IN/OUT (2013.4.28)

ゴールデーン・ウィークの冒頭、いきなり宿酔で半日潰すのは、我ながらもったいないと反省する今日この頃です。


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「清水ミチコのお楽しみ会 2013 〜清水ミチコ物語〜」13.4.27

清水ミチコのソロ・ライヴを観に、日本青年館に行ってきた。

開演前、ロビーに並ぶ花の中に、速水真澄(大都芸能株式会社)からの紫の薔薇があったのに、まずは吹き出す。さすが、芸が細かいのだ。あ、もちろん、矢野顕子から贈られた花もありました。客入れの音楽は、前に観た「バッタもん」の時もそうだったが、ビートルズなどの真似っこバンドの作品を流すという「物真似」に拘った選曲。やはり、芸が細かいのだ。

そして開演。ピアノを駆使した名人芸はもちろんのこと、ホーミーで動物を呼び寄せるという実験VTRや大物女優との対談などの映像ネタもぎっしり。どれも、しっかり作り込まれたクオリティの高いネタなのだが、かなりの部分は、TVではオンエアが難しそうな、歯に衣着せぬ系の物。まさにライヴならではの楽しさだ。

そして、いつもながら彼女のライヴで感心するのは、その音楽性の高さだ。槇原敬之、松任谷由実、中島みゆき、ドリカム、スピッツ、それぞれの作曲法を毒気たっぷりに指摘するネタなどは、他の追随を許さない彼女の本領発揮という感じ。ピアノの力量も、どんどん向上しているように思う。しかし、その音楽性が、アラビア語ポップス方面にまで暴走するとは…

今回のライヴツアーは、この後、別の会場でも観る予定。まだまだ楽しみなのである。



ということで、明日からちょっと小旅行へ。油断して何も準備してないけど、まあ、国内なんでクレジットカードさえ忘れなければ、なんとかなるか。