IN/OUT (2010.11.14)

メガネをぶつけてしまい、フレームが歪んだため、久しぶりに新調しました。自分の度数だとレンズは取り寄せになってしまうので、完成までの一週間、一世代前のメガネを引っ張り出して使っていましたが(度数はあまり変化していないので見え方には大きな問題なし)、本人が思うほど、どんなメガネを掛けているか他人は気にしてないようで、特に気づかれた風でもなく。自意識過剰を自覚するのは、ちと気恥ずかしい今日この頃です。


in最近のIN

"Machete"10.11.13

Robert Rodriguez監督の新作を観てきた。新作と言っても、Tarantinoと組んだ"Grindhouse"の途中に挿入された架空の映画の予告編を、本当に映画化してしまったものである。

あの予告編も、いかにもRodriguezらしい破天荒なものだったが、今回の長編映画化は、さらにパワーアップ。Robert De Niro、Jessica Alba、Steven Segal、Don Johnsonなどなど、A級映画のような豪華出演者を差し置いて、主役はどう見ても極悪人顔のDanny Trejo(実際に、麻薬絡みで11年の服役経験有り)。

とにかく、全編、過剰なまでのバイオレンスとエロ(R18+指定=18歳未満は鑑賞不可)。男子中学生マインドを持ち続けるRodrigues監督自身が観たい映像(妄想?)をひたすらつないだような映画だ。バイオレンスに関しては、武器は銃よりも山刀(マチェーテ)で、格闘シーンはCGに頼らない肉弾戦。生首が転がりまくるのは序の口のグロい描写満載。一方、エロ方面では、Jessica Albaが、まったく必然性の無いシャワーシーンを披露。戦いの場でマシンガンをぶっ放す美女達が、尼僧の格好だったり、超ミニスカートの看護婦だったり、上半身革のブラジャーだけだったりの、コスプレ状態。そして、極悪人顔 Trejoが、美女にもてまくり。Jessica Alba、Michelle Rodriguez、Lindsay Lohanの準主役級三人すべてとお楽しみ有りの展開なのだ。もう、やりたい放題である。

ツッコミだしたらきりがない映画なのだが、監督だけでなく出演者達も、この馬鹿さ加減を本当に楽しんでいるようだ。女優陣の頑張りも素敵だが、お馬鹿に徹するDe Niroがご立派。笑いのセンスも光っていて、B級映画のエッセンスを凝縮した快作だ



今回は、予備のメガネも同時に作成しました。メインはこれまでもお願いしていた従来型の店で、予備は最近増えているスリープライス系=製造小売(SPA)系のところで購入。どちらも同じ度数の非球面レンズを入れて、価格差は6倍もありました。

実際、一般的なメガネの原価は1,200円程度で、店頭の人件費など固定費さえ圧縮すれば、かなりの安売りでも利益が出るらしい。となると、今後はスリープライス系が市場を制圧して、少数のこだわり高級店が生き残り、中途半端な従来型チェーン店は淘汰されていくのかも…