バンド」と称していたが)。

1988年の米国進出の際、似た名前のバンドがいたため、T-SQUAREに改名、その後も、メンバーチェンジを繰り返しながら活動を続けているが、T-SQUAREとしての活動と並行して、不定期で、過去のメンバーが再集結した「THE SQUARE Reunion」としてのライヴも行っている。今回は、1987~90年のメンバー、安藤正容(ギター)、伊東たけし(サックス、EWI)、和泉宏隆(ピアノ)、須藤満(ベース)、則竹裕之(ドラムス)が集まり、サポートメンバーの 白井アキト(キーボード)を加えた布陣。メンバーの豪華さだけでなく、結成以来、一貫してリーダーであったギターの安藤正容が、春に発売予定の新作アルバムとそのツアーを最後にバンド活動から身を引くことを発表したというタイミングでのライヴ。恐らく、これが最初で最後の参戦だなと思って、チケットをゲットした。

会場では、全国で追っかけ行脚を繰り広げていると思われるコアなファンが談笑しており、初参戦の私はいささかアウェイ感を覚える。そして、一曲目の演奏が始まるや、一斉に巻き起こる手拍子。いよいよアウェイ感…。ベテランらしい余裕も見せながら、流石のテクニックで聞かせる音楽は、相変わらず耳障りが良い。が、やはり、フュージョンと言うよりは、ポップスだなという感想も持つ。

そして、アンコールは、当然ながら「Truth」。文句なしに、突出したキラー・チューンだ。このイントロで、条件反射的に、セナやプロストの名前を叫ぶ古舘伊知郎の声が脳内再生される世代なのだ。この曲をライヴで聴けただけで、大満足だ。



洋画の封切りスケジュールが混乱しっぱなしというのも、個人的には辛いところ。劇場公開よりもネット配信が主流になるのは嫌だと思いつつ、結局、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の三回目の鑑賞に行ってきました。大分、理解が深まったような気がしています。それにしても、よくもこんな作品を作り上げた(そして、商業的にヒットさせた)と改めて驚嘆する、今日この頃です。