IN/OUT (2020.6.7)

徐々に日常が戻りつつありますが、職場は依然「原則テレワーク」。これは、それなりに定着したと思いますが、かつては週末に行くのが習慣だった飲食店が、週末営業を休止したまま。まだ本調子が戻らない感じです。


in最近のIN

PCを組む20.6.6

PC環境を一新しつつある。この数週間の検討の結果、新メインPCの構成は以下のようになった。先週、通販で発注したパーツが続々と届き、組み立てる。

  • ベアボーン:Iintel BXNUC10I7FNH(第10世代 Core i7搭載
  • メモリ:SanMax 260pin SO-DIMM DDR4-2666 CL19 32GB(Micron Chip
  • M.2 SSD:Western Digital WDS500G3X0C (WD Black SN750シリーズ
  • 2.5インチ SSD:Western Digital WDS100T1R0A(WD Red SA500シリーズ
  • モニター:LGエレクトロニクス 27UL850-W(27型 4K
  • キーボード: Microsoft Surface Ergonomic キーボード(英字キー配列
  • KORGのUSB DAC DS-DAC-100と、Flyng Moleのデジタルアンプ、そして、Eclipse TD307 IIスピーカーというPCオーディオ環境は現役続行。

新旧PCまずはIntelのNUC。純正の安心感と凝縮感が心地よい。今までのミドルタワー機の上に乗せて比較すると、この小ささ(ただし、電源アダプターが異様に巨大)。組み立ては、底版のネジを外して、メモリとSSDをはめるだけ。実作業は5分で終わり。残業後に帰宅してからの作業でも楽勝で、これで自作PCを名乗るのもおこがましいという感じだ。なお、本体が超小型な分、ケーブルが目立ってしまう。周辺機器を極力無線化すべきマシンだと思う。

超小型機故に、排熱を考慮すればSSDは1台にすべきだとも考えたが、旧い人間なので、どうしてもシステム用とデータ用の二つのドライヴを入れたくなる。結局、システム用にはM.2タイプの中では比較的低発熱と評判のWD Black。データ用には耐久性の高いWD Red。期せずして、Western Digital製で揃ってしまった(HDD時代は、Seagate派だったのだが)。

モニターは、ハードウェア・キャリブレーションに対応した4Kモニターとしては低価格のLGエレクトロニクス 27UL850-W。本格的なカラー・マネージメント・ディスプレイと呼ぶには、色域が sRGB 99%とやや弱いが、私の用途には十二分。そこかしこにコストダウンの苦労の跡が見える仕上げに賛否両論ありそうだが、私としては賛である。ベゼルが極めて薄いので、これまで使っていたNECディスプレイソリューションズの25型と外形寸法は大差ない。高精細な画面は目にも優しい。これで、Windows 10のスケーリング設定がもう少しきめ細かく出来れば良いのだが(175%と200%の中間が欲しい)。

キーボードは、多分、これで3世代ぐらい使い続けている、Microsoftのエルゴノミクス。仕事で使っているメカニカル・スイッチ式キーボード(FilcoのMajestouch MINILA。職場は赤軸。自宅テレワーク用は茶軸)の中毒性のある打鍵感も捨てがたいが、プライベートで使うには、手首への負担が極めて軽いエルゴノミクスが楽ちんなのだ。Ctrl2Capを用いて、Caps LockキーをCtrlキーに変更するのも忘れずに。

新PCWindows 10をインストールし、BIOSを更新。USB DACのドライバーを入れ、Office、秀丸(ストア版)、ATOK等々ソフトのインストールと環境設定を続ける。CD-ROMやDVD等のディスクは一切使わず、全てネットワーク経由でインストール出来てしまう。フロッピーディスクを山積みにしていた時代を経験してきた人間とすると、正に隔世の感がある。データ関連の移行もOneDriveと同期するだけで終了。

以前は大作業だったメインPCの入れ替えが、平日の残業後の作業でも数日でほぼ完了。前世代機に大きな不満が有ったわけでは無いが、やはり、新マシンの全てサクサク動く感覚は気持ち良い。


久しぶりに映画館に行く20.6.6

映画館の営業が再開された。まだ、新作の公開スケジュール立て直しが間に合っておらず、旧作と新作入り交じっての上映体制だし、東京アラートも発令中ではある。が、映画館は、満員にさえならなければ、観客が対面して座ることもないし、(特殊な上映形態を除いて)声を上げることもない。換気設備も条例で定められていて、感染リスクは小さいと思う。映画館存続応援のためという大義名分もあり、出かけてきた。

というよりも、チネチッタで、あの魂の傑作「バーフバリ 伝説誕生<完全版>」&「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」を連続上映しているということを知り、新PCの環境設定は中断。土曜の午後の6時間超、二作連続鑑賞で過ごす。

感染対策で、入場時に検温され、座席は一つおきに着席。「Avengers」シリーズ等の人気作も上映されているのだが、観客数は少ない。

「バーフバリ」。改めてストーリーを云々する事もないほど、繰り返し観ている映画だが、やはり素晴らしい作品だ。もっとも、このような機会にインド映画を集中上映するなら、SUPER STAR Rajniの傑作の数々の方が嬉しかったかもという気もする。まあ、日本でのRajniの知名度じゃ難しいかなぁ…


特に高度な使い方をする訳じゃなく、PCを組み立ててセッティングすることが自体が楽しい。まさに「手段が目的化」している状態です。これは、仕事上では忌避すべき事であっても、沼にハマるタイプの趣味には往々にしてあることだと実感する今日この頃です(オーディオも、その典型だな)。