アメリカの人たちは、とにかくよく声を掛け合います。スーパーマーケットのレジですら、店員が
「How are you doing?」
と尋ねてきます。最近ではようやく、
「Good! And how are you?」
支払い終了後に
「Have a good day!」
と言われれば
「You too!」
と、返せるようになってきました。
スーパーの店員ですらこうですから、会社内では、ちょっとすれ違っただけでも、二言・三言の会話が交わされることになります。初めは、なんだかわざとらしいような違和感もあったのですが、慣れてくると気持ち良いものです。
ここで気をつけなければならないのは、皆、誰に対しても、にこにこ笑いながら話し掛けるということです。
「いつもすれ違うたびに、微笑みかけてくれて、あの人はきっと私に気があるに違いない」
と勘違いする米国初心者は後を絶たないということですが、ここは、「食事に誘われた」という理由だけで女性従業員が男性従業員をセクシャル・ハラスメントで訴える国なのです(私の勤める工場であった実話です)。下手な勘違いをすると、社員生命に関わることになりかねない訳なのです。
- RingSide (98.8.21)
- どのくらい権威があるのか分からないのだが、「Tom Horan's America's Top Ten Club」というところが発行している「1998 America's Top Ten Steakhouses」の10位にランクされている、リングサイドというステーキ屋に行ってきた。
全米第10位という割には、あまりお高くとまった雰囲気の店じゃないな、というのが第一印象だっのだが、肝心のステーキも、「これで全米10位か?」というものだった。確かに柔らかいのだが、例によっての赤身肉であり、我々日本人が期待する肉の旨みはほとんど感じられない。
ただし、前菜で頼んだオニオン・リングは絶品だった。こんなに美味しい玉葱の揚げ物がこの世に存在していたとは!と唸る味である。これだけで、十分価値がある店だ。ワイン通の知人に紹介してもらっていた「DOMAINE DROUHINのPinot Noir」も堪能できて、肉で味わったがっかり感は帳消し。
- 5ヶ月しか持たなかった (98.8.22)
- 他人には「Windows 95は半年に一度は再インストールしなきゃ」と冗談混じりに言っていたのだが、この3月に買ったばかりのThinkPadの調子がおかしくなり、ついに、自分自身が95の再インストールをする羽目になった。
ディスクアクセスの具合がどうも変だったので、今回はFAT32をやめて、FAT16でインストールし直したのだが、どうだろう。今のところはちゃんと動いているようだが。
調子が悪くなり始めた頃から、ネットワーク接続したLibretto 20にデータファイルをバックアップするようにしていたので、大きな被害は無かったが、シェアウェアのパスワードを控えておいたテキストや、お気に入りだったWindowsの起動音のWavなど、バックアップが洩れていたファイルが一部消失してしまった。
こういう作業をユーザーがやらなければならないなんて、やはり、PCは、いまだに「好きな人用」の機械であり、普通の人が気軽に使うものじゃないなぁ、と実感した。売れ行きも落ちる訳である。CD-ROMとネットワークのおかげで、昔のように何十枚ものフロッピーディスクと格闘する必要は無くなったが、それでも元に戻るまでに半日はかかる。各アプリケーションの細かい設定等、完全復旧にはまだ時間がかかりそうである。
「Back to School」という活字があちこちで見られる季節になりました。学生の長い夏休みもそろそろ終わりです。この二ヶ月ほど、実習ということで勤務していた大学生も昨日で実習終了となりました。若者らしい気持ちの良い挨拶が聞けなくなるのはちょっと寂しい気がします。
朝晩はかなり涼しく感じるようになったし、夜も8時前には薄暗くなるようになってきたし、秋はもうすぐそこまで来ているようです。
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