IN/OUT (2015.6.28) |
|
ベラルーシ料理というものを食べに行ってきました。優しい味わいで中々好印象。つくづく、東京には世界中の料理屋が溢れているなと思います。 最近のIN「サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」@原美術館 (15.6.20)米国の画家・彫刻家、Cy Twomblyの個展を観に、原美術館へ行ってきた。絵画と彫刻の両方で活躍した芸術家だが、今回は、紙に描いた作品を集めた展覧会である。 20世紀を代表するアーティストの一人と称えられる一方で、その抽象画は「子供の落書きのような」とも表される。確かに、会場を一回りしてみても「良く分からない」というのが正直な感想だ。全くの抽象画もあれば、文字が書き込まれた作品もある(書かれた文字の意味もまた、よく分からない…。因みに彼は、アメリカ陸軍に従軍したときには暗号班に在職していたそうだ)。作品のタイトルも「無題」となっているものが多いし、展示に解説が付いている訳でも無い。素人には作者の意図が全く理解できない。 じゃあ、退屈かというと、そうでも無いところが芸術の力なのだろう。あまり作品に近づかず、ぼーっと眺めていると、結構、心地よい。白い壁に作品が並んでいるだけの素っ気ない展示方法だが、原美術館の雰囲気に良く溶け合っていて、効果的だ。 あまり知られていない国の料理だと、果たしてそれが本当に本国で食べられているのと同じなのか、判断が出来ないという問題はあります。海外で店を開く料理人には、自国の代表としての自覚を期待したいところです(海外で経験した日本料理屋を思い返してみると、うーん…) |