IN/OUT (2000.2.13)
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Ricky Martinの人気はこちらでも大したもので、大晦日のカウントダウンでも、Chingay Paradeでも、彼の曲は頻繁に使われていました。みんな、サビのところでは一緒に歌うのだけど、例の歌では、日本人はつい「アチチ」と口ずさんでしまい、恥ずかしい思いをすることになります。

日本の歌謡界なんて、まったく狭い井戸だぜ、と苦々しく思っていましたが、先日、電器屋の店先のテレビで、Mandarinバージョンのクリップを見かけました。七三分けに黒縁眼鏡の年齢不詳のおじちゃんが、妙にノリが悪くなったリズムで、件の歌を歌っている....。
まぁ、スペイン語圏の人や英語圏の人にとっては、「アチチ」との違いなんて、目くそ鼻くそなんでしょうが。


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今年もパレード  (00.2.11)
日本からの出張者との会食後、車で帰る他の人達と別れ、ぶらぶらMRTのCity Hall駅に向かおうとすると、どうも様子がおかしい。通り沿いに人だかりができている。近づくと、パレードをやっている。明日の本番を前に、今日はChingay ParadeのPreviewらしい。昨年があまりの人出だったので、今年は見に行くつもりが無く、日程を気にしていなかった。

Previewなので、だらだらと歩いているだけのところもあるが、フロートによっては本番さながらに気合いを入れているところもある。花火が上がったり、ステージで歌と踊りが繰り広げられたりして、それなりに盛況だ。

これまでOrchard沿いだったコースが、今年はCity Hall周辺に変更されたのだが、これは良い選択だったように思う。Orchardが繁華街の単なる一直線の道路なのに対し、今年のルートは、Raffles Placeの高層ビル、City Hall周辺の植民地時代のヨーロッパ風建築、公園、と変化に富んだ景色を背景に蛇行していくので、ぐっと良い雰囲気なのである。本番ほどの凄い人出では無いけれど、幻想的なライトアップの中、祭りの非日常感は十分に味わえ、嬉しい偶然だった。

それにしても、ステージの方から、都会派風おしゃれ系女性コーラスグループの
「It's a ちんげい」
という歌声が聞こえてくると、男子中学生マインドが刺激されてしまうな。



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今年もローヘイ  (00.2.11)
新年恒例の昼食会が開催された。

例によって、中華風刺身からスタートするコース料理である。日本の洒落た海鮮中華料理屋で出るような刺身じゃなくて、山盛りの野菜に魚は少し。そこに大量の蜂蜜をかけて、皆で「ローヘイ」と言いながら箸で高く持ち上げながらかき混ぜる。これで、今年の運気上昇を祈るという訳。

オフィスにいる上海出身の人に聞いてみたところ、このような習慣は上海には無いということ。中国本土で一般的と言うよりも、東南アジアの華僑の間に広まっている風習のようだ。

これはこれで、まぁ縁起物だから構わないのだが、この後もきっちりとコースで食べることは無いんじゃないのかねぇ。ちょうど旧暦の正月七日にあたるこの日は、同じように昼食会を催している人達で店内満員。そのせいか、料理が出てくるのに、いちいちインターバルが長く、結局2時間半の長丁場。オフィスに戻った後も、これだけ満腹になれば、眠くて仕事にならん。



去年の同じ時期と全く同じネタになってますな.....。
えーと、去年の最後に書いてた「David CronenbergのCrash」は無傷で通関されてきましたです。