IN/OUT (2001.8.19) |
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社員旅行無事終了。昨年の、バスで1,400Km余りを走破するという過密スケジュールに懲りたのか、今年は比較的ゆとりの旅程で、それなりに楽しむことができました。 最近のIN社員旅行 (01.8.8 - 8.13)
"Planet of the Apes" (01.8.11)Tim Burton監督の最新作。オーストラリアのシネマ・コンプレックスの大スクリーンで鑑賞。 中学生の頃、原作の小説も読んだことがあるが、これは、作者Pierre Boulleが第二次大戦で日本軍の捕虜となった体験をもとにしたものだそうだ。そういう予備知識を持って読むと、日本人にはかなり嫌な読後感だったのを覚えている。1968年に映画化された作品では、その辺の毒気は消され、日本人でも楽しめる風刺SF活劇というものに仕上がっていた。 で、Tim Burton監督によるリメイクは、過去の映画であまりにも「人間的」に描かれていた猿の獣性を、よりリアルに描写することを第一目標としたような出来である。その目標は見事に達成されているが、設定や物語進行にもう一つ説得力が無いのと、例によって箱庭的Tim Burton世界で物語が繰り広げられるので、人類と猿との闘争のダイナミックさが十分に描写し切れていないのが残念ではある。 原作とも最初の映画化とも違うストーリーだが、この題材を選んだ時点で「意外なオチ」をつけることが宿命づけられているだけに、どう処理するのかと思っていたが、ラストは予想の範囲内だった。というか、結構、原作のオチに近いものを感じてしまった。 それにしても、Tim Burton、絶対に「風の谷のナウシカ」を見ているよなぁ。あのシーン。 こちらで、その普及ぶりに驚いた食材が、カニ・カマボコとミニ・ちくわ。特に、カニ・カマボコは、単なる代用品としてではなく、高級食材並の扱いを受けているような印象なのです。 |