IN/OUT (2013.8.25)

暑さのピークは、どうにか過ぎたような感じもありますが、相変わらず蒸し暑い。今年は、結局、カラッとした晴天の暑い日、というのが無いまま、夏が終わりそうですね。


out最近のOUT

"Movie 43"13.8.23

・Dennis Quaid
・Seth MacFarlane
・Hugh Jackman
・Kate Winslet
・Naomi Watts
・Richard Gere
・Justin Long
・Uma Thurman
・Chloë Grace Moretz
・Halle Berry
などなど、錚々たる出演者(私の贔屓の人も多い!)が勢揃いしたコメディ映画を観てきた。

発案は、"There's Something About Maryメリーに首ったけ)"の監督、Peter Farrelly。彼のアイディアの元、10名の監督と超豪華出演者が結集したオムニバス映画だ。Dennis Quaid演ずる脚本家がプロデューサー相手に売り込みをかけるやり取りを縦糸に、彼が持ち込んだ企画を映像化したエピソードが挿入される、メタな作りになっている上に、最後、エンディング・クレジットの途中で、もう一エピソード入るという、凝った構成になっている。

しかし、それらのエピソードが、すべて下ネタなのだ。それも、超絶下品なネタばかり。とても、私には、あれらのネタの詳細は書けません。豪華出演者の皆さんが、なぜ、こんなことをするのか、理解に苦しむ。「本当はアカデミー賞常連の私だけど、たまにはコメディで羽目を外した演技をする余裕もあるのよ」というレベルでは説明できない下品さなのだ。特に、Richard GereやHalle Berryは、今後のキャリアに影響しないか心配になるぐらいだ。

馬鹿で下品なコメディという前評判を聞いた上で、単なる下品を超えた破壊力のある笑いを期待して観に行ったのだが、単に下品なだけでがっかり。



夕立という言葉から「風情」がなくなってしまった、今年の夏でもありましたな。