IN/OUT (2019.11.10) |
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タイヤが摩耗したブラーバの後継ロボット掃除機として、パナソニックのRollanを購入して3週間。ブラーバに比べると、動きががさつ(結構、激しくぶつかるし、狭いところで身動きが取れなくなる確率も高い)。やはり、定評あるブラーバを買い直した方が良かったかなと後悔もする、今日この頃です。 最近のINANNA MARIA JOPEK @ ブルーノート東京 (19.11.4)ポーランドのシンガーソングライター Anna Maria Jopek(アンナ・マリア・ヨペック)の公演を観に、ブルーノート東京に行ってきた。 彼女は、1997年のデビュー以来、ポーランドでゴールドディスクを10回、プラチナディスクを7回獲得し、ポーランド大統領から叙勲されている、かの国を代表するミュージシャンだ。とは言っても、私は予備知識は無く、東欧の実力派ミュージシャンが民族楽器も加えた編成でライヴを行うという情報のみで、興味をそそられ、参戦。 バックは、ピアノ(フルートとパーカッションも演奏)、ベース、ギターと木管楽器(ポーランドの伝統楽器)の3人。Anna Maria Jopekは、スタンディングで歌うが、手元にシンセサイザー(Virus TI)を置き、さらに、マイクを2本使用。1本は普通のマイクだが、もう1本はエフェクターに繋がっていて、これらを効果的に用いて、重層的な音を奏でる。 曲調は、大人の夜のジャジーな雰囲気。吐息成分多めで、R15+の歌声という印象だ。しかし、その重層的な音作りによって前衛的なイメージも強く、予想していたより遙かに刺激的。歌の途中で「メンバー ヲ ショウカイ シマース」と、囁くような日本語でメンバー紹介するところも、何だか、素敵にかっこよい。 アンコールはPat Methenyの曲。彼女が、"Prayer(Pat Methenyが矢野顕子の贈った曲)"をカヴァーしたら素敵だろうなと夢想する。 世界には、私の知らない、刺激的なミュージシャンが、まだまだいるのだと思い知った夜だった。 ”Terminator: Dark Fate” (19.11.9)”Terminator 2: Judgment Day”の続編を観てきた。邦題は、何故か「ダーク」ではなく、「ターミネーター ニュー・フェイト 」 1984年の”The Terminator”は、監督のJames Cameronにとっても、主演のArnold Schwarzeneggerにとっても、出世作と言える傑作だった。その後、シリーズ化され、"T2"は大好評だったものの、"T3"以降は(James Cameronが離脱したこともあり)失速。本作は、James Cameronがプロデューサーに復帰し、3作目から5作目を「無かったこと」にして、新たに"T2"の「正当な続編」として製作されたものだ。 ”Aliens(エイリアン2)”や、”Piranha Part Two(殺人魚フライングキラー)”など、続編作りが滅法上手い James Cameronの面目躍如といった出来映えだ。最初のカーチェイス・シーンは、新鮮味を出すのでは無く、敢えて既視感を感じさせる演出にしておいて、そこに、ハードボイルドな雰囲気に年齢を重ねたLinda Hamiltonをカッコ良く登場させるところなど、本当に巧みだなと感心する。ロケット・ランチャーがここまで似合う60代女性は、他にいないだろう。また、72歳になったSchwarzeneggerを、(年を取らないはずの)ターミネーターとして起用する工夫も、よく考えたなと思う。 ということで、お馴染みのメンバーの個性を活かしつつ、新キャラクターも上手く融合させた、満足度の高い、優れた続編だと思う。劇中で語られるジョークや、一人の女性を抹殺しようと未来から刺客が送り込まれてきた理由(オリジナルでは、将来の反乱軍のリーダーの母親を、彼を産む前に殺すというものだった)が、現代風にアップデートされていることも興味深い。 ただし、例によって、タイム・パラドックスについては、なんだか適当な気もするし、なによりも、冒頭で、”T2”が好きな人を愕然とさせる展開になる点は("Alien³"を思い出した…)、賛否両論というか、私は「否」だな。 Rollan購入からしばらく、クイックルワイパーのシートが上手くセット出来ずに悩んでいたのですが、説明書をきちんと読解していなかったことが原因だと判明。説明書の書き方が悪いと逆ギレしつつも、自らの理解力が、新しい物について行けなくなってきたのかもと思うと、ちょっと怖い… |