IN/OUT (2013.2.10) |
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私用で関西へ。せわしない旅程でしたが、久々に40時間以上仕事から離れることができて、これはこれで有り難いと思う今日この頃です。 最近のINWindows 8を導入 (13.2.10)自宅PCのOSを、Windows 8に切り替えた。これまで、Windows 7へのアップグレードをしないままVistaを使っていたのが、一気にバージョンアップである(職場では、いまだにXPを使っているが…)。 本来は、マシン自体をアップグレードしたいところだが、お金も時間もかけている余裕が無く、ハード面は、バックアップ用のNASを強化したのみ。2007年に組み立てたマシンなので、既に6年。スペック的には時代遅れになっているが、Windows 8は、非常にうまくチューニングされていて、それほどハードウェア能力を必要しないという評判を信じることにした。 さらに手抜きで、これまでOSを入れ替えるときは、クリーン・インストールをするのが常だったのだが、今回はアップグレード形式での導入。マイクロソフトからダウンロード販売で入手したこともあり、インストール自体は、予想以上に簡単に完了。ただし、キーボードの認識に問題があるらしく、スリープから復帰するとUSBケーブルを一旦抜いてから、差し直さないとうまくキー入力ができないところが、まだ調査が必要だ。 さて、その使用感だが、確かに起動やシャットダウンは早くなっている。6年前のハードウェアでもストレスを感じることは無い。ソフトの環境設定など、まだまだ整備しないといけないことが残っているが、一足先に入手したWindows RT機で、ストアアプリ環境に慣れていたので、基本操作に戸惑いも少ない。しかし、メインマシンで使う場合、タブレットを意識したスタート画面&ストア・アプリと従来のデスクトップを共存させた環境は、巧みなハイブリッドと褒めるべきなのか、大いなる妥協の産物と眉をひそめるべきなのか、迷うところだ。初めてWindowsを触る人には、二つの環境の共存って、かなり分かりづらいのではないだろうか? ソフトの充実度からも、必然的にデスクトップ環境で使うことの方が多いのだが、Vistaで導入されたAero Glass(半透明を多用した視覚効果)が廃止されたのも、最初は違和感がある。しかし、これまでAppleの後追いばかりだったMicrosoftが、ついに独自性の高いユーザーインターフェイスを推進し始めたと考えることもできそうだ。従来のPCがiOSやAndroidタブレットに押されまくっている中、Microsoftが本気で逆襲を図っているという気迫も感じられる。 こうなると、AppleやGoogleに辟易している私としては、携帯電話もNokia製にして、Windows Phone、Windows RT、Windows 8と、統一された環境を楽しみたいと思うのだが、果たしてNokiaは日本市場に帰ってきてくれるだろうか? 伊丹空港のエスカレーターが、関西風左側歩きと、関東風右側歩きの人が混じることで混乱するのはいつもの事として、今回、改めて気がついたのが、阪急電車の車内中吊りに週刊誌の広告が無いということ。確かに、このことで車内の品格が上がっているような気がします。がめつい印象の関西商売(電車内の中吊り広告自体、阪急の小林一三氏のアイディアが元祖のはず)の中で、この潔さ。素晴らしい。 |