IN/OUT (2006.3.5)

最近建築されたマンションには、換気設備が必須となっているようで、我が住まいにも24時間換気システムというのが付いています。問題は、この時期、システムを稼働させると、24時間、花粉が入ってくるということです。結果、寝ている間も花粉に苦しむことに…


in最近のIN

"Hotel Rwanda"、再び (06.3.4)

ルワンダ虐殺を題材にした映画を観てきた。

昨年、シンガポールで一度観ているのだが、非常に印象深い映画であり、今回も涙・涙の鑑賞だった。しかし、映画館を訪れた一番の理由は、この映画が日本公開されることになったいきさつを知っていたことだ。

映画の質が高くても、ルワンダ虐殺自体が日本では余り知られていない題材で、客を呼べないと判断されたのだろう。元々は、日本で公開される予定は無かった。しかし、有志の方々が上映を求める運動を繰り広げ、署名活動などを行った結果、ついに公開。しかも、上映館は徐々に拡大し続けている。この映画に感銘を受け、かつ、アフリカ贔屓の私としては、意気に感じずにはいられない。

映画館の客の入りは、予想よりも遙かに多く、それもまた嬉しい。テーマは重いが、商業映画としてきっちり成立しているので、さらに多くの人に観てもらいたいと思うし、遠い国の出来事としてではなく、実は普遍的な問題をはらんでいるということが伝わると、もっと嬉しいと思う。



24時間換気を切って花粉の流入を防ぐのと、新鮮な空気を取り入れるのと、どちらが本当に体によいのか悩む今日この頃です。