IN/OUT (2014.9.21)

三年ぶりに、関連会社の関係スタッフが集まるミーティングが開催されました。普段、電子メールで仕事のやり取りをしているだけの人達と実際に顔を合わせるのは楽しいものです。夜の懇親会で、和食をつつきながら、ロンドンで働いている人と、タイ北部で働いている人が、水生昆虫について熱心に語り合う姿など、なかなか見られるものじゃない(ロンドン男性は、趣味の昆虫学の観点から、タイ女性は、食材としての観点から、という違いもまた面白く…)。


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買い物ツアー in TOKYO14.9.20

スカイツリーからミーティング参加者のうち、滅多に日本に来る機会の無い、アジア系の出張者の多くが、週末も自腹で日本に滞在するということで、どこか行きたい所が無いか、事前に聞いた結果、一番人気は、意外にも「アウトレット・モール」。結局、三人を案内することになった。あと二人、昼間は別行動だが、スカイツリーから夜景を見たいという人もいたので、その二人とも、夕方、ソラマチで合流し、食事後、スカイツリーに昇るという段取りで、週末を迎えた。

選んだモールは、三井アウトレットパーク木更津。規模が大きく、都心から距離はあるが、専用バスを使えば、移動も楽。土曜の朝、ホテルでピックアップしたシンガポール人・タイ人・中国人スタッフを、品川から高速バスに乗せ一時間。時折、雨粒が落ちてくる不安定な空模様の中、買い物開始。こちらの予想を遙かに超える熱心さでブランド物に食いつく彼女ら。帰りの荷物の量を考慮しているのか不安になる買いっぷりだ。なお、迎える日本側は、私とアシスタント、さらに荷物持ち要員として若手男性社員という布陣。女性ブランド品は良く分からない私は、ちょっと離れて行動させていただく。

買い物開始から二時間。食事を取るためにフードコートに集合し、各人の戦況を情報交換。食事時間も惜しいという人もいれば、アウトレットはそろそろ引き上げて、ここには無いデジタル・カメラを買いたいという人も現れ、ここから別行動をすることになった。私は、カメラの方を担当し、高速バスで東京へ戻り、秋葉原のヨドバシ・カメラへ。

ここでも、その買いっぷりは凄まじく、この日が発売日だったオリンパスのE-PL7購入を、ほぼ即決してしまう。決め手は、自分撮りがやりやすいということと、もう一つ、「最新型」で、周りの人はまだ持っていないということらしい。中国人らしい考え方だと感心していたら、購入を決めた後の値切り交渉が熾烈を極める。ヨドバシには中国人の店員もいるのだが、さらに、オリンパスからの応援社員も巻き込んで、結局、かなりの値引きに加え、8GBのメモリーカード二枚を付けることで交渉成立。関西出身の私ですら、立ち会っていて冷や冷やするような交渉に、腰が引けてしまう。

これで終わりかと思いきや、ヨドバシでの買い物は「化粧品」コーナーへ。同僚女性へのお土産に「資生堂」の何かを探すらしい。他にもストッキングなど予想以上の大量購入。ほぼ二時間、買い物をし続けるパワー、恐るべし。

スカイツリーの麓でようやく買い物は一段落。ソラマチに向かい、木更津で買い物を続けていた組と合流。荷物持ち要員の男性社員は、文字通り、抱えきれないような大荷物である。聞いたところ、あちらでも、激しい値引き交渉が繰り広げられていたそうだ。そこに、別行動していたタイ人二人も合流するが、彼女らも、アメ横あたりで色々買い込んできたらしい。

スカイツリーを間近に見ながらの食事後、ようやく「観光」。スカイツリーに昇る。雨が上がり、空気が綺麗になったせいか、なかなか鮮やかな夜景だ。先週、下見のために訪れていたので、二週連続のスカイツリーだったが、十分に楽しめる。さすがに、この眺望は皆さんも堪能してくれたようだが、やはり、ここでもお土産売り場に突入。恐るべき、購買欲だ。

ということで、観光よりも買い物の印象ばかりが残る週末で、本当にこれで良かったのだろうか?という気もしていたのだが、日曜日の午前中も、頼まれていたお土産が見つけられなかった数人のスタッフのため、買い物に付きあうことになった。「チョコエッグ」とか、「チョコビ」とかをスーパーマーケットで探す我々。せっかくの残り少ない日本滞在がこれで良いのか?という気もするが、結局、全て見つけることが出来、嬉しそうだから、無問題だな。



公共交通機関を使っての案内だったので、事前に、交通系ICカードを渡しておいたのですが、後から払い戻しをする時に手数料を差し引かれないPASMOの方が、Suicaよりも便利、ということは次回のために覚えておかねば。