数週間前からケーブルテレビが映らなくなっていました。普段は滅多にテレビをつけることも無いし、週末に色々と用事があったりして、ついついほったらかしていたのですが、ようやく今週電話して、修理に来てもらいました。
やってきた修理担当者は、いきなりボックス・セットにパンチ一発。と、一瞬にしてテレビ復活。この数週間、すっかり壊れたものと諦めていたのが、まさか、3秒もかからずに映るようになるとは....。最終的にはボックス・セットを交換することになったのですが、何か悔しい。
- メーカーがサプライ品で儲けているのは知っている (99.12.13)
- プリンターを買った。
昨年は9ヶ月の滞米に終わってしまい、結局、挨拶状の類は出さずじまい。こちらに引っ越した後も、コミュニケーションの手段が引っ越してもアドレスの変わらない電子メール主体となっている油断から、ごく一部の人を除いていまだに何の挨拶もしていない。年末のグリーティングカードの季節となり、ようやく重い腰を上げることにしたのだが、自分の悪筆を考えてのプリンタ購入である。
プリンタを持つのは、10年近く前に発売されたばかりのCANON BJ-10vを買って以来だ。こいつは、定価74,800円、モノクロ、360dpiの解像度、ESC-Pによる制御。時代を感じさせるスペックであるが、当時としては、真の「個人用プリンター」として画期的な商品だったと思う。しかし、買ってはみたもののほとんど使うことは無く、すぐにほこりをかぶってしまった。個人でPCを使う分には、画面で見ることができれば事足りる用途がほとんどで、印刷する必要性など滅多に無いというのが当時の結論だった。印刷時間がずいぶんとかかるので、年賀状にしてもプリンタを使うのは実用的とは思えなかった。
今回購入したのはHPの970CXi。CanonやEpsonの最上位機種に比べると、ややカラー印刷の品質が落ちるみたいだが、印刷速度や印刷時の静粛性などを考慮したトータルバランスでは、ベストと言える選択のようだ。もっともこれは、購入後にwebなどで調べた結果で、購入前にはスペックも調べず、もっぱらブランド・イメージだけで決定した。
いざ使ってみると、個人用インクジェット・プリンターに持っていた「遅い」「汚い」というイメージはかなり払拭された。っていうか、普段職場で使っているモノクロ文字ばかり印刷とは全く別次元の楽しさがある。ということで、懸案の挨拶状を印刷した後も、意味もなくデジカメの画像を印刷させてみたりしている。差し迫った用途も無いのに、色々なプリンタ用紙を買ってみたりしている。無駄遣いと分かっているが、しばらくは楽しんでしまいそうだ。
- Colors Extravaganza。長い。 (99.12.17)
- 勤務先で、"Colors Extravaganza"と題された、Annual Dinner and Danceが開催された。これが、ただの「忘年会」かと思っていたのだが、とんでもない。シンガポール内の四つの系列会社との合同行事で、例によって、配偶者や家族も参加。さらに代理店の人なども招待し、出席者は150人近く。エンターテインメント会社に司会やら余興を依頼した、一大パーティーだった。
案内状に記された開始時刻は夜7時だが、例によってのシンガポール時間で、実際のスタートは8時。いきなり、オカマのダンスショー。さらに、インド人のファイアー・マジックにゲーム大会。ディスコ・タイムに大抽選会(これまた、商品、賞金が、想像以上に高額)。終了したのは、午前1時近く。
プロが仕切っているだけに、余興の数々は意外に盛り上がったりしたのだが、何せシンガポール人はほとんど飲まない。それに合わせて、このパーティーの間、私が飲んだアルコールは、ワインをグラス一杯だけ。これで、テンションの高い余興に付き合うのは、かなり疲れる。しかも隣の席は部下の夫。無愛想にする訳にもいかないが、長時間会話するのは、さらに疲れる。
日本の忘年会は、二時間ぐらいで一次会が終わって、その後、行きたい人が二次会、三次会と流れていく、というのを説明すると、こちらの人は「なんで店を変えるのか?」と不思議そうだった。
配偶者や子供と一緒にしらふで楽しむ、というのは健全なパーティーで、飲んだくれてばかりの日本の忘年会からすると見習うべき点もあるような気もするが、それにしても真夜中過ぎまでって長過ぎないか? とにかく疲れたのである。
- The World Is Not Enough (99.12.19)
- 007の最新作。ボンド・ガールに、あのSophie Marceauという意外な配役。さらにDenise Richards(Starship Troopersの女性パイロット)やRobert Carlyle(The Full Montyの主役)といった、ややBっぽいながらも、興味を引く出演者の皆さんで期待したのだが、なんとも凡作。前作 Tomorrow Never Diesが、007映画のお約束を守りながら、ちょっと新しい味付けもした快作だっただけに、がっかり感倍増である。
007映画を「ご都合主義」といって非難するのは無粋だとは承知しているが、それにしても、もう少し上手な嘘をついてくれよ、と言いたくなる脚本と演出。それぞれの人物設定が物語の中で全然活かされてないのは呆れるほどだし、Sophie Marceauも、期待していたような美しさを発揮していない。
Qの後継者、Rに扮していたのが、Monty PythonのJohn Cleeseってところが、今後、期待できるところかもしれない。この映画の中では滑っていたけど.....。
テレビが直ったので、さっそくNHKのニュースをチェック。目当ては今日の甲子園ボウルの結果。
.......。なんと、放送権の都合で画像無し。なんで大学スポーツの映像を海外に流すのに、権利関係が絡んでくるのかよく分からないけど、とにかく悔しい。
その後の番組で、郷ひろみによるRicky Martinのカバーを見ることができました。文字媒体で知っていて、どんなものなのかずっと気になっていたのです。
.......。大学スポーツを放映しないのに、あんなものは国際放送で流せるんだ。よっぽど日本の恥をさらしているような気がする。
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