IN/OUT (2011.11.27)

先週、クリーニング屋との相性が悪いと書きましたが、ネガティブな思考は現実にさらなる悪影響を及ぼすのか、今週もまた、クリーニングに出していたお気に入りのシャツが行方不明に…。毎週、クリーニング屋相手に不毛な抗争を繰り広げているような気になってきました。


in最近のIN

「忌野清志郎 ナニワ・サリバンショー 〜感度サイコー!!!〜」11.11.26

忌野清志郎が主催し、2001年、2004年、2006年の三度、大阪城ホールで行われたイベントを映画化したものを観てきた。「ナニワ・サリバン」とは、米国の伝説的バラエティー番組 "The Ed Sullivan Show"のエドを、大阪=ナニワに置き換えたタイトル。

中心になるのはイベントのライヴ映像だが、合間に新たに撮影されたシーンが挿入され、単純な記録映画にはなっていない。大阪で伝説のライヴショーが開催。町には宣伝カーが走り、ラジオのDJが魅力を語り、人々が興奮する中、ライヴが進行するという構成に仕立ててある。故人が過去に主催したライヴを振り返るのでは無く、あくまでも現在進行形のイベントとして描きたいという、製作陣の想いが詰まっているようだ。

出演者が凄い。見せ場がある人達だけでも、石田長生、内田勘太郎、木村充揮、宮藤官九郎、斉藤和義、清水ミチコ、竹中直人、Chara、トータス松本、仲井戸麗市、中村獅童、間寛平、間慎太郎、ハナレグミ、HIS(細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美)、藤井裕、布袋寅泰、松たか子、矢野顕子、山崎まさよし、ゆず、Leyona。さらに、ライヴ・シーンに映り込むメンバーには、村上”ポンタ”秀一、武田真治、梅津和時、高野寛、コシミハル、浜口茂外也、吉川忠英などなどなどなど。

改めて、清志郎が唯一無二のミュージシャンだったと実感出来る2時間。このイベント、生で現場に居合わせたかったと、つくづく悔しい。さらに、矢野顕子好き&清水ミチコ好きの人には、お楽しみシーンも嬉しい。「映画」という枠組みでは語りづらい作品だが、大スクリーンでこの音と映像を観ることができるのは、何とも幸せだ。製作陣も出演者も、本当に清志郎のことが好きだったんだなと伝わってくる。

それにしても、これだけ凄いミュージシャンが勢揃いしていても、アメママン(間寛平)の登場に一番盛り上がってしまう大阪の観客。良い意味でアホである。



東京タワーネガティブな気分解消に、散歩の途中で撮った東京タワーの写真を。

あ、でも、この時はこの時で、立ち寄ったチェーンの喫茶店で、前に並んでいた人と店員が
「ここのお勧めドリンクはなんですか?」
「この季節には冷たいんですけど、私は、○○が好きなんですよ」
「やっぱり温かいのが飲みたいのでカフェオレをください」
という、不毛な会話をしているのを聞いて、イライラしてたんでした。それにしても、普通のチェーン店で訊く方も訊く方だけど、答える方も答える方だよなぁ。