"Speak Good English Campaign"がまもなく開始されます。Singlishを前面に押し出したテレビのバラエティー番組などを政府がやり玉に挙げ、特に若者の英語を矯正しようと乗り出したのです。さすが、お節介国家 Singapore。
確かに発音は、英米人のものとはかけ離れているし、文法だって無視した日常会話が多いけど、彼らは間違いなくNative Speakersだと思います。英米人との会話に臆することもないし、映画館では、私には全くキャッチできない気の利いた科白らしいところで、場内爆笑、になっているし。
聞けば、産まれてすぐから、英語とMandarin、半々で子供を育てる家庭が多いとか。そのため、逆に、Mandarinが苦手な中華系住民も増えていて、"Speak Mandarin Campaign"というのも行われているのです。とにかく、中華系住民は最低二カ国語を完璧に使え、ということなのでしょう。それが、この国の海外からの投資価値を高める、という狙いなのでしょうが、ホント、キャンペーン好きな国家です。
- The Thomas Crown Affair (99.10.16)
- 1968年の同名映画(邦題は「華麗なる賭け」)のリメイク。ストーリーは荒唐無稽。真面目に考えたら、まったく現実味の無い人物設定である。
美術品を狙う泥棒紳士と、保険会社の美人調査員、とくると、"元祖007" Sean Conneryと"お色気系新進女優" Catherine Zeta-Jonesコンビの「Entrapment」と同じである。この豪華年の差コンビだと、絵空事がただの絵空事で終わってしまって、なんだか白けてしまったんだけど、今度の、"現役007" Pierce Brosnanと "あの年になっていきなりお色気に開眼" Rene Russoのコンビは、いい味を出していると思う。キャスティングの勝利だな。キャスティングと言えば、1968年版で主役を演じていたFaye Dunawayを、気の利いた役柄で登場させているのも巧い。
「お洒落」をキーワードに作られた映画のようだけど、John McTiernan監督では、どうしてもアクションっぽい絵作りになってしまうような気がした。しかし、音楽の使い方は、最近のハリウッド映画の中では出色だったと思う。見終わって10分で忘れちゃうお気楽映画ではあるが、その10分間は、結構良い気分だったりする。
- Orchardもまだまだ奥が深い (99.10.17)
- Orchard Roadまで久しぶりに買い物に。今まで、色々と探していて、なかなか良い物が見つからなかったティーポットをついに購入。地元のスーパー系だと、ティーポットなんて全然売っていないのである。何故なら、みんなティーバッグを使うから.....。いや、マジで。一方、伊勢丹とか高島屋といった日系デパートだと、いきなり高級ブランドの陶磁器になっちゃって、困っていたのだが、意外にも、地元系デパート TANGに充実した食器売場を発見。ここで取りあえずティーポットを購入したわけだが、また一つ、散財スポットができてしまった。
さらに、高島屋の入っているNgee-Ann City(義安城)の中に、RIMOWAのかばんの豊富な品揃えを持つ店を発見。日本じゃお目にかからなかったシリーズもずらっとならんでいるし、値段が日本に比べると半額ぐらい.......。またまた散財スポットか?
- 関西人は近づいちゃ駄目 (99.10.17)
- 高島屋地下のFood Courtには、たこ焼き屋やお好み焼き屋がある。以前試したたこ焼きは、割にまともな味だったので、今回はお好み焼きを食べてみた。
これが、ひどい。広島風お好み焼きのキャベツの分量を1/10にしたような生地の上に、ベーコンが並んでいるのだが、うどんとお好み焼きに関してはやたら口数が多くなる関西人の団体がここのお好み焼きを食べたら、間違いなく暴動になると思う。
それにしても、仕上げにソースを塗った後、おばちゃんが
「マヨネーズはいるか?」
「Yes, please!」
「チリソースは?」
「は? いらないよ」
「えぇっ! 本気か? チリソース、本当にいらないのか?」どこでお好み焼きの作り方習ったんだ、このおばちゃん?
Singaporeで圧倒的発行部数を誇る英語情報誌「8 days」の今週の特集は「J-POP, don't stop!」。掲載されている人気者は、写真掲載順に、Takashi Sorimachi、Speed、Utada Hikaru、Ayumi Hamasaki、Rie Tomosaka、Shena Ringo、Aikawa Nanase、Luna Sea、L'Arc~en~Ciel、Max、Da Pump、Every Little Thing、Chage & Aska、Puffy、Dreams Come True(全て原文のママ)。
その記事の中、こんな表現が
Japlish sounds cute
「J-popスターは、歌詞の中にどうしても英単語を入れてしまうのだが、それは英語とも日本語とも違うものになってしまう。」とか、
「J-popスターは、我々よりももっとエキゾチックなやり方で英語を発音する」とか、書かれています。
まぁ、読みにくいから? って、「The Sixth Sense」を「シックス センス」って平気で変えちゃう国民だからなぁ。日本でもなんかキャンペーンやれっ
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