IN/OUT (2018.5.20)

Galaxy S9+これまで、頑なに使い続けてきたWindows Phoneですが、マイクロソフト自体が諦めたため、ついに、私もスマートフォンをAndroid端末に買い換えました。これまでのWindows Phoneからスペックは落としたくないので、こだわった条件は、大画面でQi充電に対応していること。私としては、iPhoneは全く考慮の対象外。

通販で届き、週末に色々とセットアップしていますが、やはり、WindowsとAndroidの作法の違いに戸惑いまくりです。


in最近のIN

"Rampage"18.5.19

中学生男子大興奮的映画を観てきた。米国でこの映画を紹介するには「1980年代のアーケードゲームを元にしている」、「主演はDwayne Johnson = プロレス団体WWEで大活躍したThe Rock」という二つがキーになるはずだが、日本ではどちらも馴染みが薄いと配給会社は判断したのだろう。映画のPRではそこにはまったく触れず、付けた邦題が「ランペイジ 巨獣大乱闘」。私も、元のアーケードゲームには詳しくないが、The Rock様の知名度って、そんなに低いのかなぁ?

ただし、この邦題自体は映画の本質をよく表している。巨獣が大乱闘する、まさにそれだけの内容なのだ。遺伝子操作を軍事利用して金儲けを目論む悪徳企業の実験が失敗。三匹の動物が巨大化&凶暴化して町を襲う、という設定からして中学生レベルの発想だが、その三匹が、ゴリラ、オオカミ、ワニ、というのが、素敵なまでに頭が悪そうだ(褒め言葉です)。

一方、人間側の設定も、見事なまでのステレオタイプ。Dwayne Johnsonが演じるのは、元特殊工作員(これも中学生ワードだ!)の動物学者。彼と組むのは、女性の遺伝子学者と、斜に構えた米国特殊機関のエージェント。これら善人チームに対し、悪人側は、悪徳企業の姉弟経営者。どちらも、人間性を深く掘り下げるような描写は皆無。さらに言えば、細かい設定やストーリーは穴だらけだ。

だが、ここまで割り切りられると、むしろ痛快だ。語り口のテンポも良く、良くも悪くも、観客の予想を全く裏切らない=見たいものを見せてくれる展開が清々しい。伏線や秘められたメッセージに頭を使う必要も無く、巨獣とDwayne Johnsonが大暴れする様子を眺めるのは、ポップコーン片手に楽しむには最適だ。まぁ、それ以上でもそれ以下でも無いが…



改めて感じたのは、Windows PCとWindows Phoneの親和性の高さ。この世界にずっぽり浸かれば、これはこれで便利だったのです。マイクロソフトのスマートフォンへの取り組みの鈍さで、評判の悪かったWindows Phoneですが、地道なバージョンアップを重ね、最後の頃には、(初期は絶望的なまでに使い物にならなかった)地図も、Outlookも、かなり使い勝手が良くなっていて、最初からこのクオリティで登場していれば、もっと違った展開になっていたはずなのに…。今更、Googleが提供する世界にずっぽり浸かる気はしないんだよなぁ。