IN/OUT (2014.10.26) |
|
9年以上愛用してきた携帯電話、NOKIA製のVodafone 702NK。ついに、液晶画面にヒビが入ってしまいました。実用上は、差し支えないとは言え、そろそろ買い換え時か。 最近のIN"The Equalizer" (14.10.25)Denzel Washington主演最新作を観てきた。 監督はAntoine Fuqua。共演にChloë Grace Moretz嬢。スタッフも共演者も良い(特に、汚れ役に挑んだMoretz嬢は、さすがの存在感!)のだが、プロデューサーの一人でもあるDenzel Washingtonが、とにかく目立つ映画だ。 昼間は、ホームセンターで真面目に働き、夜は、深夜営業のダイナーでお茶を飲みながら読書をする物静かな男、Denzel。しかし、彼の周囲の人々が、理不尽な犯罪に巻き込まれると、人知れず、圧倒的な手際の良さ(暴力含む)で事態を沈静化させてしまう男。一体、彼の正体は? という物語なのだが、とにかく、Denzelが強い。肉体だけで無く、精神力も強いし、頭脳戦でも強い。完璧な強さのため、どんなに凶暴な敵が現れても、負ける気がしない。 ミュージック・ヴィデオで名を挙げたAntoine Fuqua監督らしい、大胆な構図、随所に挿入されるスローモーション・シーン、そしてアクション・シーンに流れる効果的なBGM。どこを切り取っても、笑ってしまうぐら「カッコ良い」のだが、それら、演出テクニックの全ては、ただ、Denzel Washingtonを引き立たせるために使われるのだ。 結局の所、この作品は、Denzel WashingtonのDenzel WashingtonによるDenzel Washingtonのための映画という、Denzel Washington原理主義映画なのだ。他のスター俳優にここまでやられると、嫌みになってしまいそうなものだが、Denzelだと許せてしまう。彼の凜とした佇まいのせいなのか。とりあえず、本当に善い人に見えてしまうのだ。たぶん、そう感じてしまう=原理主義に洗脳されてしまいそうなのは、私だけじゃ無いと思う。 新しい電話機を物色するのですが、シンプルなストレート型の端末は、日本市場では既に絶滅。折りたたみケータイって、あまり好きじゃ無いのだけれど、今以上の通信費を使ってスマートフォンにする気もしない。さてさて、どうしたものか。 |