PCのついでに、だいぶん、ボロくなってきたキーボードも換えようかと思って探してみたけど、英語版のキーボードを扱っている店が、すっかり少なくなっていることに愕然とする今日この頃です。テンキー付き英語版、適度な打鍵感と気持ちの良い打鍵音、ちょっとだけエルゴノミクスっぽい形状っていう私の理想のキーボードは、永遠に入手できないのか。
今まで使っていたPCの電源トラブルを機に、結局、マシンを新調することにした。輸入パーツを購入するには為替が不利になってしまったし、インテルの新世代マイクロアーキテクチャ、Haswellが登場したばかりなので、各社新製品が落ち着くまで半年ぐらいは様子見をすべき。ということで、PCを組み立てるタイミングとしてはよろしくないのだが、購入欲に火がついてしまった。
調べてみると、ほとんどのパーツは秋葉原のショップで買うよりも、ヨドバシの通販でポイントを利用した方が安い。ということは、残業後の深夜でも、パーツの物色と購入が出来てしまうというのも、よろしくない。
で、週の半ばに次々と届くパーツ類。
- ケース(アビー製)
- 電源(サイズ製)
- マザーボード(ASUS製)
- CPU(Intel製)
- メモリー(SanMax製 - エルピーダチップ)
- SSD(Intel製 → システム用)
- ハードディスク(Seagate製 → データ用)
- 光学ドライブ(パイオニア製)
- メモリーカードリーダー(アイネックス製)
- 5インチベイ用小物入れ(アイネックス製)
- USB-DAC(コルグ製)
しかも、週末まで待てばよいのに、ついつい組み立て始めるウィーク・デイの真夜中。まあ、グラフィックカードは導入せず、CPU内蔵グラフィックを使うことにしたし、オーディオ出力も、サウンドボードではなくUSB-DACを使用。増設カードがないので、組み立て自体はあまり時間がかからない。CPUクーラーの取り付けでもたつき、ちゃんと冷却能力を発揮してくれるか、やや不安なところもあるが、まあ大丈夫だろう。
パフォーマンスを計測してみると、旧マシンと比べて
- プロセッサ:6.2 → 8.0
- メモリ:6.2 → 8.0
- グラフィックス:6.5 → 6.6
- ゲーム用グラフィックス:6.5 → 6.6
- プライマリ ハードディスク:5.9 → 8.1
ということで、大幅に性能向上。特に、内蔵グラフィックでも、6年前のRadeon HD 2600搭載のグラフィックカード以上の性能というのには驚く。実際、エディタへの文字入力など、ちょっとした作業も、いちいちレスポンスが速まっている感じ。BIOSではなくEUFIブートにしたせいか、起動時間も速い。さらに驚くべきは、USB-DACによる音質の改善だ。特に、KORG専用の再生ソフトを使うと、圧倒的な音質向上を実感。ここまでの音が出てくるとはびっくりだ。これについては、後でもっと検証しよう。
ソフトのインストールや、旧マシンからのデータの引き継ぎも、最近のネットワーク環境では、かなり楽にできるのがありがたい。
と、ここまでは良かったのだが、大分、環境が整ってきたところで、マウスの反応が異常になってしまった。どうも、PC自体ではなく、バックアップで酷使したNASにエラーが生じているのが影響しているようだ。まあ、トラブルの対処法を見つけて潰していくのも楽しいのがPC自作なのだが、このあたりで時間切れ。まだ新旧マシンとも、ケースの側板は外したまま。床の上には、パーツの空き箱やドライバー、ねじ類などが散乱したまま。という5S活動が全く出来ていない駄目な町工場のような部屋を後に、休日出勤に向かう週末。最後の詰めが、いまいちではある。