IN/OUT (2021.8.22) |
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先週末のモデルナ製ワクチン 2回目の接種後は、結局、9時間経過ぐらいから悪寒・発熱。翌朝には39.9度まで上昇した後、38度台が丸一日継続。接種後 48時間後に平熱に戻ったという顛末でした。二日間、仕事上は使い物にならず。まあ、これだけ強い副反応が出たのだから、効果も高いと信じることで良しとしようと思う、今日この頃です。 最近のIN"Free Guy" (21.8.21)Ryan Reynolds主演の映画を観てきた。 彼が演じるのは、ゲームの中のNPC。NPCとは、"non player character"のことで、プレイヤーが操作しないキャラクターのこと。日本語字幕では「モブキャラ」と表記されている(「ファミ通」が字幕監修に参加)。ゲーム内の仮想世界で戦いに巻き込まれる毎日を繰り返す中、AI技術によって作られた彼は、自我に目覚め、自立したキャラクターとして行動を始める。プレイヤー達がアバターを駆使して強盗などの犯罪を行うという暴力的なオンライン・ゲームの中で、主人公は、自由に、善い人として行動するのだ。 自我を持ったキャラクターがゲーム世界で活躍するだけなら、まあ、ありがちなアイディアだと思うが、この映画が良く出来ているのは、このゲームを作ったクリエイター達による現実世界でのドラマとシンクロしてストーリーが展開することだ。徹底した善人キャラが見事にハマっているRyan Reynoldsと、現実世界でのリアルな姿もゲーム内のアバターも共にキュートなJodie Comer嬢が繰り広げる良質で嫌みの無いラブコメ展開に萌え、ゲームの中で展開するNPC達が見せる絆に燃え、現実世界でのAI技術盗用を巡るハッカー戦に手に汗を握る。とてもよく考えられた設定だと思う。 ビデオゲームの世界では強力な存在感をいまだに見せている日本のゲーム文化へのリスペクトも嬉しいし、Ryan Reynolds(すなわち、Deadpool)繋がりのMarvel & Disney連合からの引用ギャグに大笑い。Dwayne Johnson、Hugh Jackman、John Krasinskiといった豪華スターが声だけのカメオ出演しているのも好きな人には堪らない。エンターテインメントとして極めて完成度の高い映画だ。 ワクチン・パスポートの入手も完了。オンラインで申し込んで、ほんの数日で届きました。我が自治体、中々頑張ってくれていると思います。 |