IN/OUT (2020.5.17) |
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39県で緊急事態宣言が解除。東京の新規感染者数も着実に下がってきました。収束は近づいているようですが「完全に」というのは、難しいというか、不可能なのかもしれません。 最近のIN「ミチコ・靖子・卓志の三人会」 (20.5.16)清水ミチコ・光浦靖子(オアシズ)・田中卓志(アンガールズ)の3人がZoomで集まって、飲みながら話す。それを、150名が同時にZoomで視聴する(観客からの音声・画像発信は、原則禁止)、というイベント「ミチコ・靖子・卓志の三人会」に参加した。1,000円の有料イベントだが、清水ミチコ好きには堪らないメンバーだ。 開始は土曜日の18時。特にTV番組的な仕切りが有る訳ではなく、なんとなく三人が繋がって、光浦靖子が予定していたカナダ行きがキャンセルになったことで妹の家に居候しているという雑談的な近況報告から、緩い感じのままスタート。三人ともアルコールを片手に、お題も何も無く、雑談が続く。田中卓志はStay Home期間中に身につけた自炊スキルで用意したミョウガの和え物を食べつつ、清水ミチコはホームベーカリー焼きたてパンを披露しつつ、Wi-Fiに濃い・薄いがあるとか(5Gは濃いらしい)、スーパーマーケットでツナ缶は缶詰のコーナには無くて特売コーナに置いてありがちとか、小池百合子の物真似を挟んだり、田中卓志の小学校時代の変態ごっこ(エロくは無い。ジャングルジムを手を使わずに登ったり)の話とか、光浦靖子は小学校時代、天然の学級委員だったとか、田中卓志の眉間の皺がWi-Fiのマークになってるとか、TVに録画しておいたZIPを映すと照明代わりになるとか(画面全体が明るめ)、ほうれい線をほっぺの内側からの気圧で消すとか…。実に他愛ない。その間何度も、清水ミチコの家の猫が肛門を見せに来るし…。唯一、おっと思ったのは、リモート出演だと他の出演者の足を引っ張ることで取る笑いが難しい=そのような笑いは淘汰されていくのでは、という芸人らしい分析ぐらいか。 清水ミチコは気負ったところもなく普段通りの印象だが、光浦靖子はいつもより饒舌な感じ。そして、田中卓志はTVで見せるエキセントリックな感じが希薄で好印象。1時間の予定が、結局、1時間50分。みなさん、ほろ酔い気味になって話しがエンドレス状態になったところで、スタッフがBGMを強制的に捻じ込んできて、散会。 こういう状況だからこそ開催されたイベントだが、こちらも緩い感じで鑑賞できるし、リアルに空気感を共有できるところが嬉しい。今回は、清水ミチコだけWi-Fiが薄く、画像が途切れがちだったので、濃いWi-Fiを用意しなおして、また開催していただきたいものだ。 TOHOシネマズも一部地域で営業再開。しかし、新作ロードショーを行うわけにはいかない(そんなことをすれば、休館中の東京などから大量の人の移動が)。一体何を上映するのかとスケジュールをチェックしてみると、「オズの魔法使い」・「ベン・ハー」・「タワーリング・インフェルノ」・「ショーシャンクの空に」・「俺たちに明日はない」・「エデンの東」・「ブレードランナー・ファイナルカット」・「リオ・ブラボー」・「シン・ゴジラ」・「AKIRA(IMAX)」・「ミッドサマー ディレクターズカット版」・「パラサイト」等々。これらが全て映画館の大スクリーンで鑑賞できるとは!週末をずーっと映画館で過ごしたくなるようなとんでもないラインナップになっていました。東京の映画館が再開される時=全国の映画館が営業できるようになった時には、溜まりに溜まった新作映画が一気に上映されると思われるので、この夢のような企画を体験することは出来ないだろうなぁ。羨ましい! |