IN/OUT1998/12/12


日本でキーボードを叩いています。7ヶ月ぶりの帰国になります。

一応、今の自分にとっては「海外旅行」な訳ですが、過去に行った海外旅行や海外出張とは、当然ながら気持ちの在り方が全然違います。目的地の空港に降りたって、異国の空気を吸った瞬間に感じる、感覚のスイッチの切り替わりがありません。期待と不安と緊張が入り混じった、非日常へのスリップ、というのが無い訳です。改めて日本の風景を眺めると、米国とは全く異なる世界だと、つくづく感じるのですが、気持ちの上では「日常感」が連続している、と言うのは、面白い感覚です。


in最近のIN

物欲の鬼、東京へ 
ということで、さっそく買い物である。まずは、今、キーボードを叩いているこのマシン、CASIOのFIVA。日本のPC屋で驚くのは、小型ノートの品揃えである。この種の商品は米国ではあまり人気が無い。大きさと性能が比例すると信じ込んでいる人がまだまだ多いのだ。私が欲しかったのは、気軽に持ち歩ける1Kg程度のマシン。キータッチが絶妙な松下。巧い作りに感心させられるSONY。と散々迷った末、大きさを最優先してFIVAに決定。まだ、発売し始めたばかりなので、購入タイミングとしてはあまり良くないのは承知しているし(Libretto 20を買ってしまった教訓が生きていない、俺)、主なオプションがすべて別売なので、実質は結構高いし、キータッチは、いまいちだし......と、欠点もあるのだが、このサイズと質感に負けてしまった。キャンペーンで付属していると思っていた32MB増設メモリが、私が選んだモデム非内蔵モデルにはついていなかったのが、大誤算だったが。どこの店にも在庫は無く、次回、日本を訪問するときに購入するしかなさそうである。

本当は、服も大量に購入しようと目論んでいたのだが、どうも次の任地は「暑い」ところになりそうなので、今、冬物を大量購入するのは、あありにもお馬鹿である。ちょっとだけ買って我慢する。

あとは歯ブラシ(ブラシ部の小さい物が欲しいので)などこまごました物を色々と購入。それにしても、新宿・渋谷を随分歩き回った。これだけ歩いたのは本当に久しぶりで、すっかり足が棒である。



moving付録 : 今週のお引越し

家具処分計画あわや見直し
次の任地も、ほぼ確定となったので、総務部門へ新任地での家具について質問する。なんと、今持っている家具を全て持って行って欲しい。家具手当ては出ない、と言われてしまった。そうは言っても、すでに譲渡の約束しちゃったしなぁ。何よりも、ベッドなんか、船便で送れば2ヶ月近くかかるはずだ。それまで、どうやって寝ろと言うのか。

結局、調べてみると、今度の任地では「家具付き物件」が主流との事。家具を持っていく必要はなさそうで一安心。



と言うことで、慣れないFIVAでの更新なので、短めに。機内で泣き叫びつづける子供やら、失礼なタクシードライバーやら、悲惨なホテルやら、OUTネタも結構あったのですが、矢野さんのライブに行けたことで帳消し。

バタバタしたスケジュールで、会いたかったけど会えなかった人も多数。不義理ですまん、


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