IN/OUT (2020.6.21)

新PC導入の間接的メリットの一つが、強制的に机の上を片付けたことです(単に机の上に散らかっていた物を、別の場所に動かしただけですが)。おかげで、会社のノートPCを持ち帰ってのテレワーク時の作業場所が広くなりました。ノートPCの画面の外部出力が新ディスプレイで簡便になったメリットも大きい。

しかし、古いディスプレイの処分が、区の粗大ゴミ収集の対象外ということもあって面倒。当面、綺麗になった机の横の床に旧ディスプレイが鎮座している状況という詰めの甘さ状態が続きます。


in最近のIN

"Saaho"20.6.17

「バーフバリ」の主演俳優 Prabhasの新作を観てきた。主にテルグ語映画で活躍してきた彼にとっては、これがヒンディー語映画デビュー作となる。

彼が演じるのは、敏腕刑事。巨大ギャング組織のトップが暗殺されたことに端を発する事件に関わるのだが、波瀾万丈、ドンデン返しが連続する展開となる。歴史大作「バーフバリ」では、その容姿に神話的迫力を漂わせていたPrabhasだが、現代劇になると、その端正だが暑苦しくもある容貌と野太い声が、ちょっとクドい感じがしてしまう。

さらに、映画としての出来よりもPrabhasをカッコ良く見せることを主眼にしたような内容にも、鼻白んでしまう。色々と無理あり過ぎる。映画としての評価は低いと言わざるを得ない。

しかし、ヒーローとヒロインが恋に落ちた瞬間、時空を超越したミュージカル・シーンが展開するお約束を臆面も無くやり切るところや、バーフバリを意識したような男女ペアの踊るようなアクション・シーンや鎖を駆使した肉弾戦など、インド映画好きには訴えかけるところは大きい。結局は、憎めない作品なのである。

型破りな人物を演じているようでいて終始「隙の無さ」感が漂うPrabhasではなく、若い頃のSUPER STAR RAJNIが演じていたらと、妄想してしまう。Rajniなら、善悪両面を持つ主人公を、お茶目に演じてくれたに違いない。



テレワークの弊害の一つは、時間・曜日を気にせず会議開催することへの抵抗感が下がったことだと実感する週末です。