IN/OUT (2005.3.27) |
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先週書いたてんてこ舞い状況は一向に改善されず。というか、「やることリスト」には膨大な項目がリスト・アップされていくのに、どれもこれも、いまいち手を付ける気力が起こらず、ついつい現実逃避に走る今日この頃です。 最近のOUT"Miss Congeniality 2: Armed and Fabulous" (05.03.20)Sandra Bullock主演のコメディ映画を観てきた。 タイトル通り、2000年に公開された"Miss Congeniality"の続編だ。前作では、Sandra Bullock扮するFBI捜査官が、Miss United States美人コンテストに潜入捜査したのだが、この続編は、前作での活躍でSandra Bullockが有名人になっているというところから始まる。これは、なかなか上手い着想だと思う。FBIの広告塔の役割を担った彼女は、スタイリストご一行を引き連れて行動するのだ。 Sandra Bullock嬢は、このシリーズのプロデューサーも兼ねている。前作では、体を張ったギャグがそれなりに笑えたが、今作は、笑いの要素が全て予想の範囲内で面白くない。さらに、人情話的な面を強調しているのが、興醒めだ。誰も、こんな能天気映画に感動なんか求めちゃいないって。 前作からの続投、William Shatnerの姿も悲しい。宇宙大作戦のカーク船長も、前作以上に、すっかりおじいちゃん。Sandra嬢もShatner氏も、自虐ギャグがギャグにならず、悲惨な感じになっているのが、辛い。 とうことで、こういう馬鹿映画で時間を浪費していて良いのかと自問するも、ここまでお馬鹿な映画だと、一周回ってまぁ良いか、という気になってしまうのが、我ながら怖い。Monty Pythonの"Society For Putting Things On Top Of Other Things(問題たなあげ委員会)"に入会できそうな勢いっす… |