シンガポール人を構成する主な三民族のうち、マレー系とインド系の女性達は、若い人でも伝統的な衣装を着続けています。人口の70%を占める中国系の人達が自由な服装をしている中で、それを貫いているというのは、背景にある宗教的・文化的束縛のせいなのでしょう。ノンポリ日本人から見れば、これだけ暑いのに、中国系住民が着ているノースリーブが羨ましくならないのか不思議なのですが。
一方、自由なファッションを謳歌している中国系の若い女性の多くは、「日本的」なものをかっこいいと感じているようで、日本語の入ったTシャツを着ている人をよく見かけます。日本人から見ると、「そんな恥ずかしい文章....」と思えるものも多いのですが、日本を訪れる英米人も同じような事を感じているのでしょう。また、日本人が欧米のファッション雑誌をありがたがるのと同じように、シンガポールの書店では日本の女性向けファッション雑誌を買っている現地女性も多く見かけます。
女性のみならず、男性でも、サッカー日本代表のユニフォームのレプリカ(中山、中田あたりが人気)を着ている人をよく見かけます。ちょっと、くすぐったいような気がするものです。
- Singapore Cable Vision (99.6.12)
- 今のところ、テレビをほとんど見ない生活を送っている。地上波で、2局 4チャンネル(各局2チャンネルずつ) + ニュース専門チャンネル1つ、さらにマレーシアの放送が2チャンネル入るのだが、英語の番組は疲れるし、マンダリン、マレー語、タミル語の番組はもっと疲れる。CDを聞いたり、Webをうろうろしていると、テレビを見る時間もほとんどない。
しかし、6月25日のNHK「トップランナー」に矢野顕子さんが出演されると聞いて、急遽、ケーブルテレビと契約した。NHKの国際放送の視聴ができるのである。映画専門チャンネルなどのオプションは付けず、基本プランにNHKを追加したのみで、月3000円ほど。
アパートへの配線自体は最初から完了しているので、セット・トップ・ボックスを取り付けてもらうだけでインストール終了。こんなに簡単に済むのなら、両親が来たときにNHKが映るようにしておけば良かった、とちょっと後悔する。さっそくスイッチを入れると、仁鶴師匠の「バラエティ生活笑百科」が映し出された。懐かしいやら情けないやら、オール阪神巨人が出ていなくて寂しいやら....
多分、そんなに見ることは無いと思うのだけど、CNNもMTVもBBCもNHKもいつでも見られると思うと、何か安心感があるように思えてくる。
- Foot Massageを少し見直す (99.6.13)
- 以前試してみて、いまいち感が強かった「足のマッサージ」であるが、再度、トライしてみた。前回のところは、訪れるのが外人観光客の方が多いようなロケーションだったので、今回はもう少し地元密着の雰囲気の所にしてみた。
店内に入ると、いきなり中国語で案内される。雰囲気は伝わるので、申し込み用紙に名前を書いたりしていると
「あ、日本人だったのか。中国人かと思ってたよ」
と、そこから英語に切り替えてくれたが、滞星4ヶ月半にして、大分日本人臭さが抜けてきたらしい。喜ぶべきか否かは、ちょっと悩むが。足の裏をマッサージをしながら、色々と体の不調な部分を指摘してくれるが、結構図星だったりする。本当に足の裏だけで分かるのか、実は体つきとかで判断して当てはまりそうな事を言葉巧みに言っているのかは定かでは無いが、とにかくも、こういうのはプロっぼくて嬉しくなる。
結局、入会金を払って会員証をもらってしまった。10回通うと、次の2回がただになるという。すっかり、うまく乗せられてしまったような気もするが、ま、良いか。
日本のファッションに関心を持つ人が多いものの、化粧法や髪型などは、日本人とはちょっと違う嗜好なのかな、という気もします。髪を切りに行くと、どうも納得のいかない仕上がりにされてしまうのも、いたしかたないのかもしれません。
そんな中、ルーズソックスをはいている女子学生を発見。この暑い国で、それを真似してどうする (^^;;
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