IN/OUT (2007.6.24) |
|
定時後の職場から始まり、玉突き状態で次々とトラブルに見舞われた週末でした。「順風満帆」という言葉に強い憧憬を覚える今日この頃です。 最近のIN"Live Free or Die Hard" (07.06.23)「ダイ・ハード」シリーズの最新作を観てきた。邦題の「ダイ・ハード 4.0」は、本国では製作中の仮題だったようだ。 第一作の"Die Hard"が1988年の作品なので、それから20年近く経ったことになる。Bruce Willis扮するJohn McClaneが、本人の望まないうちに事件に巻き込まれ、自らのタフネスさだけを武器に孤軍奮闘する基本フォーマットは同じ。今回の敵が仕掛けてくるのがサイバー・テロという部分と、John McClaneのヘアスタイルが、時の流れを反映している。 とにかく、McClaneのタフさが尋常ではなく、全編、ご都合主義の固まり。ツッコミだすときりがないが、能天気娯楽作品としては、とてもよくできている。正義側が本当にナイス・ガイばかりなのも、爽快だ。悪役側では、Maggie Qの活躍が嬉しい。Jackie Chanの元でアクションを習っておいて良かったなぁ、と思う。 問題があるとしたら、やはり、リアリティの欠如だろう。いくら天才的ハッカーが総力を結集しても、あそこまではできないだろう。もちろん、これだけ大規模なサイバー・テロは、実際に起こったことが無いので、全くの荒唐無稽とは言い切れないのかもしれないが… 先日観た"Rocky Balboa"もそうだったが、ベテラン俳優による、かつてのヒット・シリーズの今更の続編が、意外に好作品に仕上がるというのは、ハリウッドでそうした方法論が確立しているのかもしれない。 最近のOUT新PC周り、更にその後 (07.06.24)Tablet PC内のデータを、外付けHD経由で新PCに移し、ATOK、秀丸、Becky!、MS Officeなど、必要なソフトをインストール。ということで、このHTMLファイルは、新PCにて作成中。 Vistaを使ってみると、Microsoftが、PCならではの約束事を意識しなくても万人が使える環境を目指している、ということが分かる。しかし、新しいエクスプローラーのインターフェースなどは、MS-DOS育ちの世代には逆にストレスが溜まってしまう。あれこれ考えずにMSのお仕着せに合わせておけばハッピーということなのだろうが。 さらに、改悪にしか思えないのが、Office 2007。自宅でも、ExcelとAccessを使っているため導入したのだが、お節介機能ばかり充実しているだけで、はっきり言って使いにくくなっている。これ、会社で使う羽目になったら、最初の1週間ぐらいは生産性がた落ちになること間違いなしだろう。 なぜか、ATOK2007の挙動が安定しないことと、作業机の高さ問題が落着しない(脚の下に3cmの板を噛ませるのは、やはり耐震性とかで問題がありそうだ)こともストレスになる。まだ片付かない部屋も含め、新環境が落ち着くにはもうしばらく時間がかかりそうだ。 ただ、iTunesと、Windows Media Playerを使い比べてみると、Appleの方が閉鎖的、というか、最近のMicrosoftがずいぶんと柔軟かつオープンになっているんだな、と感心するところもあります。今時、Windows=ださいビジネス機、Mac=おしゃれでクリエイティブなツール、なんてイメージの比較広告やってて、Appleは大丈夫なのかしらん? |