IN/OUT (2013.3.3)

マイクロソフトがようやく日本でもSurface RTを発売決定。

既に本国アメリカでも、負け組の烙印が押されつつあるWindows RTですが、愛用者とすれば、これで日本でも認知度が上がって、ソフトウェア環境が充実してくれると嬉しい。


in最近のIN

"Django Unchained"13.3.2

Quentin Tarantino の新作を観てきた。

奴隷制の時代を舞台にした、マカロニ・ウェスタン風の作品だ。米国歴史の暗黒面、奴隷制度を描くことが、Tarantinoの目的の一つだと聞いたが、そこはTarantino。社会派映画ではなく、見事なジャンル映画に仕上げている。ただし、Franco Neroが主演したマカロニ・ウェスタン "Django(邦題「続・荒野の用心棒」)"と、内容は無関係。と言いつつ、そのFranco Neroをワン・シーン登場させているのが、さすが筋金入りの映画マニア、Taratino作品である。

と言うことで、オープニングから、Tarantino節全開の映画だ。時系列を歪めて挿入されるシーンや、激しいながらもオフビートな暴力描写、すっとぼけた笑いのセンス。皆が期待するTarantino演出がたっぷり。彼の作品には常連の、Christoph WaltzとSamuel L. Jacksonの怪しい熱演と、Leonardo DiCaprioの悪役ぶりも楽しい。もちろん、物語が進むにつれ、奴隷から自由人として、かっこよさが増していく、主演のJamie Foxxも良い感じ。

たっぷりと楽しめる作品だったのだが、やはりTarantino作品は長いのが辛い。堂々の165分。一見、冗長でも、そういうのをひっくるめての彼の作品世界だから仕方ないのだが、残業後に観るには体力が…



そして、何度も妄想するように、これでModern UIが幅広い支持を受け、Nokiaが日本市場に帰ってきてくれると文句無いのですが…