IN/OUT (2015.3.1)

京セラ、マウスコンピューター、さらにプラスワン・マーケティングが、相次いでWindows Phone搭載スマートフォンの開発・市場投入を表明しました。Windows 10がリリースされてからでは、遅いという判断でしょうか。香港までNokia端末を購入しに行った身としては、大変に喜ばしいニュースです。早く、Lumiaブランドのスマートフォンも技適マークを取得してもらいたいものです。


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"Chef"15.2.28

Jon Favreauが製作・監督・脚本・主演を務めた映画を観てきた。

彼が演じるのは、一流の腕を持ったシェフ。しかし、Twitter上で評論家と喧嘩になり、大炎上したことから店を追われてしまうのが映画の発端。その後に展開する、再就職先も見つからずどん底に墜ちた彼の逆転劇という痛快ストーリーと、フードトラックで米国大陸を旅するロードムービーとしての側面、そこに、息子や仲間との心温まる交流が挿入され、随所に美味しそうな料理が大写しになるという、安心して楽しめる要素がてんこ盛りの映画だ。全編に流れるラテン音楽のノリも良く、見事なまでに、ハート・ウォーミングな作品である。

ただ、あまりにも良くできすぎていて、深みというものが無い。破天荒なようでいて、真っ当な常識人である主人公や、信じられないほど素直で良い子の息子など、登場人物のほとんどが、あり得ないほど善人。ストーリーにも捻りは無い。ちょっと能天気すぎるかなぁ。

Jon Favreauは、"Iron Man"の監督として有名だが、元々はコメディアンとしてキャリアをスタートさせ、俳優として多くの映画に出演している。この映画で見せる料理の手際の良さなど、本当に器用な人だと感心するし、そのキャリアの中で多くの人脈を築いてきたのだろう。本作では、脇役陣がやたらと豪華なのが見所の一つ。Dustin Hoffman、Robert Downey Jr.、John Leguizamo、そして、Scarlett Johansson。彼らには、善人というより癖のある役が割り振られているのだが、それを受け容れさせるところがJon Favreauの人徳か。特に、Robert Downey Jr.が、スーパーヒーローでは無く、変人役を嬉々として怪演しているのが楽しいし、Scarlett Johanssonの色気の振りまき方も尋常じゃ無い。なお、Johanssonはあくまでも脇役で、私には無個性に見える金髪美人 Sofía Vergaraがヒロインを演じている。中南米出身者(Sofíaは、コロンビア出身)をヒロインにする物語上の必然性があるとはいえ、Scarlett Johanssonの色気を無駄遣いするとは、Jon Favreauの女性の趣味は、いただけないなぁ。

あと、画面に登場する料理。どれも美味しそうなんだけど、ちょっと脂っこすぎる物ばかりで、これじゃJon Favreau、肥るわけだな。



地図正直なところ、商売としては、今更iPhoneやAndoroidに対抗できるとは思えないところではありますが、Lumiaを触ってみた限りの印象では、今のままで、Windows Phone8.1の日本語化は、9割方問題ないはず。しかも、個人的には、Andoroidよりも、遙かに使いやすいと思います。唯一の課題は、地図機能でしょう。デフォルトの地図だと、日本が、ほぼ白地図だからなぁ