IN/OUT (2000.10.22)
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後述するように、ローカルスタッフ達とカラオケをする機会があったのですが、驚いたのは、中国語のカラオケ本の曲検索システム。いわゆる五十音順とかアルファベット順のようなものではなく、曲名の字数順になっていました。曲名が漢字一文字の歌は「一字歌」。二文字だと「二字歌」、とインデックスが付いている訳です。で、彼らは、曲を探すときには、指折り数えながら曲名をぶつぶつと唱え、インデックスを引く。所変われば、って奴なのでしょうが、便利なのかなぁ?


in最近のIN

"LIVE Beautiful Songs"  (00.10.19)
7月に行われた、大貫妙子・奥田民生・鈴木慶一・宮沢和史・矢野顕子によるコンサート「Beautiful Songs」のライヴ盤。

CDの詳細については「やのコレ」の方に書いたが、演奏順にライヴの演奏曲全て収録というスタンスがとにかく嬉しい。CD化を前提とした録音が行われていなかったようで、音質や会場の拍手の拾い方などに残念な点もあるが、演奏の水準の高さと出演者達の雰囲気の良さが十分に伝わってくるCDになっている。5人のうち、誰か一人の名前でも耳にしたことがある人には、是非、聴いていただいて、このライヴのレヴェルの高さを実感していただきたいものだ。

最近、よく利用している通販サイト「CD Online Station NEO WING」で購入したのだが、正式発売日の翌日にはシンガポールに到着という手際の良さ。しかも、先行予約特典だったポスターを、規格外の大きさの箱にわざわざ緩衝材を詰めた上で同梱してくれている。いつ利用しても、申し込み後のフォローが迅速かつ的確で、非常に誠実なショップだと思う。


Bintan Resort  (00.10.22)
週末、インドネシア、Bintan島のリゾートへ行ってきた。

Bintan島は、わが家から車で10分のフェリー乗り場から、船で45分。一応、国外なのでパスポートは必携だが、かなり気楽に行けるところにある。この島には、リゾートと工業団地があるのだが、どちらもシンガポール政府の後押しを受けて開発されている。そのためか、リゾート内で使用される通貨はインドネシアのものではなく、シンガポール・ドルである。

今回利用した施設は、"Bintan Lagoon Resortビンタン・ラグーン・リゾート)"。敷地内に、ゴルフコースが二つ。プール、ビーチ、スパなどなどが備わっており、416室のホテルと貸別荘。Bintanリゾートの中でも、大規模なところの一つだ。

ざっと見たところ、宿泊客の半数はシンガポール人のようだが、後の半分を、西洋人と日本人が半々ずつぐらい占めているという感じである。館内の案内などは、英語と日本語の併記がほとんど。たまに、ハングル文字が混じっているので、韓国からの客も多いのだろう。

到着した土曜の午後は、あいにくの激しい雷雨に見舞われ、屋内でゲームをして過ごすことになった。今回の滞在は、職場のチームワークを高めるというお題目での会社行事だったのである。そのため、ゲームと言っても、チームワークやらコミニュケーション力を試す、やや教育的なものからスタート。なぜか、その後は、昔NHKでやっていた「連想ゲーム」大会を延々と続けてしまう。このゲームのルールは日本人には当たり前のように浸透していると思うのだが、シンガポール人には、馴染みがなかったみたいで、最初にルールを飲み込んでもらうのに一苦労。さらに、リーダー役になってしまうと、英語でヒントを出すのにも四苦八苦であった。夕食後はカラオケ。英語の歌と中国語の歌が半々。英語の歌といっても、私の苦手なバラード系ヒット曲とかオールディーズの類ばかりで、いささか辟易してしまった。こういうのは、チームワークを乱す態度で、本当は良くないのは百も承知なのだが、Led Zeppelinが歌われていた隣の部屋が羨ましい。

ということで、初日のメニューは、いささか勘弁、というものが続いた訳だが、日曜の午前中は自由行動。遅い朝食を取り、ビーチを散歩し、日陰でスコッチ・ソーダ片手に文庫本を読むという、私がイメージしていた通りのリゾートでの過ごし方を、3時間ほどだが、堪能させていただいた。特に海が美しいという訳でもないし、ゴルフ好きの人はともかくとして、娯楽面での充実度は低いと思うが、ぼーっと二・三泊するには良いところだろう。ただ、日本からわざわざ訪れるほどのところかと言われると、難しいな。



中国語(もちろん、Mandarin、広東、福建、台語などに細分されています)のカラオケで驚くのは、日本の歌が非常に多いこと。テレサ・テンや、チャゲ&飛鳥あたりは予想もついていましたが、中島みゆきやサザンの曲なども多数。中国語でカバーされ、原曲が日本のものだとは知られずに、ヒットしていることが多いようです。やはりアジアのメロディーなのか、中国語になっても、全然違和感が無いんですよね。