IN/OUT (2021.12.19) |
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勤務先のオフィスの引っ越しがありました(歩いて2~3分のビルに移動しただけですが)。新オフィスは、テレワークの定着を反映して、フリーアドレス制。今時のスタイルなのでしょうが、慣れるまで、色々、試行錯誤しそうです。 最近のIN"The Matrix Resurrections" (21.12.18)"The Matrix"シリーズの新作を観てきた。世界中の厨二病の皆様に多大な影響を与えた第1作”The Matrix”の公開が1999年。前作の”The Matrix Revolutions”が2003年。三部作として完結したシリーズが、ほぼ20年ぶりに復活したことを喜ぶべきか、ハリウッドの企画不足を嘆くべきか、期待半分、恐れ半分での鑑賞だ。 製作陣も、その辺のことは十分承知していたようだ。この映画の中でKeanu Reevesは、"The Matrix Trilogy"という伝説的大ヒットゲームを作った有名ゲーム・クリエイターという設定。そして、彼が所属するゲーム会社の親会社であるWarner Bros.が、その続編を作ろうとしているということで、物語が始まるのだ。敢えて、メタ・フィクションにしてきたとは、うまい着想だ。 その後は、お約束の物理法則を無視したような超絶アクションの連続。新登場のキャラは、あまり魅力的とは言えないし、ストーリーに新鮮味は無い。しかし、厨二病のまま年を重ねたファン達が期待するものは全部見せましょうという姿勢は、いっそ、清々しい。 ただ、これで、新しいファン層を開拓できるのかは、いささか疑問ではある。まぁ、配信サービスの発展で、若い世代が"The Matrix"のような過去の名作を視聴するのが容易になっているし、「メタバース」が一般的な用語として浸透し始めている今なら。シリーズ初見の人にも、ハードルは低いのかもしれない。 そして、つくづく思うのは、映画製作陣も我々も、結局、Neo以上にTrinityが大好きなのだ、ということである。彼女を演じるCarrie-Anne Moss、しっかり歳は重ねていて、続投を聞いたときは不安もあったが、ここ一番のキレのよさと独特のクールビューティーぶりは健在。あと、この映画、ジャンルとしては「ネコ映画」に該当するかも。 しかも、テレワークの定着を反映して、社員数の半分ぐらいしか席は用意されていません。たまたま、皆のリアル出社が重なって、席が足りなくなったらどうするのか。 |